神木隆之介、松山ケンイチ&桜田通を信頼 “3兄弟”アドリブシーン語る<大名倒産>
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◆神木隆之介、“3兄弟”松山ケンイチ&桜田通とのアドリブシーンとは
神木は時代劇初主演となる本作で、いきなり殿様になったと思ったら次々とピンチに見舞われる“巻き込まれ系プリンス”松平小四郎をコミカルに演じ、個性的な異母兄弟である新次郎を松山、喜三郎を桜田が演じる。
神木は「ごはんを食べるシーンがすごく印象的だった」といい、いきなり殿様となり兄がいることを知るという役を演じて「本当に兄弟になってきたんだな、なってるんだな、というあたたかさを感じた。撮影も楽しかった」と回顧。松山も「後ろでわちゃわちゃしているシーンでも、監督は何も言わなくて自由演技なんだよね」とアドリブだったことを振り返り、桜田が「僕はずっと『ぴょこぴょこ』言ってました。意外と使われていて嬉しかったです(笑)」と明かすと、「なんで食事の時に『ぴょこぴょこ』言ってるの!?おもしろい(笑)」と独特なキャラクターにツッコむ松山だった。
そのアドリブシーンの中で、松山が「確か、新次郎が『おかわり』って言ったらごはんをくれるのに、小四郎が『おかわり』って言っても無視されてたよね(笑)。めっちゃ細かいことをやっていた」と語ると、神木は「リハーサルの時に『じゃあ、僕もおかわり!』って言ったら聞こえてなくて、あれ?無視された?って感じになって、無視されたほうがおもしろいとなった」と経緯を明かした。
また、神木は2人について兄っぽいところを聞かれると、これまでも共演経験のある松山に対しては「決断力がある。早いです」と即答し、「困った時に『これどうしたらいいですかね?』と聞いたら、『こうでいいんじゃない?』とパッと決めてくれる」と頼りにしている様子。20年近くの関係性である桜田には「僕がどういう人間かを知ってくれていると思う」としつつ、「とにかく心優しくて、人の繊細な気持ちの動きにすごく敏感な方だな、というのは昔から思っています」と印象を語った。
劇中では突然兄弟になった3人だが、神木は「実際に僕は2人を信頼しているから、その雰囲気は出ていたんじゃないかなと思っています」と信頼できる松山と桜田だからこそ出せたものだったと自信。桜田は「出会ってから18、19年くらい。最後に背中をさするシーンは、もちろん喜三郎から小四郎に対する思いではあるんですけど、普段から隆は身の回りの人やお世話になっている人、仲間に対して、自分が頑張ることで返していきたいというところを持ってお仕事されている方なので、僕もその気持ちを持っていたので、上手く役柄と合わせてできたのかな」としみじみ振り返った。
◆神木隆之介主演「大名倒産」
本作は、数々のヒット作を生み出しているベストセラー作家・浅田次郎のノンストップ時代小説「大名倒産」(文春文庫刊)を、ヒットメーカー・前田哲監督が実写映画化した時代劇エンターテインメント。
ある日突然、徳川家康の子孫だと言われ、越後丹生山藩の若殿となる青年・松平小四郎。庶民から一国の殿様へと、まさにシンデレラストーリーかと思ったのもつかの間、実は25万両、現在の価値で借金100億を抱えるワケありビンボー藩だった。しかも、返済できなければ藩は倒産、小四郎は切腹?いきなり絶体絶命の大ピンチを迎える。(modelpress編集部)
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