新内眞衣、3年連続ヒロイン 舞台「熱海殺人事件 バトルロイヤル50’s」上演決定
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◆「熱海殺人事件」バトルロイヤル50’s 上演決定
2023年、「熱海殺人事件」は誕生から50周年を迎える。日本の劇曲で50年以上愛され、上演され続ける作品は数少ない。
そして、紀伊國屋ホール59年の歴史の中で、最も上演回数の多い作品であるつかこうへいの「熱海殺人事件」は、1973年の発表以降、翌年1974年に岸田戯曲賞を授賞、後に映画化される等、日本の演劇史上プロアマ問わず最も愛され上演され続けている作品(推定累計8,500ステージ)だ。50周年を迎え、「『熱海殺人事件』バトルロイヤル50’s」の上演が決定した。
◆荒井敦史&池田純矢、ダブルキャストで演じる
キャストには、“東京警視庁にその人あり”と言われた木村伝兵衛部長刑事は、『水戸黄門』や『HiGH&LOW THE WORST』など数々のドラマや映画、舞台に出演し、2020年ザ・ロンゲストスプリング、2021年1月ラストレジェンド、6月新・熱海殺人事件の3シーズンに渡り木村伝兵衛を演じ続けている荒井と、映画『THE LEGEND&BUTTERFLY』にて信長の側近、堀久太郎秀政役を、声優としては『TRUGUN STAMPEDE』にて主人公ヴァッシュの双子の兄、ミリオンズ・ナイヴズ役を演じ、また「エン*ゲキ」シリーズ等で作家、演出家としても活躍している池田がダブルキャストで演じる。
◆新内眞衣、3年連続ヒロインに決定
捨て身の潜入捜査を行うヒロイン水野朋子婦人警官には、2021年ラストレジェンド、2022年ラストスプリングで注目を集め、コアな熱海ファンの間でモストインプレッシブアクトレスと呼ばれた新内。乃木坂46卒業後、その活躍はバラエティーMC、ラジオパーソナリティ、舞台女優として華々しく輝いている。今回、スタンダードチームのヒロインとして登場し、3年連続のヒロイン出演は50周年記念公演の歴史に名を刻むことになる。
東京警視庁に転任して来る熊田留吉刑事は、『いつも心に太陽を』『広島に原爆を落とす日』『新・幕末純情伝』といったつか作品はもちろん、『あずみ』『フラガール』など岡村演出作品にはかかせない存在の高橋龍輝と、舞台『ハイキュー!!』をはじめ、2021年『新・熱海殺人事件』では大山役を演じるなど、数々の舞台に出演し、4月には映画『ゲネプロ★7』にて主演を務めた三浦海里がダブルキャストで演じる。
◆多和田任益、紀伊國屋ホール公演初“全役制覇”
犯人・大山金太郎は、舞台を中心に活躍し、ダンスエンターテインメント集団「梅棒」メンバーとしても活動中で、近年では振付も行うなど、多彩な才能を発揮している、多和田任益。熱海は、2017、2021年に熊田役、2020年には木村役を演じ、今回大山を演じることで、紀伊國屋ホール公演初の全役制覇となる。
演出は、つかこうへい没後2011年から13年に渡り紀伊國屋ホールでの『熱海殺人事件』をプロデュースし続けている岡村俊一が、そして、総合演出に、フジテレビエグゼクティブディレクターの河毛俊作があたる。河毛氏は、2001年テレビドラマ版の『熱海殺人事件』の演出も務めている。
◆「熱海殺人事件」50周年特別企画シャッフル公演決定
また、今回、50周年を記念して、スタンダード公演の他に、オーディションメンバーを加えたフレッシャーズ公演と、エキサイト公演、そしてキャストを大胆に入れ替えたシャッフル公演、トークショー等が予定されている。
フレッシャーズ公演は、水野役と大山役にオーディションメンバーを加えた公演で、オーディションで水野役に選ばれたのは、パチンコ「海物語シリーズ」のキャンペーンガール「ミスマリンちゃん」10代目に選ばれ、現在TBSテレビドラマ『王様に捧ぐ薬指』にも出演している、小日向ゆか。そして、大山役は、2022年度関西演劇祭にてベストアクター賞を受賞し、今年『新・幕末純情伝』にも出演した、北野秀気が挑戦する。
エキサイト公演では、2022年『初級革命講座飛龍伝』ヒロイン役を熱演し、映画『ヘルドッグズ』や主演映画『私の知らないあなたについて』など、数々の話題作への出演が続く、佐々木ありさが、水野役を務める。
また、誰が出るかわからない、ゲストも迎え、キャストを大胆に入れ替えた、シャッフル公演や、50周年記念イベントとして、50周年を記念し、スペシャルゲストを迎えたトークショーも開催。そして、“「熱海殺人事件」を若い世代にも繋げていきたい!!”ということで、日にち限定で割引価格を用意し、該当公演日は、開演前に演出家による熱海殺人事件の解説セミナーを実施する。(modelpress編集部)
◆「熱海殺人事件」とは
1973年に文学座に書き下ろされ発表された「熱海殺人事件」は、つかの代表作であり、最年少で岸田戯曲賞を受賞し、紀伊國屋ホールを拠点に、つか事務所の春の名物として、何度も再演を重ね、東京の春の風物詩とも呼ばれる程になった。「東京に出て来たら、紀伊國屋でつかこうへいの熱海を見る!!」と、当時の学生達のあこがれの演劇だった。
つか事務所解散後も、1986年に映画化、1989年の演劇活動再開時も、紀伊國屋ホールでの「熱海殺人事件」だけは、本人の手で上演され続けてきた作品である。タイトルを「売春捜査官」「モンテカルロイリュージョン」などと、変化しながら「熱海殺人事件」は紀伊國屋ホールで上演され続けた。主演も、三浦洋一、風間杜夫をはじめ、阿部寛、池田成志、山崎銀之丞、馬場徹など名だたる俳優陣が、歴史を作って来た。
2010年、つかは永遠の眠りについた。演劇界の巨匠が宇宙へと旅立った。しかし、紀伊國屋の「熱海殺人事件」は終わらない。この作品だけは、つかの遺志として、これからもキャスト・スタッフも変貌を遂げながら上演し続ける予定である。「熱海殺人事件」は生き続ける。
◆「熱海殺人事件」バトルロイヤル50’s 概要
会場:東京・紀伊國屋ホール
公演期間:8月4日~8月20日
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《モデルプレス》