FANTASTICS佐藤大樹、大切な人の死を経て感じた“悲しみの乗り越え方”<「around1/4」インタビュー後編> | NewsCafe

FANTASTICS佐藤大樹、大切な人の死を経て感じた“悲しみの乗り越え方”<「around1/4」インタビュー後編>

芸能 モデルプレス/ent/wide/show3
モデルプレスのインタビューに応じた佐藤大樹(C)モデルプレス
モデルプレスのインタビューに応じた佐藤大樹(C)モデルプレス 全 1 枚 拡大写真
【モデルプレス=2023/06/20】ABCテレビのドラマL「around1/4(アラウンドクォーター)」(ABCテレビ:7月9日スタート、毎週日曜よる11時55分~/テレビ朝日:7月8日スタート、毎週土曜深夜2時30分~ ※ほか地域でも放送予定)の主演を務める佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)のインタビュー後編。グループを引っ張るリーダーとして心がけていること、悲しみを乗り越えた方法―――太陽のような笑顔の裏に秘められた想いに迫った。

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◆佐藤大樹、FANTASTICSリーダーとして心がけていること

― 今回座長として、FANTASTICSのリーダーとしての経験は活かせそうですか?

佐藤:大いに発揮できるんじゃないかなと思いました(笑)!普段は僕より年上のメンバーもいる中でリーダーをやっているので、それよりやりやすいのかなと。また(今回座長としてまとめるのは)普段一緒にいる機会がない方々なので面白いなと感じますし、世代が近いのは良かったなと思っています。

― 今回もすごく良い座長になりそうですね!

佐藤:なれたらいいんですけど、自分のことでいっぱいいっぱいになりそうだなという不安もあるので…。そこはきちんと全うしたいです。

― 普段リーダーとしてメンバーと接する時に気をつけていることはありますか?

佐藤:最年少の子でもちゃんと意見が言えるような雰囲気づくりは心がけています。やっぱり思っていても言えなかったり、意見交換できなくなったりしたら嫌なので、耳を傾けることはすごく意識しています。僕から「どう思う?」と話を振ることもあります。

― EXILEの最年少として学んできたものがFANTASTICSの活動で活きることも?

佐藤:そうですね。先輩方をずっと近くで見てきたので、自分がいざリーダーの立場になった時には、先輩の今までの過去の行動をSNSでチェックしたり、過去のブログを読み返したりして学びました。

◆初ドラマ出演で感じた白濱亜嵐の優しさ

― 他のFANTASTICSメンバーの方も演技にチャレンジされていますが、他のメンバーの方にインタビューした時には佐藤さんにアドバイスをもらったというお話もお伺いしました。今もアドバイスしたり相談を受けたりすることはありますか?

佐藤:なんでかわからないんですけど、作品が決まったりするとみんな僕に最初に報告しに来てくれるんですよ(笑)。嬉しいけど、「そんな言ってこなくていいよ!」というか(笑)。やっぱり「良いな、作品決まったんだ」と羨ましく思う部分もあるじゃないですか。

特に(八木)勇征や(木村)慧人がサシでご飯とかサウナに行った時に「実はこの作品が決まりそうなんですよ、こういう役で…」「どういう作品を観たらいいですかね?」って聞いてくれるんですけど、僕も他の人よりたくさん作品を観ているわけでもないし、アドバイスできることもなくて…(笑)。それでもみんなアドバイスを求めてくれますね。

― では他のメンバーの方が出演情報を知るより先に佐藤さんがすでに知っていることも?

佐藤:そういう場合も全然あります(笑)。あとは昔僕がご一緒した監督とやるとか、昔僕が出演した枠でやるとか、そういうことも多いかもしれないです。

― 木村さんはセリフの覚え方についてアドバイスをもらったとおっしゃっていました。

佐藤:そうですね。慧人は本当に変わっていて、1番僕を慕ってくれているというか「兄貴兄貴!」って呼んでくれるんです(笑)。

僕の初めてのドラマ出演は、今はEXILEでも一緒に活動しているGENERATIONSの白濱亜嵐くんの主演作だったんですが、その時は亜嵐くんがホテルの部屋に呼んでくれて、台本の読み方を全部教えてくれたんですよ。「これが柱って言って、これがト書きって言ってね…」みたいな。なので、今は僕がそういうふうにやってあげたくなります。

◆佐藤大樹の悲しみを乗り越えた方法

― 佐藤さんから見た25歳はどのような年代ですか?

佐藤:子どもから大人に変わるけど、大人にもなりきれない世代というか、すごく絶妙で曖昧な時期なのかなと思っています。でも僕が25歳の時はちょうどコロナ禍が始まった時だったので、今の28歳までの3年間あんまり良い思い出がないんです。

24歳の時は、制服を着るような作品が立て続けにあったり、写真集の撮影で初めてハワイに行ったりとすごく楽しくて。そこからいざ「頑張ろう」と思った時に、LDHとして300公演以上のライブが中止になってしまったり、僕の中では25歳は悔しかったという印象しかないんです。

― モデルプレスの読者には、今壁にぶつかってる方もたくさんいます。そんな方に向けて、佐藤さんが悲しみを乗り越えた方法を教えてください。

佐藤:普段あまり落ち込んだり憂鬱になったりすることはないのですが、ちょうど1ヶ月前ぐらいに自分の大切な人が亡くなってしまって、その時久々に体調を崩しちゃって。でもその時、自分が落ち込んでいても、天国に行っちゃった方は嬉しくないんだろうなと思ったんです。明るくいないとダメだと自分に言い聞かせて立ち直ることができました。

だから、キツくても「乗り越えたらその先にもっと明るいことがある、楽しいことがある」と自分に言い聞かせて前向きな気持ちになるというのが大事かなと思います。

― 例えば仕事で上手くいかなかったことがあっても、次の日また仕事に行かなければいけない…ということもあると思います。そういう時はどのように切り替えていますか?

佐藤:あまり気にしないことが1番ですね(笑)!昔は引きずっていました。バラエティに1人で出て話を振ってもらったのに全然喋れなかった…みたいなことでめっちゃ落ち込んでいたんです。でも僕はバラエティを観るのが大好きで、ある日芸人さんで同じ悩みを話している方がいて。「もう気にしたら終わり」「スベったことを気にしないで次に行く」と言っていて、「あ、芸人さんでもそうなら、そんなに気にすることないんだろうな」と思って、そこからそういうマインドになりました。

― 貴重なお話をありがとうございました。

(modelpress編集部)

◆佐藤大樹(さとう・たいき)プロフィール

1995年1月25日生まれ。2014年「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」に合格し、EXILEの最年少メンバーとして加入。また、EXILEの世界とともにリーダーを務めるFANTASTICSとしても活躍中。

さらに映画「4月の君、スピカ」(2019)「小説の神様 君としか描けない物語」(2020)、ドラマ「liar」(TBS・MBSほか/2022)で主演を務めるなど、俳優としても精力的に活動。そのほかドラマ「理想ノカレシ」(TBS系/2022)「Sister」(読売テレビ・日本テレビ系/2022)など、数々の作品に出演している。

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《モデルプレス》

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