椛島光「なれの果ての僕ら」衝撃シーンを振り返る「とにかく痛さとか恐怖感を」 共演者との思い出も <モデルプレスインタビュー>
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【写真】美肌チラ見せが可愛い椛島光
◆52時間の残酷な“同窓会”「なれの果ての僕ら」
同作は、「週刊少年マガジン」で連載後「マガジンポケット」にて配信された内海八重氏による同名漫画が原作。同窓会に参加したクラスメイトの壮絶な監禁劇、そして極限状態の中で変貌していく人間の狂気を描く。
椛島が演じるのは、監禁されることになる四ノ塚小学校元6年2組の生徒・小山内彩。親友である相沢すみれ(北原ゆず)の発案で、制服で同窓会に参加したイマドキ女子。
◆椛島光、山場は「『もう見たくない!』って思ってもらえるぐらい」
― 小山内は第3話で大きな山場を迎えますが、とても難しい場面だったと思います。
椛島:そのシーンを観てくださった方々に「もう見たくない!」って思ってもらえるぐらい、とにかく痛さとか恐怖感を見せないとなって思ったので私的にも山場でした。
― 椛島さんがこれまで演じてきた役の中でも、ここまで壮絶な場面は無かったかと思います。その恐怖感はどうやって作り上げたのでしょうか?
椛島:あのシーンまでに、もう3人ぐらい死んでるんですよね、しかも結構衝撃的な死に方で。その恐怖感と、私個人としての恐怖感を結びつけてリアルに見えるようにお芝居しました。
◆椛島光の収穫「自分の今の時点の限界値を知れた」
― 同世代が多い現場の雰囲気はいかがでしたか?
椛島:年代は近いんですけどキャリアがバラバラで初めての子もいたり、だからこそみんなで団結して1つひとつのシーンを作り上げて素敵な空間でした。壮絶な中で誰かが死んでしまう大変なシーンでも、「大丈夫?」「ちょっと休む?」ってケアし合って温かい現場でした。
― 撮影を終えて充実感に溢れていたようですが、今作を経て椛島さんが成長できたことがあれば教えて下さい。
椛島:同年代とお芝居したことで、「ここ素敵だな」とか、みんなの個性を見ることができて、良い意味でたくさん刺激や学びを頂きました。衝撃的なシーンは体当たりなことが多かったので、自分の今の時点の限界値を知れたことも大きな収穫です。
― カメラが回っていない時は現場の雰囲気が変わるのでしょうか?
椛島:みんな和気あいあいと過ごしていて、だからこそ衝撃的な作品を乗り越えられたのかなって思います。でも、すごく重く突き刺さってくるシーンの前はみんな入り込んでいました。
― 椛島さんが印象に残っていることはありますか?
椛島:撮影の後半、月岡小紅役の吉田伶香ちゃんと仲良くなりました。小山内は泣くことが多くてメソメソしていたんですけど、カットがかかった後で伶香ちゃんと「ふふっ」と笑えることを話したりすごく和みました。
― 劇中では制服の小山内。キャスト発表時、SNSでは椛島さんの制服姿に反響も多かったです。
椛島:私は役と10歳差ぐらい離れているので「10年前に着ていた制服…大丈夫なのかな」っていう不安もあったんですけど、そういう声を頂けてちょっと安心しました。
◆椛島光が悲しみを乗り越えた方法
― モデルプレスの読者には、今壁にぶつかってる方もたくさんいます。そんな方に向けて椛島さんが悲しみを乗り越えた方法を教えてください。
椛島:自分を1番に考えて行動してほしいです。悲しかったら人目を気にせず泣いていいし、疲れているんだったら休んじゃっていいし、自分を甘やかしてまた次頑張ればいいから、悲しい時はとにかく自分を甘やかしてほしいなって思います。
― 椛島さんが自分を甘やかすときにすることはありますか?
椛島:お気に入りに入れていた欲しかった物を1個ずつ買っていくとか(笑)。
― (笑)。貴重なお話ありがとうございました。
(modelpress編集部)
■椛島光(かばしま・ひかり)プロフィール
生年月日:1996年6月8日
身長:157cm
出身:青森県
趣味・特技:ゲーム、散歩、映画鑑賞、動物と触れ合う/昭和歌謡を歌うこと、ピアノ(6年)
『仮面ライダーリバイス』で初めてドラマのオーディションを受けて、悪の女王アギレラ役に抜擢。その後、悪から改心して夏木花役となる難役を好演し話題に。2023年はNHKBSP「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」、テレビ東京ほかドラマチューズ!「なれの果ての僕ら」出演など、俳優として今後の活躍が期待されている。
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《モデルプレス》