SixTONES松村北斗「将来江口洋介さんになる」の声に言及 親族役キャスティング秘話明かされる<キリエのうた>
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モデルプレス/ent/movie
【写真】SixTONES松村北斗、茶髪イメチェン姿
◆アイナ・ジ・エンド主演「キリエのうた」
その溢れ出る感性で、国内はおろか世界の心を震わせてきた岩井監督×音楽・小林武史氏。そんな2人が奏でる新たな同作は、壮絶な運命と無二の歌声を宿したキリエの音楽がつなぐ13年に及ぶ壮大な愛の物語を描き、降りかかる苦難に翻弄される男女4人の人生が、切なくもドラマティックに交錯していく。
◆松村北斗、撮影の感想語る
姿を消したフィアンセを探し続ける潮見夏彦を演じる松村は、憧れだったという岩井監督の現場を経験した感想を聞かれると「初めて“映画は面白いものかもしれない”と気付いたのが、岩井さんの『リップヴァンウィンクルの花嫁』で、黒木さんが(主演として)出られていたもので、そこから岩井さんの映画ばかり観ていた時代があったんですけど、自分を取り込みながら毎日、目の前で作られていくというのは刺激的でしたし、この仕事を続ける上でとか関係なく、人生にとってとんでもない思い出の1つですね」と興奮気味に語り、これに岩井監督は「嬉しすぎますね。この上なく嬉しいです」と喜んだが、粗品は「そんなにですか?ほんま?」と怪しんで笑いを誘った。
そして、過去を捨て、名前を捨て、キリエのマネージャーを買って出る謎めいた女性・一条逸子(真緒里)を演じる広瀬は、『ラストレター』(2020)以来、久しぶりに岩井監督の作品に出演しての感想を聞かれると「岩井組ってこんな感じだったなってすごく思いました。北海道のロケのときに、岩井さんが自ら携帯の光で、右手で照明、左手でカメラって姿を見て、手作り感がすごいなと思って、一瞬一瞬、“今だ!”ってときに撮られるので、ライブ感があって楽しかったです」と回顧。
岩井監督はどんな人か問われると「少年のような、でもいつも疲れ果てています」と答えて笑わせ、これに岩井監督はここ数週間、徹夜続きだったことを明かし「今は労働基準法問題とかもあるので、その分、全部自分に来るんですよね。『お疲れさん』『お疲れさん』(とスタッフを帰し)『さてやるか』って寝ずにやって、やっとここに間に合ったって感じです。こんな自分を褒めてください」とお願いして会場から労いの拍手を浴びた。
◆松村北斗「将来江口洋介さんになる」の声に言及
さらに、夏彦の母・潮見真砂美を演じる吉瀬は「なんで私がキャスティングされたんだろうって思ったんですけど、松村くんの母親役と聞いて、(松村の)ファンの方が『親子をやってほしい』というリクエストが書き込みにあったのを見たことがあって、やっぱり顔が似てるからかなと。(夏彦の伯父・潮見加寿彦を演じる)江口さんもお兄さんなので、横から見てると3人(似ていて)、それで選ばれたのかなと思いました」と笑顔で話すと、岩井監督は「もちろん、親子関係をキャスティングするときって間違いなくDNAで繋がっているなっていうところを意識します。すずちゃん(と真緒里の母・広澤楠美を演じる奥菜)もそうなんですけど」と告白。
これに、奥菜は「1回だけ『広瀬すずちゃんに似てるね』って言われたことがあります」と打ち明け、広瀬は「嬉しいです」と声を弾ませた。
続けて、吉瀬と似ていると言われたことはあるか尋ねられた松村は「恐れ多いんですけど言っていただくこともありますし、“松村北斗、育成成功したら将来、江口洋介さんになる”みたいなことも言っていただけることが多いですね」といい、江口が「自分ではあんまりわからないですけど、きっとそれで(伯父役に)選ばれたんですね」と笑顔で返すと、松村は「恐れ多いです」と恐縮した。(modelpress編集部)
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