アイナ・ジ・エンド、BiSH解散後初公の場「呼吸を整えないと出てこられないくらい緊張」<キリエのうた>
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◆アイナ・ジ・エンド主演「キリエのうた」
その溢れ出る感性で、国内はおろか世界の心を震わせてきた岩井監督×音楽・小林武史氏。そんな2人が奏でる新たな同作は、壮絶な運命と無二の歌声を宿したキリエの音楽がつなぐ13年に及ぶ壮大な愛の物語を描き、降りかかる苦難に翻弄される男女4人の人生が、切なくもドラマティックに交錯していく。
◆アイナ・ジ・エンド、BiSH解散後初の公の場
歌うことでしか“声”が出せない路上ミュージシャン・キリエ(路花)を演じるアイナは、鑑賞後の関係者らの前に登壇すると「この日を迎えられてすごくすごく嬉しいです。私は初めての経験で右も左もわからない中、岩井俊二さんを筆頭にみなさんに助けてもらって、やっとやり切ることができたなって思っています」と目を輝かせ、「悲しいことも嬉しいことも、生きているから味わえるんだろうなって、命を燃やしていけるような歌を精いっぱい真心を込めて作れたので、届いていたら嬉しいです」とコメント。
MCを務めた粗品から「BiSHが解散して初の公の場ということでどんな感じですか?」と声をかけられると「錚々たるみなさんを目の前にすると覇気がすごくて、さっき階段の隅っこで呼吸を整えないと出てこられないくらい緊張していました」と吐露。
今回、映画初主演となったが、岩井監督から主演として抜擢された際の心境を尋ねられると「私は新生クソアイドルとしてBiSHというものを始めて、楽器を持たないパンクバントとして、本当に音楽が大好きで、ロックンロール一辺倒みたいな人だったんですけど、そんな私を岩井さんが見つけてくださって、拾ってくださって、夢みたいだなと。これを夢で終わらせちゃいけないんだなって思って、広瀬すずちゃんと松村北斗さんがいつも近くにいてくださって、お芝居をリードしてもらって、なんとかやり遂げられたなと思っています。本当に素敵な経験をさせていただきました」と感慨深げに語った。
◆アイナ・ジ・エンド、サプライズ歌唱披露
イベントでは、今回解禁された本作の主題歌『キリエのうた』をアイナがサプライズ歌唱する一幕もあり、歌い終えたアイナは「人前で初めて歌ったんですよ。(出来は)良かった」と安堵の表情を見せ、松村は「劇中で実はなかなか生歌を聞く機会があまり多くなかったんですけど、ワンシーン、衝撃的に隣で聞いたときがあって、そのときのことを思い出しました。この歌声によってこの作品は図太いシーンができているなというのを改めて思い出しました」と目を輝かせた。
また「広瀬は「アイナちゃんはお芝居も含めて周りの環境だったり、景色とか温度とか全部吸収して表現される方で、また現場のときとは違う声と魂を見られてすごく嬉しかったです」と感動していた。
そして、粗品もキーボード奏者・日高山茶花として出演しているが、「どうでしたか?僕」と尋ねられたアイナは「いてくれて嬉しかったです」と答え、「緊張しているかなと思って、3個くらいプレゼントをあげたんです。落ち葉と、食べたもずくとか、食べきれなかったチョコレート」と打ち明けると、粗品は「もうええわ!全部放(ほか)した」とツッコミをいれつつ、「和気あいあいとさせていただきました。ありがとうございます」と笑顔を見せた。(modelpress編集部)
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