日向坂46四期生“センターコンビ”が乗り越えてきた悲しみ「今からが勝負」と語るワケとは<正源司陽子&藤嶌果歩「Am I ready?」インタビュー>
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2022年9月に日向坂46の新メンバーとしてお披露目された、四期生12人。モデルプレスでは、前作に収録された四期生シングル「シーラカンス」でセンターを務めた正源司陽子(しょうげんじ・ようこ/16)、そして今作に収録されている「見たことない魔物」でセンターを務めている藤嶌果歩(ふじしま・かほ/16)にインタビューを実施し、これまでに悲しみを乗り越えた方法や今後の目標について聞いた。
【写真】日向坂46藤嶌果歩&正源司陽子、透明感溢れる密着ショット
◆正源司陽子が悲しみを乗り越えた方法
― モデルプレスの読者の中には今、さまざまな不安を抱えている読者がいます。そういった読者へ向けて、これまでの人生の中で「悲しみを乗り越えた方法」を教えてください。
正源司:私は中学生を卒業する少し前に、友達との関係性があまり上手くいかない時期がありました。そのストレスの結果、学業でも結果が出せなくなっていって、段々落ちこぼれていく自分自身に怖さを感じてしまうこともあったんです。そんな時期に私を支えてくれたのが、音楽。場に馴染めないような日があっても、音楽の世界に入り込むと気分転換ができて「明日はもうちょっと頑張ってみようかな」と思うことができていました。
その後、私は高校で最高の仲間に出会うことができたので、人生は本当に何があるかわからないなと思います。どこで落ち込んでしまうかはわからないのですが、何か少しの小さなきっかけで全てが変わることもあるので、今悩んでいる方がいるとしたら、その日までもうちょっとだけ頑張ってみて欲しいなと私は思います。
― アイドルになる前から身近に音楽があって、ずっと支えられてきたんですね。
正源司:はい。私は本当に音楽が大好きで、今でも休日は寝る前までずっと音楽を聴いています。「音楽で人の心は何度でも助けられる」と身をもって実感してきたので、アイドルという職業を通して皆さんにも伝えていけたらなと思っています。
― 正源司さんは前作の四期生楽曲「シーラカンス」でセンターを務めましたが、初センター期間中に不安があったときも、音楽に支えられていたのでしょうか。
正源司:そうですね。私は普段から家族にさえ不安なことや心配なことを言葉にしないというか、「自己完結したい」と思ってしまうタイプで…。センター期間中も悩みを抱えてしまったことがあったのですが、そんなときも帰りの電車でずっと音楽を聴いていました。「シーラカンス」もよく聴いていたのですが、曲を聴く度に好きになれましたし、「こんな世界観だったら、こんな表情をしてみたら良いかも」と発見することもできたんです。その時間があったからこそ、前向きに曲と向き合いながらセンター期間を乗り越えられたなと感じています。
◆藤嶌果歩が悲しみを乗り越えた方法
― 藤嶌さんは、これまでの人生の中で「悲しみを乗り越えた経験」はありますか?
藤嶌:私はこれまでの人生で嫌なことや辛いことがあっても、割と目を背けてしまうことが多かったので、「アイドルという職に就いた今からが勝負だな」と思っています。私はこの1年間、同期に相談しながら悩みを乗り越えて来たので、これからも同期と支え合いながら頑張っていければなと思います。
もし今不安を抱えている方がいるとしたら、私のように周りの人にどんどん頼って欲しいですし、なかなか頼れる人がいないとしたら、そういうときのために私たちアイドル、そして日向坂46がいると考えています。私たちを見て少しでも元気を出してくれる人がいるのであれば、とっても嬉しいです。
― 藤嶌さんご自身も、これまでの人生でアイドルに助けられた経験があったのですか?
藤嶌:私は昔からアイドルが大好きだったので、平日も休日も毎日アイドルを見て癒やされていましたし、坂道グループの先輩方のキラキラしている姿、かっこよく踊っている姿を見て「みんなすごいな。私もこういう女の子になりたい」と憧れていました。
だからこそ、グループに加入した当初は自分がアイドルになった実感が本当に湧かなかったのですが、この1年間の活動を通して「自分はアイドル好きの女の子じゃなくて、アイドルとしての気持ちを持たないといけない」と思うようになったんです。今は「誰かに憧れられるような存在になりたい」と思いながら活動しています。
◆正源司陽子&藤嶌果歩の夢を叶える秘訣
― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて、お2人が今思う「夢を叶える秘訣」を教えてください。
正源司:私もまだ夢を追っている立場ではあるのではあるのですが、「今自分は何ができるのかを考えて、目の前の努力を重ねていくこと」が大事だと思います。もちろん、大きな夢を見続けることは大切ですが、それを叶えるためには目の前のことを頑張らないといけません。努力の積み重ねが、きっと何かに繋がっていくと思います。
藤嶌:私は「少し気楽に考えてみること」も大切なんじゃないかなと思います。夢を叶えるまでの過程では“選択”や“分かれ道”で悩むこともありますが、「どちらに進んでも何とかなる」という気持ちを持つことも大事です。悩みすぎるとその部分だけに目が向いてしまいますが、少し気楽に考えることで全体を見渡すことができますし、自分が進んだ道に全力投球すれば後々後悔しないと思います。
― どちらも素敵な考え方ですね。最後に、お2人の新たな夢や今後の目標を教えてください!
正源司:グループとしては、四期生でライブをやらせていただけるくらい、皆さまから受け入れていただけることが目標です。個人としては、小さな頃からアイドルと女優さんに興味があったので、今後はお芝居もやらせていただく機会をいただけるように頑張りたいなと思います。
藤嶌:私は北海道出身なので、日向坂46のメンバーとして北海道公演をすることが夢です。皆さんに喜んでいただけるように、これからも頑張りたいなと思います!
― これからのご活躍も楽しみにしています。ありがとうございました。
◆日向坂46、インタビューこぼれ話
<こぼれ話1/四期生の中の美容番長を挙げるとしたら?>
正源司:せーのっ!
2人:小西夏菜実!やっぱり揃った(笑)。
藤嶌:彼女は元々美容部員を目指していたのでコスメに詳しいですし、お洋服も好きでファッションセンスも抜群なんです!一緒に買い物に行くと「これは可愛い。これはいらんやろ」とズバズバ言ってくれるので楽しいですし、オススメされると「はい、買います」となります(笑)。
<こぼれ話2/最近ハマっているコスメやスキンケアアイテム、美容法などはある?>
藤嶌:同期の山下葉留花からボディクリームを貸してもらったのですが、すごく良い香りな上にトーンアップするし、肌にも合っていて、すぐにメーカーとどこに売っているかを聞きました(笑)。とってもお気に入りのアイテムです!
正源司:私は、従姉妹で乃木坂46・五期生の五百城茉央ちゃんが誕生日くれた顔のマッサージ機と、浮腫を取るような美容液がお気に入りです。茉央ちゃんとは幼少期からよく会っていて、夏休みは毎日のように遊んでいたくらい家族のような存在なので、お互いにアイドルになった今でも会っています。
(modelpress編集部)
PHOTO:矢沢隆則
◆日向坂46・10枚目シングル「Am I ready?」
表題曲「Am I ready?」は、三期生の上村ひなのが初センターに抜擢。
全5形態の共通カップリングは四期生楽曲の「見たことない魔物」で、ほかにはそれぞれ「接触と感情」「ガラス窓が汚れてる」、一期生楽曲「骨組みだらけの夏休み」、二期生楽曲「君は逆立ちできるか?」、三期生楽曲「愛のひきこもり」が形態別に収録されている。
◆正源司陽子(しょうげんじ・ようこ)プロフィール
生年月日:2007年2月14日/星座:みずがめ座/身長:156.5cm/出身地:兵庫県/血液型:B型
◆藤嶌果歩(ふじしま・かほ)プロフィール
生年月日:2006年8月7日/星座:しし座/身長:158cm/出身地:北海道/血液型:不明
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《モデルプレス》