映画「バービー」原爆画像に反応で物議 日本公式が謝罪「極めて遺憾なもの」<全文>
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モデルプレス/ent/movie
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◆映画「バービー」アメリカ本社への見解示す
アメリカでは、映画「バービー」と、“原爆の父”と呼ばれるロバート・オッペンハイマーを描いた映画「OPPENHEIMER」が同じ7月21日に公開され、両作品を観ることを推奨する「Barbenheimer(バーベンハイマー)」というムーブメントが流行。またそのムーブメントの一環で、ファンによって原爆とバービーを組み合わせたファンアートの投稿もなされ、その投稿に「バービー」のアメリカ本社の公式アカウントは好意的な反応をしていた。
今回、日本公式Twitter(X)では「映画『バービー』のSNS投稿について」とし「このムーブメントや活動は公式なものではありません」と否定。
そして「一方で、このムーブメントに起因したファンのSNS投稿に対し行われた、映画『バービー』のアメリカ本社の公式アカウントの配慮に欠けた反応は、極めて遺憾なものと考えており、この事態を重く受け止め、アメリカ本社に然るべき対応を求めています」とアメリカ本社への見解を示した。
最後に「この配慮に欠けた一連の反応について、不快な思いをされた方々には、お詫び申し上げます」と謝罪の言葉を残した。(modelpress編集部)
◆全文
映画「バービー」のSNS投稿について
現在、いずれも7月21日にアメリカで公開されました映画「バービー」(配給:ワーナー・ブラザース)と映画「OPPENHEIMER(原題)」(配給:ユニバーサル・ピクチャーズ)の両作品を観ることを推奨する海外のファンによるムーブメント(#Barbenheimer)が起こっていますが、このムーブメントや活動は公式なものではありません。
一方で、このムーブメントに起因したファンのSNS投稿に対し行われた、映画「バービー」のアメリカ本社の公式アカウントの配慮に欠けた反応は、極めて遺憾なものと考えており、この事態を重く受け止め、アメリカ本社に然るべき対応を求めています。
この配慮に欠けた一連の反応について、不快な思いをされた方々には、お詫び申し上げます。
ワーナー ブラザース ジャパン合同会社
◆映画「バービー」
昨年映画化が発表されると、鮮やかなピンクに彩られ、最高のワクワクをくれそうな夢の世界を舞台、そして笑顔のバービーとケンの完璧な姿が話題に。昨年夏の時点でセレブの間ではバービーにインスパイアされた全身ピンクで着飾ったスタイル“バービーコア(Barbiecore)”がビッグトレンド。そしていよいよこの夏、映画『バービー』が日本上陸。完璧でハッピーな毎日が続く“夢”のようなバービーランドで暮らすバービーとケンが、ある日、完璧とは程遠い“人間世界”に迷い込み本当に大切なものを見つける最強のドリームファンタジーとなる。
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《モデルプレス》