樋口幸平が語る増子敦貴との絆「あっちゃん以外の葉を思いつかない」話題の濃密ラブシーン秘話も明かす<「体感予報」インタビュー> | NewsCafe

樋口幸平が語る増子敦貴との絆「あっちゃん以外の葉を思いつかない」話題の濃密ラブシーン秘話も明かす<「体感予報」インタビュー>

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モデルプレスのインタビューに応じた樋口幸平(C)モデルプレス
モデルプレスのインタビューに応じた樋口幸平(C)モデルプレス 全 1 枚 拡大写真
【モデルプレス=2023/09/07】俳優の樋口幸平(ひぐち・こうへい/22)にモデルプレスがインタビュー。MBSドラマシャワー枠「体感予報」(MBS:毎週木曜25時29分~、テレビ神奈川:毎週木曜25時~、ほか順次放送・TVerなどで見逃し配信、全8話)にてGENICの増子敦貴とともにW主演を務める彼が、繊細な描写で映し出されるラブシーンが話題の同作に懸ける思いとは。こだわりが感じられる制作秘話から増子との間の絆や尊敬などたっぷり聞いた。

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◆樋口幸平&増子敦貴W主演「体感予報」

コミックシーモアなどで累計DL数1,000万を突破、さらに「BLアワード 2023」コミック部門1位、「電子コミック大賞2023」BL部門を受賞するなどの話題作「体感予報」。

樋口が演じているのは、爽やかイケメン気象予報士として人気の瀬ヶ崎瑞貴。本性はとんでもない暴君で、崖っぷちエロ漫画家の棚田葉(増貴)と同居し家事全般からその他諸々のお世話をさせているという役どころ。劇中での2人の美しいラブシーンはネット上で大きく話題を呼んでいる。

樋口は2022年から2023年にかけてテレビ朝日系スーパー戦隊シリーズ「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」にて主演のドンモモタロウ(桃井タロウ)を務め話題に。今回の相手役を演じる増子も「機界戦隊ゼンカイジャー」に出演しており、戦隊作品出身同士で恋人役を演じることを受けて、ファンの間で注目を集めていた。

◆樋口幸平「体感予報」出演決定への思い

― まず、出演が決まったときはどのような印象を抱きましたか?

樋口:「ドンブラザーズ」後初の連続ドラマだったのですが、それが今回の作品ですごく良かったと思っています。これまではスーパー戦隊シリーズの樋口幸平として知っていただけていたんですが、そこから一個人の「俳優・樋口幸平」としてしっかりとみなさんに注目してほしくて。「体感予報」は、すごく挑戦的な作品でもありますし、2人でのシーンは多くの方に注目していただけるはずだと期待しています。

― 出演発表時のコメントでは、瑞貴役に不安もあるとお話されていましたよね。

樋口:ドラマで“イケメン役”をやらせていただけるのはすごくありがたいんですが、その“イケメン役”が来た1発目の不安というのはありました。

◆樋口幸平、“ドSイケメン”瑞貴と重なるところは?

― 葉の前では“暴君”となる瑞貴ですが、ご自身と重なる部分はありますか?

樋口:あります。瑞貴のような強い言い方まではしませんが、僕も本当に好きになった人に対してはあまり素直になれないこともあるので、その部分は似ているのかなと思います。あと、葉に対してもそうですが、誰かが照れくさくしている姿を見るのは好きかもしれないです(笑)。そういうところを見ると「可愛いな」と感じます。

◆樋口幸平、瑞貴役だからこそのこだわり

― そんな瑞貴を演じる上で意識した部分を教えてください。

樋口:この作品は瑞貴の魅力…色気やかっこ良さがないと成り立たないと感じたんです。それをしっかりと届けないと、原作ファンの方、ドラマを観てくださる方にも失礼ですよね。要所要所に瑞貴のターニングポイントとなるようなセリフがあるので、そこを自分の中に落とし込んで、セリフが浮かないようにしなくてはならないとすごく感じました。

そのために、色気が出るような声の出し方は気を付けましたし、僕自身骨格を褒めていただくことが多くて、横からのアングルで撮る場面があったので、そこでどう映れば一番綺麗に映るかを考えました。

― 確かに横顔もお美しいです。

樋口:監督とも相談させていただき、あえてモニターを観に行くことを増やしました。画が綺麗であるからこそ成り立つ作品だと思いましたし、お芝居の部分が当然大前提であった上で美しく見せたい。監督やプロデューサーさんもそういった意思を持っていただいていたので、僕たちが一番映り方を知っておかないといけないと思いました。OKにならなかったカットは、横顔から目線まで、どこがダメだったのか知ってからもう1回演じるようにしていました。

― 特に画の美しさが支持を集めていますよね。

樋口:そうですよね。恋愛作品において画はすごく大事です。僕も一視聴者として観る上で、2人のシーンが綺麗であればあるほど、観ていて引き込まれますので。

― フレッシュな俳優の方々がBL作品に出演することもどんどん増えていますが、これまでに観た作品はありますか?

樋口:たくさん観ました。「美しい彼」(MBS/2021・2023)「みなと商事コインランドリー」(テレビ東京系/2022・2023)「永遠の昨日」(MBS/2022)「飴色パラドックス」(MBS/2022)…あとは、東映で同じ時期を過ごした前田拳太郎くんも「君には届かない。」(TBS系/9月26日放送スタート)でW主演するので、「一緒に観ようぜ」などと話していました(笑)。同世代の俳優みんなでこのクールを盛り上げていけたらと思っています。

◆樋口幸平、恋人役・増子敦貴は「現場に入った瞬間から好き」

― 葉役の増子さんのことは、どの段階から恋愛相手として意識できましたか?

樋口:現場に入った瞬間から好きでした。あっちゃんの人柄は誰からも好かれますし、すごく素敵な方なんです。あっちゃんがいることで場が和んで現場が成り立つ部分もありましたし、救われました。本当に心の許せる存在だと思っているので、プライベートでの絆の部分が出た良い作品になっていると思います。

― この作品以前に深く関わることは少なかったのでしょうか?

樋口:僕の1つ前のシリーズの「機界戦隊ゼンカイジャー」に出演していて、撮影時期が違ったので、ただただ先輩というイメージでした。ですが、この作品ですごく仲良くなって、一緒の取材でも和気あいあいとできました(笑)。

◆樋口幸平「あっちゃん以外の葉を思いつかない」

― そうなのですね。まさに戦隊作品に出演された方同士で恋愛作品を演じることが大きく話題でしたが、共演を知ったときは驚きましたか?

樋口:驚きました!僕が瑞貴役を演じることを聞いたときには相手が誰になるかまだ知らなくて。やっぱりキスシーンなどもあるので相手はすごく大事だと話していたんですが。ほんと、あっちゃんで良かったです。他の人でも素敵な葉ができていたと思うんですが、僕はもうあっちゃん以外の葉を思いつかない。やりやすさや、僕に対してかけてくれる言葉とか…。そういうのを含めて「あっちゃんで良かった」としか思いません。

― 増子さんからはどのようなお言葉があったのでしょうか?

樋口:「この作品は瑞貴のかっこよさを出さないと俺はダメだと思うから」という言葉をいただきました!おかげでのびのびと演じることができました。

◆樋口幸平、増子敦貴から受けた刺激「すごく尊敬」

― 同世代の俳優として、増子さんから刺激を受けた部分もありましたか?

樋口:“かわいさ”です。この業界ではそれが本当に大事だと思っています。あっちゃんがいると現場が明るくなるから本当に楽しくて、スタッフも俳優陣もみんな現場に来たくなるんです。それはあっちゃんの人柄ですごく尊敬している部分で僕自身も見習いたいと思っているところでもあります。

― 樋口さんにとって増子さんはどのような存在ですか?

樋口:信頼できる人です。それはこの先もそうです。

◆樋口幸平、増子敦貴との濃密ラブシーン秘話

― 濃密なラブシーンも多いですが、撮影前に2人で打ち合わせをすることはありましたか?

樋口:撮影前のスタッフさんとの打合せ以外では2人の打ち合わせなどはせずにまずは実際に演じることが多かったです。

― 演じていて大変だったシーンはありましたか?

樋口:僕にとっても、あっちゃんにとっても初めてのベッドシーンの撮影だったので、それは大変でした。2人で「どうしよう」と。だけど、とにかく良い物にしようとあっちゃんと頑張っていたら、プロデューサーの方が大絶賛してくれました。

― 印象的だった撮影中の出来事を教えてください。

樋口:ありすぎるぐらいです(笑)。マッサージをしてもらうことはよくありました!あっちゃんがマッサージをするのがすごく得意だとのことで、僕もつい甘えて「してして」とやってもらっていました。

◆樋口幸平、体作りは週4回のジム

― 肉体美も話題だと思いますが、トレーニングなどで鍛えられたのでしょうか?

樋口:この作品に入る前にパーソナルジムに行って、週に4回ほどトレーニングをしました。筋肉の付き方1つで全く違うものになると思うので、僕はまだまだ出来上がっていないのですが、少しでも良く見えるように頑張りました。

◆樋口幸平、“登竜門”に出演する上で感じる覚悟

― スーパー戦隊、そして今回のBL作品と若手俳優の方々の“登竜門”とされる作品が続いていて、どんどん俳優としての波に乗っていると思いますが、作品を通じてご自身の成長を感じた部分はありますか?

樋口:確かに「登竜門だね!」と言われる作品が続いているのですが、だからこそ頑張らないといけないと感じています。そういう括りもありますが、それを気にせずに精進していきたいと思っています。

身に付いたことというと、今回は気象予報士さんの役なので、クランクインする前に実際の気象予報士さんにお会いして講義を受けたんですが、そのときに参考書や参考映像から得られるものとは全く異なる学びを得たんです。そこから演技にも確実に変化があったと思っているので、僕はこれからも実際に体験しないと吸収できないと感じられたことが、役者人生として1つの発見でした。

◆樋口幸平の悲しみを乗り越えたエピソード

― モデルプレスの読者の中には今、さまざまな不安を抱えている読者がいます。そういった読者に向けて、樋口さんのこれまでの人生の中で「悲しみを乗り越えたエピソード」を教えてください。

樋口:何事も行動することが大事です。行動力があるかないかで全く違うと思うんです。行動力があれば向上心にもなるし、行動力が高いからといって悪いことは1つも無いはずです。何か悲しいことがあったらとことん落ち込んでもいいと思います。その分同じような波が来たら絶対に乗り越えられるので、一度全力で悲しむことも大事ですが、それを2度繰り返すのは違う。その場で寝転んで考えていることと、外を歩いているときに考えていることは絶対に違うので、どこか向かって動く行動力で乗り切ることを大切にしています。

◆樋口幸平、日向亘・前田拳太郎・綱啓永…俳優仲間との熱い絆

― 樋口さんにとっての頼れる存在というのは?

樋口:同じ事務所の日向亘、あとは前田拳太郎、そして綱啓永くんは、忙しいときもありますが、ほとんど毎日会っています。前田拳太郎と日向亘に関しては、僕が「ドンブラザーズ」をやっていたときに仮面ライダー(『仮面ライダーリバイス』テレビ朝日系/2021~2022年)をやっていた同期なので、戦友というか、同じ苦しい時間を乗り越えてきた仲間です。大変だった時期も一緒に乗り越えたという、信頼できる部分があるし、人間性も知っているし、それも含めてやっぱり良きライバルなんです。一緒にがんばっていきたいと心から思える、一番心を許せる人たちなのかもしれない。

◆樋口幸平の夢を叶える秘訣

― では最後に、モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて、樋口さんの「夢を叶える秘訣」を教えてください。

樋口:僕もこれからの夢がたくさんあるんですけど、まずは想像することが大事だと思います。自分がその仕事をしたときの周囲の反応や、親から言われることなど、環境の変化を想像してみると行動力に繋がると思っています。そこからどう動けば良いかわからなくても、まずは想像したら自ずと何をしたら良いのかわかるはずです。

― 今樋口さんが想像している夢はありますか?

樋口:あります。スーパー戦隊シリーズのレッド出身としての誇りは持ちつつ、視聴者の皆さんには「樋口くんはスーパー戦隊のドラマに出演していたんだ!」と逆に思っていただけるぐらいの俳優に早くなりたいです!

スーパー戦隊の作品を撮影している時期、今ご活躍されている俳優さんたちの話をスタッフさんがしてくれることが多かったんです。例えば「(松坂)桃李さんは~だった」「志尊(淳)さんは〇〇だった」とか…そういう話を聞くとすごく勉強になり励みにもなっていました。

― それが樋口さんにとっても刺激になっていたのでしょうか?

樋口:そうです。レッドを演じられた方たち、仮面ライダーを演じられた方たち全員がそうだと思いますが、将来撮影現場で話題になることがあったら、そのときのスーパー戦隊の子たちの刺激にもなるかと思うんです。とにかく、今頑張っていらっしゃる先輩の方々に継いでいけるように成長していきたいと思っています。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

◆樋口幸平 プロフィール

樋口は2000年11月30日生まれ、兵庫県出身。2019年サッカーJリーグプロ育成選手として活躍するも怪我で断念。選手を諦め東京に遊びに行った際、路上でスカウトされたことがきっかけで俳優を目指すようになり、芸能界デビュー。高身長を生かしモデル活動をしながら演技を勉強し2022年に放送された「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」で主演に抜擢され一躍知名度を上げた、今注目の俳優だ。

◆「体感予報」第4話あらすじ

瀬ヶ崎(樋口幸平)と葉(増子敦貴)が同居していることは誰にも知られていない。ところが突然万さん(松村沙友理)が葉の家を訪ねて来て、葉の彼氏が瀬ヶ崎だとバレてしまう。仕事モード全開で万さんに親切に接する瀬ヶ崎。友人である万さんに嫉妬した葉はついつい酒を煽ってしまい……。

【Not Sponsored 記事】

《モデルプレス》

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