古市憲寿氏、ジャニーズ会見に指摘 東山紀之・井ノ原快彦へ「事実上のアウティングを強要」
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モデルプレス/ent/wide/show
【写真】ジャニーズ事務所「再発防止特別チーム」について説明 元マネージャーの“性加害報道”も調査へ
◆古市憲寿氏、ジャニーズ性加害問題に対する見解つづる
4時間にも及ぶ会見では冒頭、藤島ジュリー景子前社長の辞任、そして東山紀之が新たに社長に就任することを発表。2人は性加害の事実を認め謝罪し、今後の対応について被害者への補償や新たな事務所を構築していく上での取り組みを明かすとともに、記者からの質疑応答にも応じた。同会見には、ジャニーズアイランド社長の井ノ原快彦も出席していた。
古市氏は、同会見について「記者からの質問にはレベルの高いものも多く、メディア全体が変わるきっかけになるようなやり取りが見られてよかったです」とコメント。その一方で、東山、井ノ原に対して、被害を受けたことがあるかという質問については「事実上のアウティングを強要していて、セカンドレイプにもつながりかねないと危惧しました。実際に被害を受けても、自分の判断でそれを言わない、言えない場合もある。そこに他人が土足で踏み込むのは、絶対に違うと思います」と自身の見解を記した。
そして「このジャニーズ問題に関して、一番の加害者はこの世にいない」とジャニー氏は既に亡くなっていることに言及。「大切なのは、この社会が似たような問題を起こさないこと。たとえば男性も性被害にあうという認識を広めること。相談しやすい仕組みを作ること」とし「被害者に寄り添うふりをして、過去を野次馬的に暴くことじゃない」と指摘した。
◆ジャニーズ性加害問題
ジャニーズ事務所は5月14日、元ジャニーズJr.で歌手のカウアン・オカモト氏がジャニー氏からの性加害を訴えていたことを受け、「当社創業者である故ジャニー喜多川による性加害問題につき、大きな失望とご不安を与えてしまい、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。ジュリー氏による動画と文書を公開した。
そして26日には、書面にて「心のケア相談窓口の開設」「外部専門家による再発防止特別チームの設置」「社外取締役」の3つの対策を発表。6月12日には事務所が新たに設置した「外部専門家による再発防止特別チーム」が会見を行い、その後8月29日に特別チームが調査報告書を公表。ジャニー氏のジャニーズJr.に対する性加害問題が事実だと認められたことを明らかにし、再発防止策として代表取締役社長である藤島ジュリーK.社長の辞任を提言していた。(modelpress編集部)
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