「最高の教師」HKT48田中美久&莉子、苦労した役作り・励まし合った期間 松岡茉優・芦田愛菜の素顔も「指原さんに…」<モデルプレスインタビュー>
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【写真】「最高の教師」「最高の生徒」総勢34人が集結
◆松岡茉優主演「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」
「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」は、“完全オリジナル脚本”の作品となっており、2019年に同局系で放送されたドラマ『3年A組ー今から皆さんは、人質ですー』を手掛けたプロデューサーと監督が贈る、新たな時代の学園ドラマ。松岡が演じる物語の主人公は、3年D組の担任・九条里奈。卒業式の日に「担任生徒の誰か」に突き落とされ、そして時を遡る。教卓に立ち、目の前に見えるのは1年後、自分を殺害する「30人の容疑者」。“覚悟”を決め、教室、人生、その全てを覆し命がけで生徒に向き合っていく。
田中が演じるのは、世界に愛を抱き接する自称天然系ハッピー女子・渡会華。しかし、家に帰るとどうしようもなく暗いという一面も持つ。莉子が演じるのは、プライド高く言葉が多めなダンス部女子・生田やよい。好きな映画は「となりのトトロ」という可愛らしい一面も覗かせる。
◆田中美久&莉子ら「最高の教師」「最高の生徒」生徒役30人がランウェイ集結
― 「マイナビ TGC 2023 A/W」でランウェイを歩かれてみていかがでしたか?
田中:サプライズだったので誰が出るかは言われていなくて、まさかほぼ全員の登場になるとは思っていませんでした。初めて客席から登場したので、観客と距離が近くて楽しい経験になりました。
莉子:「TGC」自体はいつもファッションステージに出させていただいていたんですけど、今回はドラマのステージでここ数ヶ月一緒に教室のセットの中で撮影している皆とさいたまスーパーアリーナという大きなステージに出させていただいたというのが新鮮でした。「いつも一緒にセットで撮影している子たちと歩いている」という感覚が新しく、すごく楽しかったです。
田中:私と莉子は登場するグループが一緒で、莉子は「TGC」を何回も経験しているので、すごく頼もしかったです。
◆田中美久&莉子、共演経てプライベートでも会う仲へ
― お互いに撮影の前と後で変わった印象はありますか?
田中:私はずっと前から莉子のことを知っていたので、「あの莉子ちゃんがいる」とすごく緊張して、初めてお会いしたときに「写真撮ってください」と言いました。フレンドリーに接してくださって、まさかこんなに仲良くなれると思っていませんでした。私の発言を全部拾ってツッコんでくれるので、唯一私のことを理解してくれる子だと思います。
莉子:本当にそうです(笑)。1発目からみくりんが「写真撮りましょう」と言ってくれて、私も「(みくりん)すごく可愛い。私も見ていました。(HKT48の楽曲である)『メロンジュース』聴いていました」という感じの会話をしました。そこから食事も誘ってくれて、プライベートでも仲良くさせていただいています。元々は“キラキラ”“完璧なアイドル”というイメージが強かったのですが、撮影では少し緊張していて「大丈夫かな」と言っていることが多くて、「全然大丈夫だよ」といつもお互いに励まし合いながら撮影しています。
◆田中美久&莉子「最高の教師」撮影現場で流行っていること明かす
― 撮影のエピソードや現場で流行っていることを教えてください。
莉子:最初の方はどこで喋っていいのか、どこで切り替えればいいのかがわからず、皆ずっとそのまんまという感じで緊張感が漂っていました。最近はやっと徐々に切り替えができるようになってきて、(奥平)大兼くんとかはずっと写真を撮っています。
田中:今流行っていることで言ったらTikTokかもしれないです。
莉子:確かに!撮影期間中に山時(聡真)くんが「TikTokを始める」と言って、それで現場でTikTokが流行り始めました。
田中:そうなんです。私もTikTokをやっていて、「今これが流行っているよ」と教え合って色んな人を巻き込んで撮っていました。
莉子:それが楽しいよね。
◆田中美久、役作りでの苦労は?「必ず隣の席の子に確認します」
― 特に苦戦したシーンや役作りで苦労した点があれば教えてください。
田中:私が演じる渡会は、女子の中で1番の盛り上げ役で現場に入ってすぐ「イエーイ!」というテンションだったので、緊張しました。皆と初めて演技をした最初のシーンでは、案の定「変な人」と思われていました(笑)。でも、皆が「渡会良いよ~」と言ってくれるから、それで元気をもらってやっていました。
― 皆で励まし合っていますか?
田中:はい。カットがかかったら必ず「今の大丈夫だった?」と隣の席の子に確認しています。
― ほかのキャストの方からの参考になったアドバイスはありましたか?
田中:クラスの中のもう1人の盛り上げ役のような存在の神楽誠を演じる丈太郎さんのアドバイスです。色々な役を経験してきたからこそ現場も慣れていらっしゃって、「この役はこうだから」と私の役の深いところまで解釈をして最初から教えてくださったので、そのおかげで今こうやって役を掴めているんじゃないかなと感謝しています。
― お優しいですね。莉子さんもアドバイスすることはありますか?
莉子:私は全然アドバイスしてないです(笑)。皆で励まし合っていました。
田中:いや、莉子からもたくさんアドバイスもらいました。でも、莉子は「大丈夫だよ!」「頑張って!」と“励まし隊”のような感じでした。
◆莉子が語る「最高の教師」のさらなる楽しみ方
― 莉子さんは自分の役で苦労したことはありましたか?
莉子:私はプライドが高めの生田という女の子の役で、今までやったことのない役だったので、結構難しくて苦戦することは多かったです。なんとか1回やってみて、監督に言われたことを取り入れてもう1回やってみたりと、ひたすらその繰り返しでした。
田中:地上波で放送されなかった部分も配信限定で入っているTVerのディレクターズカット版も観ていただくと、生田ちゃんのキャラクターがまた違って見えると思います。
莉子:スタッフさんも「それが心苦しいんだ」と言ってくださるくらい良いシーンが本編以外にも多いので、ディレクターズカット版と本編を見ていただけるとさらに違った楽しみ方ができると思います。
◆田中美久、松岡茉優は「素でも皆の先生」
― 松岡さんや、鵜久森叶役の芦田愛菜さんとのエピソードはありますか?
田中:茉優さんが結構差し入れをしてくださるんですけど、この間は女子が好きそうなお弁当を差し入れしてくださってすごく美味しかったです。
莉子:美味しかったね。
田中:あとは、私が演技で泣いたときに目が腫れて、そのときに茉優さんが「目が腫れているときはこうしたら良いよ」「頭を冷やしたりしたら良いよ」と優しく教えてくださって、素でも皆の先生という感じです。ほかには、この間、指原(莉乃)さんに番組で会ったらしくて、指原さんから「『美久をよろしくお願いします』と言われたよ」というのを、一つ一つ報告してくださるのが可愛くて大好きです。
莉子:愛菜ちゃんは皆と別け隔てなく喋ってくれるし、皆が盛り上がっているところにも同じテンションで入ってきてくれます。最初の方は「愛菜ちゃんに私たちから話しかけていいのかな」と思っていて、愛菜ちゃんも「皆と話したいけど」とお互い遠慮していたみたいなんですけど、私たちが話しているところに愛菜ちゃんが「私もお話に入れてください」と言って入ってきてくれたことがあり、「なんて可愛い子なんだ」と思いました。そこから皆で話せるようになって、愛菜ちゃん発信の言葉ありきで皆の仲が縮まったということがありました。本当に助けていただきました。
田中:女神です。
― 芦田さんの印象が変わった部分はありますか?
田中:ちゃんと女の子で高校生なんだなと思いました。
莉子:うんうん。「普段こういうところに行く」という話や、「蟹が可哀想で脚をポキッとできない」という話もしました(笑)。
田中:この間は楽屋で、「最近音楽を聴くのにハマっているんだよね」と言っていて、「どのイヤホンが良いんだろうね」という話をしていて、皆で「このイヤホン良いよ!」「このヘッドフォンが良いよ!」と情報提供をしていました。
莉子:等身大で可愛らしい方です。
田中:いつもニコニコしています。
◆田中美久&莉子、視聴者へのメッセージ「まだ誰も真犯人を知らない」
― 最後に、今後のドラマの展開を踏まえて視聴者にメッセージをお願いします。
田中:「誰が犯人なのか」というところは注目してほしいなと思っています。X(旧Twitter)でも視聴者の皆さんが考察されていて、そういうのを見ると、私たちでも気づかなかったことが書いてあって「すごいところまで見ているな」と思います。私の渡会華という役名から、「渡り廊下で会って、ホームページの写真が花(華)を持っている感じだから、渡会華が真犯人だ」という考察もあるんですけど、まだ誰も真犯人を知らないんですよ。
― まだ真犯人を知らないで撮っているんですね。
田中:はい。視聴者の反応も見ながら変えていくのかなと思うと楽しみですね。
莉子:ドラマを見てくださっている方は、先生を中心に私たちクラスメイトも変わってきているなと感じてくださっていると思います。クラスメイトの変化や、1人ひとりが最初はこうだったのに最終的にこうなったとか、キャラクターに対しての成長や見方の違いも楽しんでいただきたいです。最後の最後まで分からないのが「最高の教師」だと思うので、ぜひ最後まで見ていただきたいなと思います。
(modelpress編集部)
◆田中美久(たなか・みく)プロフィール
2001年9月12日生まれ。熊本県出身。2013年8月、HKT48の第3期生オーディションに合格し、翌年2月にチームHに昇格。当時は小学6年生で、矢吹奈子とともに“なこみく”の末っ子小学生コンビとして鮮烈なデビューを飾った。2021年には、HKT48の14thシングル「君とどこかへ行きたい」の「つばめ選抜」センターを務めた。日本テレビ系ドラマ「マジすか学園0 木更津乱闘編」(2015年)、テレビ朝日系ドラマ「AKBラブナイト 恋工場」第15話“卒業”(2016年)など出演のほか、バラエティ番組やCMでも活躍の幅を広げている。
◆莉子(りこ)プロフィール
2002年12月4日生まれ。神奈川県出身。2018年11月号より雑誌「Popteen」の専属モデルを務め、2021年7月号をもって卒業。ABEMAドラマ「ブラックシンデレラ」(2021年)で主演を務めたほか、TBS系ドラマ「ファイトソング」(2021年)、映画「君が落とした青空」、「女子高生に殺されたい」(ともに2022年)、映画「なのに千輝くんが甘すぎる。」(2023年)に出演した。
◆「最高の教師」生徒キャスト
渡会華(わたらい・はな)役:田中美久
生田やよい(いくた・やよい)役:莉子
◆「最高の教師」最終話あらすじ
1年前、突如与えられた2周目の人生。生徒に突き落とされた自らの死の未来を変えるため、“何でもする”覚悟を決めた九条(松岡茉優)は、ただひたすらに駆け抜けた。この世界を「変えよう」と。その思いに、これまで無自覚に人を傷つけ、無自覚に我慢をし、無自覚に見過ごしてきた3年D組の生徒たちも一人、また一人とその「本気」を解放してきた。そして再び迎える、“あの卒業式の日”。九条は1年前と同じ場所で、“あの人物”と対峙する。
果たして九条の前に現れるのは誰なのか!?その「運命」の結末は?「変わらない」と諦める貴方へ、九条が贈る最後の授業。言葉の1つ1つを貴方に目掛けて懸命に送り出す、魂込めた最終回。
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《モデルプレス》