ジャニーズ会見、記者の“一社一問破り” 井ノ原快彦の一言に会場拍手
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【写真】混乱のジャニーズ会見、記者に訴えかける井ノ原快彦
◆井ノ原快彦の一言に会場拍手
ジャニーズ事務所はタレントの育成業務を完全に撤退し、被害者への補償業務のみを行っていくとして新会社名「SMILE-UP.(スマイルアップ)」を発表。現所属タレントについては、新たに設立するたエージェント会社と個別に契約を結んで活動すると説明。社長は東山、副社長には井ノ原が就任し、その新会社名はファンクラブで公募するという。
質疑応答では一社一問のルールが設けられたが、守らない記者が見受けられた。そこで井ノ原は「ちょっと一言いいですか」と口を開き、「やはりこういう会見の場は、全国に生放送で伝わっておりまして、自分にも子供がいます、ジャニーズJr.の子たちもいますし、それこそ被害者の皆さんが自分たちのことでこんなに揉めているのかっていうのは僕は見せたくない」と思いを語り、「できる限りルールを守りながら、ルールを守っていく大人たちの姿をこの会見では見せていきたいって僕は思ってますので、どうか、どうか落ち着いてお願いします」と真摯に訴えかけた。この井ノ原の一言には会場から大きな拍手が沸き上がった。
このほか、9月30日付でCCOとなった山田将之弁護士、顧問である木目田裕弁護士らが出席した。
◆ジャニーズ性加害問題
ジャニーズ事務所は9月7日の会見で、初めてジャニー喜多川氏の性加害があったことを認め謝罪し、藤島ジュリー景子氏の引責辞任、東山の新社長就任を発表。その際には、ジャニーズ事務所の社名を存続することも伝えていた。
その後、9月19日に取締役会を開催したことを報告。「藤島が保有する株式の取り扱い、被害補償の具体的方策、社名変更、所属タレント及び社員の将来など、今後の会社運営に関わる大きな方向性についてあらゆる角度から議論を行い、向かうべき方針を確認いたしました」と説明し、本会見ではその進捗内容を具体的に報告するとしていた。
また10月2日、会見前に公式サイトにて「弊社は、『外部専門家による再発防止特別チーム』(以下「特別チーム」といいます。)からの提言を踏まえ、以下の各項目の再発防止策を講じております」とグループ人権方針の策定やジャニーズJr.の相談係として機能する「ホスピタリティー担当者」の人員増加など、11項目の再発防止策を実行していることを発表した。(modelpress編集部)
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