“12歳で芸歴8年”稲垣来泉、11歳で初の悔し泣き 中学入学と同時に研音へ移籍した理由「仕事を辞めるという迷いはなく」<モデルプレスインタビュー>
芸能
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三浦春馬さんの娘役・稲垣来泉「大きくなったねといつか言ってもらえるように」思いつづる
◆吉岡里帆主演「時をかけるな、恋人たち」
令和の時代を生きるアートディレクター・常盤廻(吉岡)と、未来からやってきたタイムパトロール隊員・井浦翔(永山)が出会い、“恋の超展開”が待ち受ける。しかし、2人の運命はそれだけに収まらなかった―。稲垣はそんな2人の“鍵”となる廻の幼少期を演じる。
◆稲垣来泉、11歳で初の悔し泣き
姉の影響で3歳からモデルとして芸能活動を始めた稲垣。デビューした翌年から女優としての活動もスタートさせると、TBS系ドラマ「砂の塔〜知りすぎた隣人」(2016)、フジテレビ系ドラマ「TWO WEEKS」(2019)、映画「そして、バトンは渡された」(2021)など数々の話題作に出演してきた。
そんな稲垣に印象に残っている作品を聞くと、TBS系日曜劇場の「オールドルーキー」(2022)を挙げ「納得のいく演技ができなくて初めて演技に対する悔し泣きをしました」と初めて悔しさを味わった瞬間を教えてくれた。
そんなとき、母親役だった榮倉奈々からある言葉が。「私もうまくできなかったときもあったけど、監督が『OK』と言ったら素晴らしい作品になるし、監督を信じて良いんだよ」とアドバイスを受けたことで乗り越えられたといい、「周りの方や、母の支えがあったから続けることができていると思います」と挫折を感じても女優を続けられる理由を語った。
◆稲垣来泉、中学入学と同時に研音へ移籍
また、稲垣は2023年4月に研音へ移籍。“子役”から“女優”へと成長した瞬間だった。
「中学生になり、小さいときとは比較できないほどすごくならないと、女優を名乗れないと思っているので、ワンランク上の雰囲気を出せるようになりたいです。中学に入学したからといって仕事を辞めるという迷いはなく、女優として更にギアを入れるのはこのタイミングだと思いました」と語るように、“子役”を卒業した稲垣の向上心が、世間を代表する女優への道標になっていくことだろう。
(modelpress編集部)
◆稲垣来泉(いながき・くるみ)プロフィール
2011年1月5日生まれ。3歳から芸能活動をスタートし、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(NHK/2016)「ちむどんどん」(NHK/2022)ドラマ「TWO WEEKS」(フジテレビ系/2019)、映画「糸」(2020)、「そして、バトンは渡された」(2021)など数々の話題作に出演している。
◆「時をかけるな、恋人たち」第7話あらすじ
翔(永山瑛太)と恋の逃避行をした結果、若かりし日の両親を結びつけることに成功した廻(吉岡里帆)は、自身のタイムトラベルが突発的なものではなく、必然だったのではないかと考える。そこで、確証を得るため20年前の2003年に向かった廻と翔は、初恋相手の諸星(柊木陽太)にラブレターを渡せず、森のベンチで泣いている小学生の廻(稲垣来泉)の元へ。
廻の記憶では、このとき隣に座って自分をなぐさめ、絵を描いてくれたお姉さんがいて、アートディレクターを目指すきっかけになったその人物こそ、未来の自分だったのではないか。つまり、そのときからタイムトラベルする未来は決まっていたのではないか。
ところが、泣いている小学生の自分をいざ励まそうとした瞬間、廻はあることに気付く。大人になって再会した諸星(ニシダ・ラランド)が、「手紙をもらって嬉しかった」と言っていたことを思い出したのだ。ラブレターは渡せなかったはずなのに。
過去と未来の矛盾に胸騒ぎを覚えた廻が少し前の時間に戻ると、なんと、宿敵のリリリー(夏子)が公園のくずかごに捨てたラブレターを拾っていた。『ずっと好きでした。大きくなってまた会ったら、けっこんしてください』——諸星のある言葉から、自分が書いたこの告白こそが、未来を変えることにつながると気づいた廻は、ある方法で辻褄合わせすることを思いついて…。
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《モデルプレス》