乃木坂46梅澤美波、意識が変わった生駒里奈の言葉 “バトン”受け継いだときの心境・自信がついた出来事<「美しくありたい」インタビュー>
芸能
モデルプレス/ent/wide/show3
【写真】乃木坂46梅澤美波、美肩チラ見せ 色っぽい表情で魅せる
◆梅澤美波「美しくありたい」
本書は梅澤が日々の思いや成長を綴った月刊誌「日経エンタテインメント!」(日経BP)内の連載「梅澤美波の清楚系熱血派」を第1回(2018年5月号)から最終回(2023年8月号)まで完全収録。さらに、3代目乃木坂46のキャプテンに就任する中での意識の変化やエピソードなども収録している。
◆梅澤美波、連載開始時を回顧 心に残る生駒里奈からの言葉
― 「美しくありたい」のご出版おめでとうございます。まずは、著作の発売が決定した際の心境から教えてください。
梅澤:加入して間もない頃からの5年間「梅澤美波の清楚系熱血派」で毎月色々なお話をしてきたのですが、未熟なままやってきたものが今書籍になるというのは、少し照れ恥ずかしさがあります。でも、こんな機会はなかなかないですし、乃木坂46人生の中で自分の心が動いた時期の今振り返っても思い出せないくらいの気持ちを細かく綴っているものなので、著作にできることを嬉しく思いました。自分にとっても大事な1冊になるだろうなと思っています。
― 「日経エンタテインメント!」の連載は、2018年にグループを卒業した1期生・生駒里奈さんからのバトンを受け継いだものでした。加入から2年経たない中での抜擢はプレッシャーもあったのではないでしょうか。
梅澤:初めの頃は「本当に私で大丈夫かな」と思いながらやっていた記憶があります。でも、生駒さんがグループを卒業するタイミングの雑誌で、メンバー1人ずつに言葉を残してくださったとき、私に対して「言葉選びがすごく良い」といったことを言ってくださったんです。私自身生駒さんの力強い言葉や考え方が好きだったのですごく嬉しかったですし、私にとって生駒さんは本当にレジェンドのような存在なので、そのときに「自信を持ってやっていかなきゃ」と思いました。
― 連載を通しても、梅澤さんが先輩メンバーにリスペクトを持って活動してきたことが伝わってきました。特に心に残っている言葉などはありますか?
梅澤:特に印象に残っているのが、加入して間もない頃3期生で「FNS歌謡祭」(フジテレビ系)に出演することが決定した際、生駒さんから掛けてもらった言葉です。そのときは「制服のマネキン」を坂道グループ合同で披露させていただいたのですが、加入したばかりの私たちが1番下だったこともあり、事前に生駒さんから「ご挨拶をしっかりやらなきゃいけないんだよ」という風に教えていただきました。それがすごく心にすごく残っていますし、「先輩たちを見て色々学んでいかなきゃ」と意識が向いていくきっかけにもなりました。
◆梅澤美波、ポジティブになれたきっかけは“齋藤飛鳥からのいじり”
― 連載がスタートした2018年5月はグループに加入して2年経たないくらいの時期ですが、当時の文章を読み返した感想はいかがですか。
梅澤:当時は取材を受けること自体慣れていなかったですし、自信もなかったので、今の自分とは違う初々しさがあるなと感じました。それに改めて読み返すと「私は基本的にネガティブ思考だったんだな」と思います(笑)。それが悪かったと否定はしたくないですが、まだ慣れない環境の中で藻掻いていた中での、素直な気持ちが書かれているなと感じました。
― 現在キャプテンとしてグループを引っ張る梅澤さんに対しては、“ポジティブで強い人”という印象を抱く人も多いと思います。ネガティブな思考をポジティブに変えていけたきっかけや転機となった出来事はあったのでしょうか?
梅澤:自分を少しずつ明るく見せられるようになったのは、映画「映像研には手を出すな!」(2020年)を撮影していた時期だと思います。昔はちょっとクールなイメージを持たれることが多かったので、あまり砕けたところを見せない方が良いのかなと考えていたのですが、先輩の齋藤飛鳥さんが「あんたは面白いよ」と言って、色々と引き出してくださったんです。それをきっかけにいじられ側に回ることが増えていって、少しずつ明るくいられるようになりました。
◆梅澤美波、“まとめ役”への思い
― 本書で梅澤さんは「グループ加入前までリーダー的ポジションを務めた経験はなく『キャプテンシーとは無縁だった』」などと綴っていますが、学生時代から集団において意識していたことはありますか?
梅澤:元々人の目を気にしてしまうタイプだったので、自然と「自分がどう思われているか」「今みんなはどう感じているか」といったことは意識していました。でも、気を遣いすぎてしまうと相手にも気を遣わせてしまうので、自分的には「もうちょっとフラットにいたいな」と今でも思っています(笑)。
グループに加入してからも、最初から「まとめよう」と思っていたわけではなくて。3期生は特に乃木坂46に憧れを持って入ってきた子が多いのですが、その分「責任感はちゃんと持ってやらなきゃ」という思いや、「3期生全体が悪く思われるのは、グループにとってマイナスになってしまう」といった考えから、同期に対しても思うことがあったら伝えるようになって、今に至ります。
― 梅澤さんご自身も乃木坂46が大好きだからこそ、同期にも意見を伝えてきたんですね。
梅澤:そうですね。乃木坂46は本当に憧れの存在でしたし、今自分がキャプテンをやっていることもびっくりしているくらいです(笑)。
― 現在もファンの方の声や世の中の反応を気にすることは多いのでしょうか。
梅澤:色々な方の声に耳を傾けることはグループにとってすごく必要なことだと考えています。でも、流されすぎないことも大切にしています。グループの軸がしっかりとできているので、私たちが今までと違ったことに挑戦するときは「こんなこともやっていくんだ」と驚く声もあると思うのですが、それもいつかは自分たちの色になっていくと思っているので。あまり怖がりすぎずに、ファンの方にも楽しんでもらえるように頑張っていきたいです。
★インタビュー前編はここまで。後編では、同期への思いや理想のキャプテン像、夢を叶える秘訣などについて語ってもらっている。
(modelpress編集部)
PHOTO:矢沢隆則
◆梅澤美波(うめざわ・みなみ)プロフィール
1999年1月6日生まれ、神奈川県出身。身長170cm。血液型A型。2016年に乃木坂46の3期生オーディションに合格して芸能界入り。2021年11月に副キャプテンに就任し、2023年2月に3代目乃木坂46キャプテンに抜擢した。
また、ファッション誌「with」専属モデルとしても活動。舞台「キングダム」(2023年)出演、TBS朝の情報番組「THE TIME,」の月曜レギュラー(2021年10月の番組開始~2023年3月)など、個人としても活躍の場を広げている。
【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》