富田望生、映画初主演決定 阪神淡路大震災から30年の節目に公開へ<港に灯がともる> | NewsCafe

富田望生、映画初主演決定 阪神淡路大震災から30年の節目に公開へ<港に灯がともる>

芸能 モデルプレス/ent/movie
富田望生(撮影:平野愛)
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【モデルプレス=2024/01/17】女優の富田望生が、神戸を舞台にした映画『港に灯がともる』(2025年1月公開予定)で主演を務めることが決定した。

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◆神戸発の映画「港に灯がともる」2年前から準備開始

阪神・淡路大震災から30年となる2025年。神戸を拠点とする制作会社・ミナトスタジオは「神戸を舞台に」「心のケアをテーマに」した神戸発の映画の製作・公開を目指す。2021年に公開した映画『心の傷を癒すということ 劇場版』の制作チームが中心となり、人間の心の襞に向き合い、厳しい今の時代を生きる人々に優しく「寄り添う」作品を神戸から世界に発信していく。そんなプロジェクトとして2022年末より準備を開始した。

戦争が続くウクライナやパレスチナ、そして様々な災害に襲われ続ける日本。心が深く傷ついてトンネルに入ったような、先が見えない状況から抜け出せない人々は、今も世界中にあふれている。そんな人にとって「光」や「力」をもたらすもの。それ自体が、見る人たちの「心の支え」であり「癒し」となる作品。そんな映画を神戸から日本中、そして世界に発信していくことを目指す。

◆富田望生、映画初主演決定

主人公は、阪神淡路大震災の一か月後に長田で生まれた在日韓国人三世の金子灯(あかり)。家族は、震災後、長田を離れて仮設住宅に移り、その後復興住宅で暮らす。震災で家も仕事も失い、家族の生活は荒廃していった。幼い頃から家族との確執を抱え、家を飛び出すことばかり考えてきた灯。なぜこの家族に生まれてきたのか。家族と私、国籍と私――双極性障害を発症し、回復を目指していく中で希望を探し続ける日々。時を経て障害との付き合い方がわかってきた灯は、新しい職場で長田区にある丸五市場の再開発計画と関わることに。

コロナ禍を経て、様々な人々と出会い、支えられ、心を通わせ、家族とも向き合い、長い時間をかけて、人生にかすかな光を見出していく。2013~2025年、高校卒業から12年間に及ぶ主人公・灯の模索の日々を、神戸の喧騒を舞台に繊細に紡いでいくオリジナルストーリーだ。

主人公を演じるのは、現在放送中の朝ドラ『ブギウギ』にも出演し、今回映画初主演となる富田。監督には、朝ドラ『カムカムエヴリバディ』の安達もじりを迎え、震災後から2025年にいたるまでの時の積み重ねを丹念に描く。

富田は、灯役について「彼女と向き合うには、頑張りますの言葉だけではきっと難しい。いつぞやと変わりなく、ゆっくり優しく見つめてくれるチームと、この身を以て、丁寧に紡いでければと思います」とコメントを寄せている。(modelpress編集部)

◆富田望生コメント

初めて立った神戸で、再び会うことが叶った方々に「灯ちゃんを託します」と伝えられた際、願ってもない巡り合わせが突然訪れることがあるのだと、大変驚きました。灯という女の子は様々な揺らぎを抱えています。彼女と向き合うには、頑張りますの言葉だけではきっと難しい。いつぞやと変わりなく、ゆっくり優しく見つめてくれるチームと、この身を以て、丁寧に紡いでければと思います。映画「港に灯がともる」どうぞ宜しくお願い致します。

◆監督・安達もじりコメント

NHK土曜ドラマ「心の傷を癒すということ」を制作してから4年が経ちました。同作の劇場版化にご尽力いただいたみなさんから、神戸を舞台に、心のケアをテーマにした映画を撮りませんかというお声がけをいただきました。脚本の川島天見さんやプロデューサー陣と長い時間をかけて温めてきた物語です。神戸での取材でお聞きした話は、考えさせられることがあまりにも多くありました。震災で家や仕事を失い「わが町」を追われた被災者たちの、その後の長い年月に及ぶいろんな苦悩もお聞きしました。町は復興しても、心の傷はすぐに癒えるものではないと いうことも、改めて痛感しました。「人が人として生きること」とは何なのか、その根源的な問いを前に、日々悩みながら製作準備を行っています。いろんなルーツをもつ人がともに生きる文化を育んできた神戸だからこそ伝えられるメッセージを、作品の中でしっかり表現し、届けていきたいと考えています。富田望生さんという、真摯に作品に向き合い、人が生きることを真っすぐに表現する力を持った素晴らしい俳優さんをヒロインにお迎えすることができて心震えています。この 映画 「港に灯がともる」という作品を通して、一人でも多くの方に、神戸で出会 った皆さんの思いが届くことを願っています。

【Not Sponsored 記事】

《モデルプレス》

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