“9歳のスケーター”河上恵蒔「JSFバーチカルシリーズ」最年少記録達成「もっと世界で目立つようになりたい」
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【写真】“9歳のスケーター”河上恵蒔「JSFバーチカルシリーズ」最年少記録を達成
◆“9歳のスケーター”河上恵蒔「JSFバーチカルシリーズ」最年少記録達成
ハーフパイプ状の巨大構造物をスケートボードで往復しながら技を競うバーチカル。今回、最高カテゴリーである男子エキスパート決勝では世界初の新技「アーリーウープバリアルフリップ540°(ファイブフォーティー)」を盛り込み、圧倒的な強さを見せた猪又湊哉(14歳)が優勝を収めた。2位には「アーリー900°(ナインハンドレッド)」を決めた河上、3位には西川有生(10歳)という結果となった。
2023シーズンのシリーズチャンピオンは、3大会中、高順位2大会の結果で順位が決定。現時点では発表されていないが、本大会の上位ライダーは、2024年イタリアのローマで開催予定のワールドスケートゲームズへの出場権を獲得する。今回、全3大会で1位と2位の座をお互いに分け合う形になった猪又、河上、西川が同率という珍しい結果になり、1位タイの3人が2024年度のJSFバーチカルシリーズの王者に。そして、河上はシリーズチャンピオンの最年少記録を達成した。
◆河上恵蒔、世界進出に意欲「もっと世界で目立つようになりたい」
河上は「3戦目は2位で悔しかったけど、まだまだもっと頑張ろうと思いました」と振り返り、「アーリー900°(ナインハンドレッド)は、バーチカルでやっている人がいなかったので、決めることができて最高でした!」と喜びのコメント。また、最年少でシリーズチャンピオンになったことについて聞かれると、「すごく嬉しいです!1位タイなので、まだ分からないのですが、ローマに行けるチャンスがあるので、もっと頑張って行こうと思いました」と今後の大会に意欲を見せた。
さらに、今後について聞かれると「やってみたい新しいトリック(技)もあって。難易度が高いコンビネーションも考えているので、それをこれからの大会で見せたいです。そして、もっと世界で目立つようになりたいです」と日本のみならず世界を目指していることを明かした。(modelpress編集部)
◆「JSFバーチカルシリーズ2023」結果
【Vol.1】
優勝 : 河上恵蒔
2位 : 西川有生
3位 : 山本琢翔
【Vol.2】※河上恵蒔は未出場
優勝:西川有生
2位:猪又湊哉
3位:栗林練平
【Vol.3】
優勝:猪又湊哉
2位:河上恵蒔
3位:西川有生
◆河上恵蒔(かわかみ・えま/9)プロフィール
生年月日:2014年9月8日
種目:スケートボード バーチカル
スケートボードキャリアで初めての大きなコンテストで優勝。X GAMESメダリストであるブラジルのギー・クーリ氏から直々に指名を受け海外のテレビに出演(現在は放送前)、バーチカル競技の第1人者であるトニー・ホーク氏からも注目されるなどすでに世界中から注目を集めている。
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《モデルプレス》