山崎賢人&山田杏奈、実写「金カム」舞台の北海道に凱旋 原作ファン・鈴木直道知事が続編熱望<ゴールデンカムイ>
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モデルプレス/ent/movie
【写真】鈴木直道知事からゴールデングッズを贈呈された山崎賢人
◆山崎賢人主演「ゴールデンカムイ」
原作は累計発行部数2,700万部を突破する人気コミック「ゴールデンカムイ」。明治末期の北海道を舞台に、莫大なアイヌの埋蔵金を巡る一攫千金ミステリーと、厳しい大自然の中で一癖も二癖もある魅力的なキャラクターたちが躍動するサバイバル・バトルアクションが多くのファンを魅了。その独特の世界観から「実写化は不可能」と思われていた本作の一大実写化プロジェクトが、ついに始動。北海道、山形、長野、新潟など大自然が残る日本各地で大規模ロケ撮影を敢行。日本映画界の粋を尽くし、血湧き肉躍る、大迫力エンターテインメント超大作が完成した。
1月19日より全国393館(通常343館+IMAX50館)で公開され、一足早く本作を鑑賞した観客のSNSでは「気合いと原作愛がめちゃくちゃ詰まった一本!!」「原作ファンが求めてる実写化の正解がこれだと思う!」「キャスティングが完璧すぎる!」「山崎賢人はいない。杉元佐一がいた!」など絶賛の嵐が巻き起こっており、それを表すように、週末動員ランキング(1月19~21日・興行通信社調べ)では、堂々のNo.1を獲得(1月30日までの公開12日間で、観客動員数:86万人、興行収入:12.7億円を突破)。
TOHOシネマズが行った初日アンケートでも、「非常に良かった」61.6%、「良かった」34.4%の計96%と満足度がかなり高かったという数字が出ている。また、本作の舞台となっている北海道でもヒットスタートとなり、初日から3日間の動員数において全国の上映劇場で集客トップ10に、北海道の4劇場がランクインするなど、近年稀にみる盛り上がりを見せている。
◆山崎賢人&山田杏奈、実写「金カム」舞台の北海道に凱旋
この度、物語の舞台であり、撮影でお世話になったロケ地、そして美術・衣装・小道具など作品作りに関わった全ての北海道の方々に感謝を伝えるため、主人公・杉元佐一役の山崎とアイヌの少女・アシリパ役の山田(※アシリパの「リ」は小文字が正式表記)、そして久保監督が北海道に凱旋。ロケ地・北海道開拓の村に北海道・鈴木直道知事を迎え、山崎・山田・久保が表敬訪問した。
北海道札幌市厚別区にある北海道開拓の村は、明治から昭和初期にかけて建築された北海道各地の建造物を、54.2ヘクタールの敷地に移築復元・再現した野外博物館。かつて「ゴールデンカムイ」の原作者・野田サトル氏も訪れ参考にし、漫画内に登場する建物のモチーフとされていることから原作ファンも訪れるゆかりの深い場所。本作でもロケ地としても訪れており、中でも山崎が果敢に自ら挑んだ“馬そり”に引きずられるアクションは、北海道開拓の村の大通りで慣行。そのロケ地に、鈴木知事を招待し、トーク&フォトセッションを実施した。
鈴木知事から「山崎さん、山田さん、久保監督おかえりなさい!」と迎えられ、山崎は「撮影でも大変お世話になった北海道、そして北海道開拓の村に来られて、映画ならではのシーンで使用した、馬そりの前に帰ってきて、嬉しく思います」と挨拶。公開直後、映画館に観に行ったという鈴木知事からは「原作ファンでもあるので、実写化の話を聞いた時は、難しい挑戦だと思っていました。公開翌日に映画館に行き、道民の方々と一緒に観て、会場の盛り上がりも直接感じましたし、原作への皆さんの愛も感じました。寒い北海道で、川に入って大丈夫かな?と思ったり、道民だからこそ分かる寒いシーンもあり、アイヌ文化にも触れられるので、ぜひ皆さんに観ていただいて北海道に興味を持ってもらえたら、知事としては嬉しいです!」とコメント。
北海道開拓の村は気温が-3(AM11:00)の中で行われたが、1年前の北海道での撮影を振り返って、山崎は「久々に北海道に来て、寒いですけど、気持ちの良い寒さだなと感じました」と笑顔を見せ、山田は「物語の舞台となってる北海道で、たくさんの北海道の皆さんのおかげで撮影できたと思います。北海道での撮影は、アシリパの気持ちを作る上でも助けになりました」と語った。公開時には、動員数でTOP10の劇場の中、4劇場が北海道の劇場だったと聞くと、山崎は「嬉しいです。北海道の皆さんの協力していただいて、『ゴールデンカムイ』が完成しましたし、北海道の皆さんの熱でさらに広がってる気がします」と明るい表情で答えた。
北海道開拓の村では、山崎自ら、馬そりで引きずられるアクションシーンの撮影が行われており、『キングダム』シリーズでもアクション監督を担当している下村勇二氏も“山崎だったから”と話しており、山崎も「下村さんとの信頼関係で生まれたシーンです。基本的なアクション練習は普段からしていたのですが、当日やることが決まって、テストで引きずられて、(鈴木知事:テストで引きずられるってパワーワードですね!笑)実際に自分が演じて杉元としてもリアリティや気持ちが入って、いいシーンになったと思います」とスタッフ一同取り組んだ見せ場のシーンに自信をのぞかせた。
また、本作ではアシリパの衣装や小道具など、アイヌ工芸家の方々に協力を得て制作されており、山田は「すごく繊細で、実際に衣装として身に付けさせてもらって、そこから得られるものは大きいなと思いました。アシリパのマキリ(小刀)は、物語の中でもアシリパのお父さんが作ってくれたもので、彼女自身すごく大切にしているものなので、そういう気持ちを作る上でも助けられた部分が大きかったです」と感謝を述べると、久保監督も「北海道でしか見れない風景に、不思議と引き寄せられる感じがありました。北海道の物語だと思ってるので、やっぱり北海道で撮影することが、原作へのリスペクトに繋がると思っていましたし、呼ばれてきたような感じがしていました」と北海道の魅力を語った。
そんな3人に鈴木知事は「北海道は美しいけど、厳しさも自然の中にあります。そういう環境の中でしか取れない絵があるということで、監督にも選んでいただいたと思います。エンタメとして楽しいだけじゃなく、原作者の野田先生も取材をされたり、監督も地域を回られたりして、アイヌ文化を描かれています。山崎さんが引きずられた勢いで、今度は北海道へ人を引きずりこみたいです!(笑)続編も希望です!」とコメント。最後は、「ありがとう北海道」と記されたゴールデンはっぴと、実際に劇中で使用した“馬そり”を贈呈。“馬そり”は北海道開拓の村へ寄贈された。撮影で実際に使用した“馬そり”(縦:3.7m×横:1.2m×高さ:4.5m)を前にフォトセッションが行われた。
最後に山崎は「映画『ゴールデンカムイ』は北海道の皆さんのご協力を得て、本当に素晴らしい作品となったと思います。北海道の魅力が詰まった映画にもなっていると思いますので、ぜひ道民の皆さんに楽しんで頂きたいです!今日は撮影でも大変お世話になった北海道開拓の村に帰ってこられて、とても嬉しいです。これからも何回でも観て、楽しんでもらって、『ゴールデンカムイ』と北海道が一緒に盛り上がっていったら嬉しいなと思います」と締めた。
◆山崎賢人&山田杏奈、札幌で舞台挨拶も
さらに、公開時に動員数がトップ10内に入った、「札幌シネマフロンティア」と「TOHOシネマズすすきの」にて、大ヒット御礼の舞台挨拶を実施。舞台挨拶では、キャスト情報解禁前の昨年、札幌での本編撮影の合間に「ゴールデンカムイ展」に行っていたと明かした山崎と山田。
山崎が「実写化の話も出ている中でしたが、一切気付かれずでした。(山田とは)別々で行ったしね。北海道で見る『ゴールデンカムイ展』っていうのが、とても意味あることのようで、とても嬉しかったですね。“尾形誰だろう?”と言ってる人がいて、郷敦だよな~と思いながら、言えないよな~と思っていたり(笑)」と語ると、山田は「やっぱり観に来てらっしゃるお客様も勿論たくさんいて、みんながそれぞれの場所でじっくり観て“ここのコレが好きなんだよね!”って言ってる姿を見てやっぱり愛が深いなと思いましたし、単純にめちゃくちゃ楽しかったです!」と北海道での撮影以外にも思い出話で盛り上がっていた。(modelpress編集部)
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