井手上漠「性別は無し」恋愛対象聞かれ涙溢れる 自分らしい生き方・飾らない姿に密着
芸能
モデルプレス/ent/wide/show
【写真】井手上漠、美脚輝くミニ丈姿
◆井手上漠「情熱大陸」登場
人口2千人の小さな島で生まれた井手上は、2歳の時にウエディングドレスを目にし、美しいもののトリコになった。リカちゃん人形やプリキュアをこよなく愛し、男友達とサッカーするより女の子とママごとをする方が楽しかった。次第に「ボクって変なのかな?」と思うようになり、周囲の目を気にし始め、“男の子らしく”振る舞おうとした。
しかし、自分を押し殺そうとする息子の胸の内を、母はすべて見通していた。「漠は恋愛対象、どっちなの?」。井手上は涙が溢れ、何も言えなかった。母は「漠は漠のままでいいんだよ」と肯定してくれた。そこから、髪を伸ばし、オシャレに熱中していった。
15歳の時、「かわいすぎる男子高校生」として一躍注目を集め、モデル・タレントとして活動を開始。深い孤独と、自分を表現できる喜びの両方を知った井手上が発する言葉は、性に悩む若者だけでなく、性別を超え、年代を超え多くの人の心に響き始めている。
番組では、20歳から21歳になるまでの約8ヵ月間を取材。モデルやドラマの仕事はもちろん、密かに美容専門学校に通う姿や古着屋巡りで垣間見た素顔、成人式で掘り起こしたタイムカプセルの中身まで、飾らない姿を追いかけた。
「もっと可愛くなってやろう。もっともっと自分らしく生きてやろう」。人に見えない努力によって性別の壁を乗り越えようとする、井手上の生き方を見つめる。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》