バナナマン「赤えんぴつ」日本武道館で初単独公演開催 2日目は乃木坂46ら豪華ゲストとコラボ歌唱<設楽統&日村勇紀コメント>
芸能
モデルプレス/ent/music
【写真】赤えんぴつ&乃木坂46「インフルエンサー」でコラボ
◆赤えんぴつ、日本武道館で初単独公演開催
設楽が演じるボーカル“おーちゃん”と、日村が演じるギター“ひーとん”の楽曲もさることながら、猟奇的な掛け合いも人気を集めている赤えんぴつ。2001年に行われた単独ライブ「激ミルク」にて初登場し、以後バナナマン単独ライブにほぼ毎回登場。赤えんぴつならではのストレートな歌詞や型にとらわれない楽曲の数々が、音楽業界・アーティストからも評価されている。
今回は、赤えんぴつ初の単独公演にして、日本武道館という記念すべき公演。初日の9日は、赤えんぴつのソロライブ。アリーナ中央ステージに登場し「ライブハウス武道館へようこそ!」とおーちゃんの雄叫びから始まり「いちごみるく」「バイバイ」など初期の赤えんぴつならではの閉塞感漂う楽曲で会場を赤えんぴつの世界に引き込んだ。
そして、今回初めてバックバンドとの演奏も披露。サイトウ“JxJx”ジュン(YOUR SONG IS GOOD)をバンドマスターに迎え、冨田謙、村田シゲ、吉澤成友(YOUR SONG IS GOOD)、松井泉(YOUR SONG IS GOOD)、光永渉、仰木亮彦(在日ファンク)というメンバーとの共演で、いつもの演奏とはまた違う世界観を広げた。
武道館のステージいっぱいに走りまわりながら、ひーとんのタンクトップもビリビリに破けるなど、いつもの小競り合いも健在。赤えんぴつの代表曲「誕生花」「自転車」「それを胸に」などを含めた全18曲を披露し会場を盛り上げた。
◆2日目は乃木坂46・三浦大知ら出演
2日目の10日は、赤えんぴつ+αとしてchelmico、乃木坂46、三浦大知、トータス松本といった豪華ゲストが集結。赤えんぴつのソロ歌唱に加えて、ゲストのオリジナル楽曲と赤えんぴつの楽曲をゲストとともにコラボ歌唱も披露。ゲストとのトークでも花を咲かせた。
Chelmicoは2023年のバナナマンライブ「bananaman live O」のオープニング楽曲「BLUE」、さらに「チュッチュッチュルッチュ」にラップを加えた赤えんぴつコラボバージョンを披露。三浦は自身も大好きな歌だという「好きだ」と「ディーダダ×EXCITE」では赤えんぴつとストリートでやっていたというダンスで会場を魅了した。
乃木坂46は「インフルエンサー」でライブを乗っ取り、トークではデビューからの付き合いの息のあった掛け合いを見せた。指を痛めたひーとんの代わりに「ギターを弾ける人」として客席から登場したトータス松本は「イカレポンチ」、さらには赤えんぴつの為に作った新曲「白けしゴム」を披露。「ガッツだぜ」のフレーズも盛り込まれたサービス精神旺盛な、遊びごころ溢れる楽曲に。アンコールでは、赤えんぴつとゲストで赤えんぴつの楽曲「自転車」を全員で歌唱し、2日間の公演を完走した。
また、両日ともにバナナマンとゆかりのある星野源がお祝いVTRで出演。これまで星野のライブに赤えんぴつがVTR出演した事もあったが、今回はこれに応える形での出演という、長年のファンにはたまらない演出となった。森山直太朗も音声で出演し、毎年恒例となっているラジオでのやりとりを彷彿とさせる掛け合いで会場を沸かせた。
◆中村倫也&黒木華出演のCMも放映
さらに、今回は赤えんぴつの楽曲に繋がるオリジナルドラマ映像を作成し、会場で初公開。演出はCMプランナー・クリエーティブディレクターのTUGBORD麻生哲郎氏が務め、俳優の中村倫也と黒木華が特別出演し、会場を驚かせた。同じストーリーを2つの視点で描き、9日は黒木主演で作家・永井ふわふわの実話を基にした楽曲「よし子ちゃん」へ繋がる物語に。10日は中村主演による、ある別れを描いた名曲「それを胸に」へ繋がる、2日間通して完成するスペシャルな映像となった。
ライブ会場内では、3月30日〜4月1日にLIFORK Harajyukuにて人気のバ帽やTシャツなどバナナマングッズを集めた「バナナマングッズPOP UPストア」が初開催されることもサプライズ発表。盛況のうちに幕を閉じたライブは、バナナマンにとって結成30周年を祝う豪華な2日間となった。
◆設楽統&日村勇紀、初武道館終え感謝「またいつかやれたら」
2日間の公演を終えて、設楽は「初日は、あっという間で、嘘だと思うかもしれませんが、不思議とやった気がしなかったです。2日目があるということで安心しました(笑)。一生懸命、間違えないようにとか練習通りにしないとと思い、最初は緊張もありましたが、みんながすごく盛り上がってくれて徐々にとても楽しくなっていきました」とコメント。「2日目はゲストの方がいらっしゃったので、初日とは全く雰囲気が違いましたし、プロのアーティストの凄さを感じました。トータス松本さんが歌っている時につい『最高っすね!』とご本人に言ってしまいました。あと、アンコールでの会場の一体感は本当に感動でした」と明かし、「いつものお笑いライブとは全く違いました。できるならもっとやりたいですが、武道館だと会場が大きすぎて無理ですかね(笑)。楽しかったなあ。またいつかやれたらいいですね」と語った。
また、日村も「とても楽しかったです。演奏している時は余裕がなかったり、トークの時は意外と会場も暗く、お客さんの反応を見ることができなかったのですが、アンコールの時に会場が明るくなり、大勢のお客さんの顔が見えて、手を振ってくれたり、掛け声をくれたことにとても感動しました」と感慨。「これが武道館の良さですかね」と話し、「これまで、生でたくさんのいろんなコントのライブに出演させていただきましたが、どれとも違う体験したことのない興奮がありました。本当に凄かったです。2日間、最高でした。またすぐやりたいです。バンドメンバーとも約束したので(笑)」と2度目の開催へ意気込んだ。
なお、11日18時からはアーカイブ配信も開始。配信期間は18日23時59分までとなる。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》