松本人志の“第1回口頭弁論”本人出廷の可能性は?細野敦弁護士が制度説明・ポイント解説
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◆細野敦弁護士、松本人志の「第1回口頭弁論」解説
松本は昨年12月27日発売の「週刊文春」が性加害疑惑を報じたことをきっかけに、裁判に注力するとして今年1月8日に活動休止を発表。1月22日には「週刊文春」の発行元・文芸春秋社に対し、名誉毀損に基づく損害賠償請求、訂正記事による名誉回復請求を求め提訴し、約5億5000万円の損害賠償を請求していた。
「第1回口頭弁論」が3月28日に行われることについて、細野弁護士は「松本さん側の提訴が1月22日で、文春側には訴状が今週届いたということですから、ちょっと時間がかかったかなという印象ではあるんですけども、裁判所が粛々と事務手続きを行った結果かなと思います」とコメント。今回の「口頭弁論」は「松本さんの代理人と裁判所の予定だけで決められていて、文春側の予定とか都合は全く考慮されていない」ものだと説明し、「文春側は短く『争う』とだけ書いた答弁書を出しても良いし、欠席することも許されているという制度になっています」と解説した。
◆「第1回口頭弁論」のポイントとは
また、今回の弁論のポイントについては「文春が欠席するとしても答弁書にどのようなことを書いてくるか」だと話し、「ゆっくりと戦略を練るとすれば、単に争うと書いて出しても良いし、最初からガンガン争うということならば、松本さんが性加害を行ったことが真実である、あるいは文春としては取材を尽くしているんだとだから全く違法性がないと主張することもできます」と説明。「文春側は先程のコメントだと、週刊誌上でも主張すると言っていますから、裁判でも絡み合いというんですかね、どういう戦略を立ててくるか。それが『第1回口頭弁論』のポイントだと思いますね」と続けた。
さらに、今回松本本人が出廷する可能性を問われると「この裁判は代理人を立てると、基本的には本人は出廷しないのがほとんどの例で。文春側の代理人も欠席する可能性があるので、今まで公の記者会見等も開いていない松本さんが出てくる可能性はほとんどないと思いますね」と回答。「ただ、これから争点整理というものが行われて、1年後くらいに証人尋問が始まるんですけども、来年の秋冬くらいには松本さんも法定に出廷する、証人として出廷することは考えられますね」と話した。
そして、今後示談する可能性はあるかと聞かれると「これから争点整理ということで主張し合うので、裁判所の方で『和解はどうですか?』ということはあり得ますね」と答えていた。(modelpress編集部)
情報:TBS
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