高山一実、初絵本出版への思い キャラクター誕生のエピソードも<がっぴちゃん>
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◆高山一実、初絵本「がっぴちゃん」への思い
高山が文、イラストレーターのみるく氏が画を担当する本作は、高山が乃木坂46卒業後に映像化作業と並行して手掛けていた1冊。報道陣を前に、高山は「衝動的に絵本が描きたいと思って取り掛かったので、今日、こんなにたくさんの方にお集まりいただけたことが、ありがたくて、ありがたくて、ありがたい気持ちです」と感謝を口にした。
続けて「30歳になった節目に出させていただいたんですけど、私自身、20代は自分のことで精一杯で、30歳になるにあたって“がっぴちゃん”というキャラクターが思い浮かんでからは自分のことよりも“がっぴちゃん”のことを考える日々がすごく楽しいなと思ったので、このキャラクターがたくさんの方に愛していただけるように、これから頑張っていきたい」とコメント。「小説を出版してから2冊目を書きたいとずっと思っていたんですけれども、書いては消して、書いては消しての日々が続いて、でも文章は考えるのは好きで、何かまた出版物を出したいと思っていた」とした上で、「小説は1作で止まってしまっているんですけれど、絵本はこの先、たくさん出していきたいというのが私の夢」と語った。
◆高山一実「がっぴちゃん」誕生エピソード
絵本を出すことになった経緯を聞かれると、本作にははまぐりのキャラクターが登場することを説明し「桑名のはまぐりを食べた時にはまぐりに感謝を伝えたいと強く思ってしまって。『こんなに美味しいはまぐりになってくれてありがとう』と強く思って、そこから物語が浮かんでしまった」と告白。そして「それで売り物になるか分からないけど勝手に書いて、これが絵本になったりしないよなと淡い期待を抱いていたら、たくさんの方に助けていただいて、1冊の絵本になった形です」と伝えた。
表紙にも描かれているがっぴちゃんは恐竜をモチーフにしたキャラクターだそうで、「私は恐竜がすごく好きで。千葉県出身なんですけど、幕張メッセで恐竜博というものをやっていたんです。近くを通り過ぎたことがあって、父親に車の中で『恐竜博に寄るか?』と聞いてもらったんですけど、すごく優柔不断なので悩んでいる間に通り過ぎちゃって寄れなかったんです。その後、結構引きずって、恐竜が頭から離れなくなった」と幼少期を回顧。加えて、「地元に帰った時に、同級生は子どもが1人2人いたりするので、『何が好き?』と聞くと恐竜が好きな子が多くて。はまぐりが最初に決まっていたんですけど、はまぐりと恐竜の話って面白いんじゃないかなと思った」と発想に至るまでの流れを明かした。(modelpress編集部)
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