A.B.C-Z戸塚祥太、共演者からのバレンタインチョコ“保管中”の理由「いつも笑顔」の印象に本音も飛び出す<緑に満ちる夜は長く・・・>
芸能
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【写真】戸塚祥太、涙の演技が圧巻…共演女優と寄り添う
◆戸塚祥太、高橋由美子からのバレンタインチョコに歓喜も「とっておいてある」
初日を前に「準備は万端です!」と意気込んだ戸塚だったが、報道陣には小道具が一部まだ間に合っていないことを事前に聞かされており、それについて問われると坂田が「そんなことをなんで知ってるの?(笑)」と驚き。戸塚も「どこから漏れたんですかね!?重大な情報が…(笑)」と焦ったが、「その点を除けば我々パーフェクトです!」と自信をみせた。
稽古中の印象的なエピソードを聞かれた戸塚は、「2月14日、バレンタインデーが稽古中にあったんですが、当日は稽古がなかったんです。そっか、チョコ的なやつはおあずけかぁ、と思っていたんですけど、前日の13日に高橋由美子さんからすべてのキャスト・スタッフさんにチョコをいただきました!ありがとうございました!」と高橋からバレンタインチョコがもらえたことを笑顔全開で報告。
バレンタインから半月経っているが「僕はまだそのチョコを食べていないんです。とっておいてあるんです」と保管中であることを明かし、「東京公演、大阪公演が終わったら、ご褒美に食べます!」と声高らかに宣言。高橋が「普通のチョコだよ?」と返すも、戸塚は首を振り「『サンキュー』とか『お疲れ様』とかメッセージが書いてあったので、これは最後にとっておきたいなと」と大事にしている様子。思いもよらぬ戸塚の行動に、高橋は「もうちょっと高いのにしておけばよかったなぁ…!」とやや後悔。完全な義理チョコかを聞かれると「愛のこもった、リアル愛じゃないけれども、ある意味大きな愛で包んだチョコレート」といい、何年ぶりかを追求されると、戸塚が「なかなか退陣してくれない(笑)」とフォローしていた。
◆戸塚祥太主演「緑に満ちる夜は長く・・・」
劇団ONEOR8の劇作・演出を担う田村孝裕が手掛ける本作は、緑川家の亡くなった母アキナ(高橋)と男四兄弟たちの追想と現在を織り交ぜながら進んでいく。戸塚は母と共に暮らし、介護をしていた三男ユウを演じる。
“コミュ障”というハンデを抱える役どころの戸塚が、コミュニケーションのとりかたで普段心がけていることを聞かれ「とにかく全体を運ぶこと。整えています。みんなでやりたいことをやろうと。そのくらいですかね」と答えると、高橋からは「いつも笑顔だよね」との言葉が。戸塚は「いつも笑顔はあるかもしれないです!笑ってたほうが印象良いかなって(笑)」と笑わせつつ、「でもいつも笑っているので変なやつだなって自分でも思うので、そろそろそれをやめていこうかなとも思ってる。でもそうなるとこう(真顔)なっちゃうんで、それも違うかなと…。どっちなんだろうと考えながら、これからもコミュニケーションをとっていくと思います(笑)」と本音をまじえながら語った。
本作のテーマを聞かれた戸塚は「家族という小さな世界かもしれないですけど、家族の中でも良い面や悪い面、白黒つかないグレーな部分があると思う。母が亡くなったことによって四人兄弟がこれからの家族の在り方に向き合っていく、“再生”がテーマ」と真摯に語ると、坂田と高橋は「全部言われちゃいました」と感嘆していた。
舞台は3月1日から17日まで東京・新国立劇場 小劇場、3月30日から31日まで大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて上演。(modelpress編集部)
◆ものがたり
雪深い田舎町。そこにぽつりと建つ一軒家。緑川家。残雪の三月、緑川家では母アキナ(高橋由美子)の葬儀が行われていた。男四兄弟を女手ひとつで育てあげたアキナ。その母を看取ったのは、とあるハンデを抱えつつ、母と共に暮らし、介護をしていた三男ユウ(戸塚祥太)だ。連絡を受け、長男ゴウ(加藤虎ノ介)、次男カイ(山口森広)、四男ケイ(溝口琢矢)も実家に帰ってきた。久しぶりに顔を合わせる兄弟たちのあいだで昔のことを思い出し、懐かしんだ。
弔問客が出払ったあと、まだ一人残っていた人物がいた。ベテランの鍵屋(坂田聡)の人間だった。母の遺品を整理した際に見つかった金庫。その金庫を開けるべく、ゴウが街から鍵屋を呼んだのであった。やがて金庫の鍵が開けられた。そこに入っていたものとは……。
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