菅田将暉、妻・小松菜奈に続いて役所広司と“親子役”「お世話になっています」夫としての感謝も＜第47回日本アカデミー賞＞
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◆菅田将暉「銀河鉄道の父」で優秀助演男優賞受賞
本作は、世界中から愛される宮沢賢治が“ダメ息子だった！”という大胆な視点を軸に、大量の宮沢賢治の資料の中から父・政次郎について書かれた資料をかき集め、究極の家族愛を描いた小説「銀河鉄道の父」（門井慶喜著）の映画化作品で主演の役所広司が政次郎を、菅田が賢治を演じた。
菅田は本作での役作りについて「作家活動もありますし、チェロを弾くシーンや農業だとか、お経を唱えるとかとにかく習い事がたくさんあったので、まずはそれを一通りやりつつ」と賢治が実際に行っていた習い事を全て習得し、チェロでは弾き語りにも挑戦。撮影前に出身地である花巻市を訪れていたことも明かした。
◆役所広司、菅田将暉との初共演は小松菜奈と同じ関係性に「親戚みたい」
また菅田は、役所との初共演の感想を聞かれると「お父さん役なんですけど、毎日そのお父さんパワーとの戦いと言いますか。息子としてもそうですし、後輩としても」と刺激を受けた現場を振り返った。
さらに「PERFECT DAYS」にて優秀主演男優賞を受賞し、同授賞式に登壇していた役所もコメントを求められ、菅田について「もう素晴らしい俳優さんだとは知ってましたけども、奥様とも僕は父親役でやったことがあって、今回菅田くんも息子役だったので、本当に親戚みたいな感じがして」と菅田の妻・小松菜奈とも同じ“親子”という関係性で演じたことに触れると、菅田も「お世話になっています！」と嬉しそうに返していた。
ほかにも、優秀助演男優賞には、「月」から磯村勇斗、「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」から伊藤健太郎、「こんにちは、母さん」から大泉洋、「首」から加瀬亮が選ばれ、磯村が最優秀助演男優賞に輝いた。なお菅田は、これまで新人俳優賞を1度、優秀主演男優賞を3度、話題賞・俳優部門を2度、最優秀主演男優賞を1度受賞しており、今回「銀河鉄道の父」での受賞で、8度目の「日本アカデミー賞」となる。
◆第47回日本アカデミー賞
同賞は2023年1月1日から12月31日までに東京地区において有料で初公開された40分以上の劇場用映画及びアニメーション作品（劇場公開を目的に製作された新作で、東京地区の同一劇場で1日3回、かつ2週間以上映画館のみで連続して上映された作品）が対象。
司会は、5年連続となる羽鳥慎一アナウンサーと、「ケイコ 目を澄まして」で第46回最優秀主演女優賞を受賞した岸井ゆきのが務める。（modelpress編集部）
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