綾瀬はるか主演映画公開決定「こちらあみ子」森井勇佑監督と初タッグ<ルート29> | NewsCafe

綾瀬はるか主演映画公開決定「こちらあみ子」森井勇佑監督と初タッグ<ルート29>

芸能 モデルプレス/ent/movie
大沢一菜、綾瀬はるか(C)2024「ルート29」製作委員会
大沢一菜、綾瀬はるか(C)2024「ルート29」製作委員会 全 1 枚 拡大写真
【モデルプレス=2024/03/21】女優の綾瀬はるかが主演を務める森井勇佑監督最新作『ルート29』(読み方:ルートニジュウキュウ)が、今秋に公開されることが決定した。

【写真】綾瀬はるか、美肌を保つ上での“大きな出会い”明かす

◆綾瀬はるか主演「ルート29」

『こちらあみ子』で第27回新藤兼人賞金賞はじめ数多くの賞を受賞し、デビュー作にして多くの映画ファンを魅了した森井勇佑監督。詩人・中尾太一の「ルート29、解放」(書肆子午線)からインスピレーションを受け、映画の舞台ともなった姫路から鳥取を結ぶ一本道の国道29号線を約一ヶ月間旅をし、脚本を完成させた。

「奇妙なものや不思議なものに触れること、そうすることでしか得られない生の実感があるのではないかという思いを根底において、現代のおとぎ話のようなものを目指して取り組みました」と語る。その独創的なストーリーは、他者と必要以上のコミュニケーションを取ることのできないひとりぼっちの主人公トンボが、風変わりな女の子ハルを連れて旅に出ることにより、奇妙な人たちと出会うことや、少しずつ深まるハルとの絆によって、空っぽだった彼女の心に喜びや悲しみの感情が満ちていくことを描いた不思議な感動ロードムーヴィーだ。

◆「こちらあみ子」大沢一菜×森井勇佑監督、2度目のタッグ

森井監督待望の2作目の主演を務めるのは、これまでアクション、ラブストーリー、コメディ、時代劇、大河ドラマなど様々なジャンルで多岐に渡るキャラクターを演じてきた国民的女優・綾瀬。本作ではかつて綾瀬が演じてきたキャラクターや、お茶の間で見せる親しみやすく朗らかな印象とは異なる清掃員の女性、トンボを演じる。「ご自身のなかの宇宙が独特で面白い方だと感じました。その宇宙がトンボという役をとても豊かなものにしてくれたのだと思います」と監督が語る通り、難しい役柄を見事に演じきり、本作で新しい一面を開花させた。

ハル役には『こちらあみ子』で強烈なデビューを飾り第36回高崎映画祭最優秀新人俳優賞を受賞した大沢一菜。幅広く活躍を続ける彼女はドラマ「姪のメイ」「季節のない街」と立て続けに出演。森井監督作品には2作品続けての登場となる。

撮影、『春原さんのうた』『偶然と想像』の飯岡幸子、照明、『花束みたいな恋をした』『夜明けのすべて』の秋山恵二郎、録音、『月』『コンフィデンスマンJP英雄編』の髙須賀健吾、美術、『MOTHER マザー』『水は海に向かって流れる』の大原清孝、編集、『せかいのおきく』『ラーゲリより愛を込めて』の早野亮、衣裳、『ドライブ・マイ・カー』『春に散る』の纐纈春樹、ヘアメイク、『流浪の月』『愛にイナズマ』の豊川京子、など邦画界きっての実力派スタッフが集結。綾瀬を主演に、今最も新作が期待される森井監督が、これまでの邦画では観たことのない、まるで外国の絵本のような映像美と独特なストーリーで魅惑的な世界観を完成させた。

また、トンボ役・綾瀬とハル役・大沢をとらえた、旅の途中に立ち寄ったドライブインでの一枚と森井監督のメイキング写真もあわせて解禁された。(modelpress編集部)

◆綾瀬はるかコメント

のり子の心は無限に広がりながら、人との交わりを閉ざしていく中で隙間も広がり、空っぽのようになってる人。風のようにゆらゆらとしながら過ごしていたある時、風がわりなハルと出会い旅をして、その途中奇妙な人たちとも交わり、のり子の心に吹く風も表情が変わりはじめます。悲しみの一滴、喜びの一滴と空っぽのような心も少しずつ満たされ、ハルとの旅も終わりを迎えていきます。どこまでが現実で、どこまでが非現実か、ハルとのり子の不思議な旅、冒険をご一緒するように観て頂きたいです(※のり子はトンボの本名です)。

◆大沢一菜コメント

監督とまた一緒にやれると聞いて“やったー”と思いました。綾瀬はるかさんと一緒だと聞いてさらに“やったー”と思いました!撮影は暑くて大変でしたが、綾瀬さんと一緒にアクションごっこしたり、買ってきたチョコやお菓子を一緒に食べてくれて楽しかったです。
たくさんの皆さんに観てほしいです。

◆森井勇佑(監督・脚本)コメント

この映画は、中尾太一さんが書かれた詩がもとになっています。ざわめきを感じる言葉たちに取り囲まれ、想像をめいっぱい広げて作りました。奇妙なものや不思議なものに触れること、そうすることでしか得られない生の実感があるのではないかという思いを根底において、現代のおとぎ話のようなものを目指して取り組みました。トンボを演じた綾瀬はるかさんとは初めてのお仕事でしたが、ご自身のなかの宇宙が独特でおもしろい方だと感じました。その宇宙が、トンボという役をとても豊かなものにしてくれたのだと思います。綾瀬さんがあのときに生きたトンボという人間が、僕はとても好きです。

ハルを演じた大沢一菜さんは、どうしてそんな表情が出来るのかと思わされる驚くような瞬間が何度もありました。大沢さんとお仕事をするのは2度目ですが、新しい表情をたくさん見せてくれたこと、とても嬉しく感じました。
独創的な取り組みをしてくれたスタッフたち、生き生きとカメラの前に立ってくれたすべての出演者たちと一緒に、この映画を作れたことをとても誇らしく思っています。これからご覧になるお客さまに『ルート29』がどのように届くのか、とても楽しみです。

【Not Sponsored 記事】

《モデルプレス》

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