「Eye Love You」二階堂ふみ、チェ・ジョンヒョプの芝居から感じた“侑里がテオに惹かれた理由”「とどまらざるを得ないような感情」<インタビューVol.2>
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【写真】二階堂ふみ&チェ・ジョンヒョプ、色気全開ベッドシーン
◆二階堂ふみ主演「Eye Love You」
本作は目が合うと相手の心の声が聞こえてしまう“テレパス”の能力を持つ本宮侑里(二階堂)と超ピュアな年下韓国人留学生ユン・テオ(チェ・ジョンヒョプ/通称:ヒョプ)のファンタジック・ラブストーリー。
ヒョプは今作が日本のドラマ初出演。韓国俳優がヒロインの相手役を務めるのは民放GP帯連続ドラマ史上初となり、2人の恋愛模様には毎話多くの視聴者が胸キュン。Netflixでは日本のみならず韓国でのランキングでもTOP10入りするなど、国境を超えた話題作となっている。
◆チェ・ジョンヒョプの芝居に「毎回驚かされています」
― ジョンヒョプさんのアイデアで生まれたシーンも多いそうですが、二階堂さんがそのアイデアに驚いた、感心した場面はありましたか?
二階堂:ジョンヒョプさんは本当にフレッシュな空気を毎回お届けしてくださる方で、自分が台本を読んでいる時には想像していなかったようなことが起きたりとか、そういうサプライズがたくさんあって毎回驚かされています。それがすごく楽しいというか、「こういう展開の仕方があるんだ」「こういう動きがあるんだ」とご一緒させていただく中でとても勉強になっています。
◆二階堂ふみが語るチェ・ジョンヒョプとの胸キュンシーン裏話
― 実際に二階堂さん自身が胸キュンしてしまったシーンや挑んでみての感想をお聞かせください。
二階堂:胸キュンシーンってすごく不思議なもので、なんて言うのかな、演じている側ってちょっと冷静というか(笑)。 「これは胸キュンになってるのかな?」「こうしたらなるんじゃないか?」みたいな、そういうのが研究みたいで楽しかったです(笑)。また放送された後に、自分たちが意図していないところで胸キュンしてくださっている方々もたくさんいて、胸キュンシーンもやっぱり十人十色というか、それぞれグッとくるポイントって違うんだなという発見もあって面白かったです。
― 視聴者の皆さんは、本当に2人の全シーンにときめかれていますよね。
二階堂:本当ですか!?そういうお声をいただけるのはすごくありがたいです。でもそれこそ身長差で背伸びをしているシーンとか「そういうところがキュンのポイントになるんだな」と感じましたし、必然的にそうなったことがキュンポイントになっているのは嬉しいなと思いました。
◆チェ・ジョンヒョプが持つエネルギー&繊細さ
― ジョンヒョプさんと共演して感じた魅力や撮影中の裏話もお伺いしたいです。
二階堂:すごく足が速いんですよ(笑)!昨日もジョンヒョプさんが走ってこられるシーンを撮影していたんですけど、あまりの速さにびっくりしちゃって(笑)。今まで合わせてくださっていたんだなと思いました。やっぱり勢いやパワーがあってエネルギーに満ち溢れた方なので、そこはすごいなと思いました。 でもそれでいて繊細な部分も持ち合わせていて。その繊細さがお芝居の機微にも現れていて、侑里の感情のフックを作ってくださる瞬間もたくさんあって本当に感謝しています。
― 二階堂さんの歩幅に合わせる気遣いもされていたんですね(笑)。
二階堂:走るシーンは今までも何回かあって、私はすごく速く走っていたつもりなんですけど、簡単に追いつかれるなって(笑)。歩幅が違うからかなと思っていたんですが、元々の脚力が違ったんだなと感じています(笑)。
◆侑里(二階堂ふみ)がテオ(チェ・ジョンヒョプ)に引き止められた理由
― ジョンヒョプさんの演技によって感情の引き出しを開けてもらったとのことで、自分の想定よりも遠くに行けた、自分でも思いがけない演技ができたと感じたシーンはありますか?
二階堂:レパートリーを増やしていただいたというか、動きが予定調和にならない、そういう印象が近いかもしれないです。でもそれこそ1話の「そこの、キョロキョロしてる、可愛い人ぉ~!!」(※ジョンヒョプのアイデア)って、ジョンヒョプさんだからこそだったなと思いました。しかも結構物理的に距離も離れているのに、そうとは思えないレベルの大きいエネルギーがバンって飛んできて(笑)。その時に「このエネルギーによって侑里って引き止められるんだな」というか、普通のリズムではなかなか感情が追いつかないようなところでグッとそこにとどまらざるを得ないような感情に持っていってくださるような感じがしました。本当に物理的に体が止まってしまうような、「あ、侑里はこうやってあのパワーにグッと掴まれていったんだろうな」という感覚でした。
― カットがかかるまで台本にはない掛け合いが続いたり、セリフでは決まっていなかった部分まで続けることはありましたか?
二階堂:ちょこちょこありました。ジョンヒョプさんはクランクインしてからすごい勢いで日本語がお上手になっているので、撮影中も知っている単語でちょっと掛け合いを続けてくださったりして。そういうのはすごく楽しかったです。
★Vol.3へ続く!
(modelpress編集部)
◆二階堂ふみ(にかいどう・ふみ)プロフィール
1994年9月21日生まれ、沖縄県出身。2009年、役所広司初監督作品「ガマの油」に抜擢されスクリーンデビュー。主な出演作は映画「私の男」(14)「リバーズ・エッジ」(18)「翔んで埼玉」シリーズ(19・23)「月」(23)、連続テレビ小説「エール」(NHK/20)ドラマ「プロミス・シンデレラ」(TBS系/21)「VIVANT」(TBS系/23)など。
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