二階堂ふみ、チェ・ジョンヒョプからの韓国土産を絶賛「Eye Love You」で得た“大きなギフト”とは<インタビューVol.5>
芸能
モデルプレス/ent/wide/show3
【写真】二階堂ふみ&チェ・ジョンヒョプ、色気全開ベッドシーン
◆二階堂ふみ主演「Eye Love You」
本作は目が合うと相手の心の声が聞こえてしまう“テレパス”の能力を持つ本宮侑里(二階堂)と超ピュアな年下韓国人留学生ユン・テオ(ジョンヒョプ)のファンタジック・ラブストーリー。
◆二階堂ふみがよく使う韓国語フレーズは?
― 最近新たに覚えた韓国語のワードやお気に入りのワードがあったら教えて下さい。
二階堂:1番先に覚えたのが「ペゴパ(お腹すいた)」だったんです(笑)。それは結構現場でも使っています。
― 二階堂さんが持っている韓国語のテキストにジョンヒョプさんが「このドラマが終わるまでにこの本は終わらないことでしょう」とお茶目なメッセージを書かれていた裏話も現場の良い雰囲気が伝わってきましたが、その後韓国語の勉強の進捗はいかがですか?
二階堂:少しずつ少しずつ進めていっている感じです。どうしても撮影がちょっとハードになってきたのと、物語の終盤戦になってまたちょっと違うテンションにもなっているので、今はドラマの制作の方に集中しながら、でも1日1単語ぐらいなんとか覚えてやっています(笑)。
◆二階堂ふみ、チェ・ジョンヒョプの韓国土産が「好きな食べ物トップ10に入り込んできた」
― 韓国料理で美味しいと思ったものや現場で出会った新しい味はありますか?
二階堂:私の好きな食べ物トップ10に入り込んできた韓国料理があって、それがキムブガクっていうのり天のようなものです。年末にジョンヒョプさんが韓国に帰られていた時に、お土産でキムブガクも買ってきてくださったんです。韓国では家で作ったりする、お父さんが食べるおつまみのようなものらしいのですが、それがもう本当に美味しくて。「これ止まらないですね!」となったので、(記者にも)ぜひ食べてほしいです(笑)!
◆二階堂ふみの夢を叶える秘訣
― モデルプレス恒例の質問である“夢を叶える秘訣”もお伺いしたいです。実は二階堂さんに以前この質問をしたのは5年前でした。その時には「好きなことを全力で前向きにやっていくことが1番」と答えてくださったんですが、そこから5年の月日が経って、今「これも大事だな」と感じることはありますか?
二階堂:やっぱり私は現場が好きで、現場で各部署の方々とコミュニケーションを取りながら皆で一つの作品を作っていくことが好きです。そういう現場でご縁を持つことができて、また人と出会って…というのは、自分にとって続いている夢でもあります。新しい人との出会いがまた新しい目標や夢に繋がっていくこともありますし、人とのご縁や出会いを大事にしていきながら自分の好きなことを続けていくことが秘訣なのかなと思っています。
― これまでで具体的に「縁が繋いでくれた」と感じた出来事を教えてください。
二階堂:それこそ今回の「Eye Love You」はすごくご縁を感じる現場でした。各部署のスタッフの全ての方々に対して「これはご縁だな」と思っています。また個人的にすごく嬉しかったことがあって、今回撮影部のアシスタント業務を務める若手の1人がとある言葉をくれて。私は仕事を始めた年齢が早かったので、これまでは撮影現場に行くと自分が1番若いということも多かったんですけど、徐々に自分よりも年齢が若かったり、キャリア的にもまだ日が浅かったりする方々ともご一緒するようになってきていて。
そんな中でその方が「数年後にカメラを担当できているかもしれないから、その時にまたご一緒したいです」と言ってくださったんです。それを聞いて私も「また会えたね」と言えるように現場に行くことを続けていけたらと思いましたし、自分よりも後輩の子からそういう言葉をもらえてとても励みになって、すごく大きなギフトだなと思いました。
◆二階堂ふみ「Eye Love You」視聴者への願い
― 最後に最終回に向け、読者へのメッセージをお願いします。
二階堂:このドラマに参加して私は、これまで俳優部としてエンターテインメントに関わるお仕事をさせていただいて、さらにそれを続けてきて本当に良かったなと実感する毎日です。またスタッフ・キャスト全員1カット1カットを丁寧に大事に作ってきた作品なので、そうやって作ったものは(視聴者にも)伝わるんだなともすごく実感しています。
応援のコメントや観た方々からの感想の言葉で私たちも本当に力をもらいながら、今最終回を無事に迎えられそうなので、皆の想いが込められた最終回を観ていただけたら嬉しいです。またドラマ制作で色々な新しいチャレンジをやっている時にこうやって自分はこの作品に参加することができたんだなと感じているので、皆さんもドラマに希望を感じていただけたらなと思います。
― 貴重なお話をありがとうございました。
◆インタビューこぼれ話
取材を通して驚いたのは、二階堂はとにかく細やかな気配りが行き届いていること。今回の合同取材は対面&リモートで数多くの記者が参加したが、質問者が後列にいるとその記者の顔を見て答えるため自身の椅子の位置を動かし、オンライン参加の記者たちにも聞きたいことがないか丁寧に確認していた。さらにインタビュー中に記者が床に持ち物を落としてしまうハプニングが起こると、すぐに話を中断し「大丈夫ですか?」と声がけ。優しさ溢れる飾らない姿で現場を癒やしていた。
また語っていた内容からもわかるように、彼女は人との出会い・縁を大事にし続けている。個別取材が終わり、担当記者が「プロミス・シンデレラ」「VIVANT」、そして今作と二階堂の出演作をずっと担当していることを明かすと「そうだったんですね!ありがたいです。引き続きよろしくお願いします」と笑顔。「またインタビューしていただけるように頑張ります」とも伝えてくれた。そして最後には「お気をつけて」とわざわざ見送ってくれた二階堂。彼女が俳優部の第一線で輝いているのは、魅力的な芝居に加え、このような裏側での謙虚な姿勢も大きな理由なのだろう。(modelpress編集部)
◆二階堂ふみ(にかいどう・ふみ)プロフィール
1994年9月21日生まれ、沖縄県出身。2009年、役所広司初監督作品「ガマの油」に抜擢されスクリーンデビュー。主な出演作は映画「私の男」(14)「リバーズ・エッジ」(18)「翔んで埼玉」シリーズ(19・23)「月」(23)、連続テレビ小説「エール」(NHK/20)ドラマ「プロミス・シンデレラ」(TBS系/21)「VIVANT」(TBS系/23)など。
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