福本莉子、重要シーン撮影に「ドキドキして寝れなかった」 大泉洋も手応え「涙が出ちゃう」<ディア・ファミリー>
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モデルプレス/ent/movie
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◆福本莉子、重要シーンの撮影回顧
本作は、世界で17万人もの命を救うことになるIABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテルが誕生するまでと、家族の関係を感動的に紡ぐ物語。生まれつき心臓病疾患を持っていた娘・佳美(福本)の命を救いたい一心で、小さな町工場を経営する父の宣政(大泉)が奮闘する姿を描く。
自身の役柄について福本は「諦めない心っていうか。もちろん宣政さんの背中を見ているからだとも思うんですけど、生まれつき心臓に疾患があって、いじめとかもありましたけど、それでも…私だったらへこたれちゃって、もっと悲しくなるっていうか。佳美さんはそうじゃなくて、常に前を向いて1日1日を大事に生きていたので。私もちっちゃなことでくよくよせずに。家族全体のモットーっていうか、次はどうする?っていうそのマインドにすごく感銘を受けました」と影響を受けた模様。印象的なシーンを問われると「予告編でも使われているシーンなんですけど、『私の命はもう大丈夫だから』っていう、宣政さんの肩を揉みながら言うシーンなんですけど。あのシーンが、クランクインしてすぐぐらいだったんですね。撮影が。私の中でも佳美さんをどう演じていこうか悩んでいた、まだ手探りの状態だったので。その時に一番大事なシーンをやるんだって、すごくドキドキしていました。やっている時もそうですし、前日とかもすごくドキドキして寝れなかったです」と重要シーンの撮影を振り返った。
◆大泉洋、撮影に手応え
また、同シーンの撮影では、リハーサルで大泉から受けたアドバイスを参考にしたという福本は「あのシーンって、宣政さんがこれまで人工心臓を作るためにいろいろ奔走してきて、その中で佳美さんの一言でいったん区切りがつくっていうか。第1章が終わる大事なシーンだったので、すごく頑張りました」と回想。大泉は「『この映画をやりたいな』と思ったのはそこだった」としたうえで「子役の子たちとの時間を過ごして、大人になって福本さんが来られて。台本上はそれなりに順撮りなんだけど、僕と福本さんはまだ全然撮ってないの。子役とばっかり撮っていたから。莉子ちゃんとやるには、積み重ねがない中でのシーンだったから、まあ難しいですよね」と舞台裏を明かし「思い出しても、ちょっと涙が出ちゃうね」と仕上がりに手応えを感じている様子だった。(modelpress編集部)
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