サカナクション山口一郎、うつ病から再起に向けて 復活舞台裏に密着
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【写真】サカナクション山口一郎、“復活宣言”達筆美文字
◆山口一郎、うつ病から再起へ
2024年1月。山口のソロツアーの最終日、衝撃的な告白に8000人の観客は静まりかえった。「僕が患った病気はうつ病です。この2年間、すごく苦しくてあがいていました」。
山口がうつ病と診断されたのは、2022年6月。発症の原因は、パンデミックだった。「不要不急」のものとされ、仕事を失った音楽業界の仲間を救おうと、基金の設立に動くなど、自分にできることを模索し続けた。そしてパンデミックの出口が見え始めた時、心と体が悲鳴を上げたのだった。
今も症状は一進一退を繰り返している。しかし、この春サカナクションを率い、2年ぶりの全国ツアーに挑んだ。「うつ病を抱えている自分だからこそ、新しい音楽世界を作れるはず」という決意である。日本では15人に1人がうつ病を抱えていると言われる。うつとともに生き、歌い続ける姿は、今を生きる私たち自身の物語である。
山口は「僕はこの2年間ずっとこの病気と向き合ってきました。この病気の難しさ、苦しさを少しでも多くの人にわかってもらいたい。この病気で苦しむ人を少しでも理解してもらいたい。人前に出ることが職分である1人のミュージシャンとして、この病気のことを世の中に伝えていければと思っております」とコメントを寄せた。(modelpress編集部)
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