駒木根葵汰&新原泰佑、BL作品ラブシーンで“支え合い” 互いへの感謝・関係性の変化明かす【「25時、赤坂で」インタビュー】 | NewsCafe

駒木根葵汰&新原泰佑、BL作品ラブシーンで“支え合い” 互いへの感謝・関係性の変化明かす【「25時、赤坂で」インタビュー】

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モデルプレスのインタビューに応じた駒木根葵汰、新原泰佑(C)モデルプレス
モデルプレスのインタビューに応じた駒木根葵汰、新原泰佑(C)モデルプレス 全 1 枚 拡大写真
【モデルプレス=2024/05/01】俳優の駒木根葵汰(こまぎね・きいた/24)と新原泰佑(にいはら・たいすけ/23)がW主演を務めるテレ東系木ドラ24「25時、赤坂で」(毎週木曜深夜24時30分~)。インタビューでは、オファーを受けた際の心境やボーイズラブ(BL)作品のラブシーンで意識したこと、2人の関係性の変化などを聞いた。

【写真】駒木根葵汰&新原泰佑、裸で密着

◆駒木根葵汰&新原泰佑「25時、赤坂で」

原作は、on BLUEで連載中の夏野寛子による同名作。舞台は芸能界で、人気俳優と新人俳優がBLドラマ撮影中に恋に落ちる様子を描いた、切なく美しいラブストーリーとなっている。人気俳優・羽山麻水を駒木根、新人俳優・白崎由岐を新原が演じる。

◆駒木根葵汰&新原泰佑、オファーを受けた際の心境は?

― まずは、オファーを受けた際の心境から教えてください。

新原:僕は主演をさせていただくのが初めてだったので、お話をいただいたときはすごくびっくりしました。漫画やアニメとかがすごく好きなので原作がある作品に愛が深いですし、作者さんへのリスペクトもあるので、最初はすごく不安だったのですが、相手が駒木根さんと知りすごく嬉しかったですし、安心しました。

駒木根:お話をいただいたときは「この役を任せてもらえるんだ」とすごく嬉しかったです。これまで原作がある作品に出演した経験はありますが、そこまで数をこなしてきたわけではないので、“人気俳優”という役どころについて「本当に自分で良いのか」「僕以外にもっと良い人がいるんじゃないか」と、ネガティブな意味ではなく、よりよい作品にするために迷ったこともありましたが、色々考えた結果「やるからにはちゃんとやろう」と出演することを決めました。

◆駒木根葵汰&新原泰佑、距離を縮めるためにしたこと

― 劇中で羽山と白崎は役作りのために「同じ時間を一緒に過ごそう」という提案をしますが、お2人は距離を縮めるためにしたことはありますか?

駒木根:喧嘩ですね!喧嘩って言ってもみんなが思っているような空気が悪くなる喧嘩ではなくて、1人がバーッと言って「なんだお前!」とツッコむ、のようなボケとツッコミの構築を早い段階からしました(笑)。

― 例えばどんな“喧嘩”をしたのでしょうか?

新原:“キノコ”について!

駒木根:出た(笑)。

新原:駒木根さんはあまりキノコが得意ではないらしいのですが、僕は大好きなんです。だからキノコの良さを伝えようとしたら「菌食ってるんだよ!?」って言われて(笑)。でも、納豆やヨーグルトは大好きと言うので「おかしいな?菌だよ?」って言い返したら、「それは違くて、キノコには毒があるんだよ!」って(笑)。別に毒キノコじゃないキノコもある(笑)。

駒木根:毒キノコもあるから危ないよって話をしました(笑)。キノコが大好きだと山の中で毒キノコを食べてしまう可能性がある、そういうのを回避するためにも、日頃からキノコに対してある程度の距離を保っておかないと、もし何かあったときのために…みたいな反論をしました(笑)。

新原:これ以上僕は言い返せなかったので、駒木根さんの勝ち(笑)。論破されました。

駒木根:こういう他愛もない話をしょっちゅうしています(笑)。

― ボケとツッコミは決まっていますか?

駒木根:(新原は)基本ボケてますね。ボケなのかわからないボケが多い。

新原:(駒木根を見ながら)でも、菌もボケですよね!?

駒木根:菌はマジ!

新原:そっか(笑)。こういう感じで、いつもどっちがボケとかあまり決まっていないんだと思います(笑)。今どっちがどっちの役割だっけっていうことはたまにありますね。それくらい、撮影現場でも喋っていることは多いです。僕はお喋りなので1人で喋っていることがおおいのですが、駒木根さんは周りを巻き込んでお喋りするのが得意な方なので、助かっています。気がついたら僕が巻き込まれて喋っていたり、撮影現場全体を巻き込んで喋っていたりするので、すごいなと思います。

― 初対面のときから既に「フィーリングを感じる」といったコメントをされていましたが、撮影を進めるにつれて関係性は変化しましたか?

駒木根:話に関しては段々すれ違ってきてる(笑)。ちょっとね、ズレが生じてきましたね(笑)。

新原:お互い気を遣わなくなってきたんでしょうね。だから自我が豊富に出てきている(笑)。けど、それも心地良いです(笑)。

― (笑)。役の関係性と似ていると感じる部分もあるのでしょうか。

新原:お互いがお互いのことを色々と考えているところは似ていると思います。羽山と白崎は本心をあまり言い切れないタイプなのですが、白崎は本能的に出ちゃうことがあって、それは僕も似ているなと思うし。羽山さんはすごく本心を隠したまま生きている人なので、駒木根さんの普段からポーカーフェイスのところはすごく羽山っぽいなと個人的には思います。

駒木根:(新原は)現場でわからないところは聞くタイプで、ちゃんと自分の中で解釈ができてから挑むという部分は白崎と似ているなと感じます。自分が役と似ているかを具体的に考えたことはなかったのですが、演じていて苦ではないですし、背伸びしているという感じはしないので、喋るときのテンションや表情の作り方はあまり違わないのかなと思います。だから「ここはこうしないと」とスイッチを切り替えるというよりかは、リラックスして演技ができている。言葉にするのは難しいですが、感覚的には似たものを感じています!

◆ラブシーンでは互いに“支え合い”も

― 本作では羽山と白崎の距離がぐっと近づくようなシーンもあります。そういったシーンへ向けて意識したことや、表現する上で難しさを感じたことがあれば教えてください。

駒木根:1つあるとすれば、ハグなどいわゆるラブシーンの見せ方は少し大変だったと感じました。僕らは身長差もそんなにないですし、第1話からキスシーンもありましたが、首を大きく曲げると結構きつい体勢になってしまって。僕は演技をする上で気持ちを重視したいタイプではあるのですが、見え方が気になってしまい、角度などのすり合わせには苦戦しました。新原くんがちょっと脚を広げてくれて、ちょっとプルプルしながら調整してくれていたので「無理しなくても良いよ!」と思いつつも、すごく助かりました。

新原:(笑)。僕も無理な体勢をしているときには、カメラに映らないところで(駒木根が)支えてくれていたりして助かりました。でも、演技については“BL作品だから”といって変わることはなかったです。人を好きになる感情は一緒ですし、白崎のように「初めて人を好きになったのが男の人だった」という人もいるだろうし。誰かを好きになることに大きな理由はないし、難しく考える必要はないと思っているので、そこにはあまり重きを置くことはしていませんでした。

― ほかにも「お互いのこんな部分に助けられた」といったことはありますか?

新原:駒木根さんの若いスタッフさんからベテランのスタッフさんまで、とっても皆さんに気配りができるところに助けられました!羽山としても駒木根さんとしても、すごく座長感がある人だなと思います。

駒木根:僕も全く同じです。いわゆる補い合いというか、僕にないものを新原くんが持っていて、逆にもしかしたら新原くんにないものを僕が持っているのかもしれないですし、現場がすごく上手く回っているなという感覚があります。新原くんの底抜けの明るさがあるから現場の雰囲気が良く保たれていると思うし、途中の話から入った新しいキャストの方にも積極的にコミュニケーションを取りに行っている姿も見るので、そういったところはすごく助かっています!

◆駒木根葵汰&新原泰佑、劇中劇の難しさ語る

― 作品の中で役者を演じる機会もあまりないかと思いますが、その部分に対する難しさはありましたか?

駒木根:劇中劇があるので「自分が台本を理解していないと(視聴者を)置いてけぼりにしてしまうから、しっかりしないとな」という意識はありました。ドラマの台本とは別に劇中劇の台本があって、本当に2つ台本を覚えないといけないというのも難しい部分でしたし、「今どこのシーンを撮っているんだ」という理解を深めないとズレが生じてしまうんです。監督とディスカッションをしながら差をなくしていくという作業は、他の作品と比べて丁寧にやったなという感覚はあります。本読みやリハーサルの時間をしっかり設けてもらったことが、すごく助かりました。

新原:劇中劇は僕らも難しいと感じているので、視聴者の方も理解するのが大変だと思うんです。だから、僕らが観ている人を置いてけぼりにしない努力をしないといけない。そこの切り替えというか、グラデーションが綺麗になるように見せる意識をしています。それに、僕が演じる白崎は芝居に悩んでいるキャラクターなので、劇中劇を全力で演じてしまうと役とは変わってしまうから、そういった部分は精密に計算をしました。「ただお芝居が下手」ではなく、「熱がこもりすぎてアンマッチになってしまう」というような調整を監督と話しながらしていきました。劇中劇にも是非注目していただきたいです!

◆駒木根葵汰&新原泰佑の夢を叶える秘訣

― 最後に、夢を追うモデルプレス読者へ向けてお2人が思う夢を叶える秘訣を教えてください。

新原:僕もまだ夢を叶えたわけではないので発展途上ではあるんですけど、飛び込まなきゃ始まらないし、一歩踏み出さなきゃいつまでも成長しないので、挑戦することが大切だと思います。僕はずっと挑戦し続けている人生で「やってみてダメだったらもう1回やれば良い」という気持ちで生きています。負けたら正直悔しくて「勝つまで続けたい」と思いますし、逆に勝ったら「もう1個先の勝ちを見つけたい」と思ってしまう性格なので、ずっと向上心を持ち続けることも良いことなのかなと思います。

駒木根:夢は手が届かないものだと思いがちですが、漠然と「これもやりたいな」「これになりたいな」といくつも持っていた方が、色々な選択肢ができて良いのかなと思います。僕自身、小さい頃からの憧れでも夢でもあった「ヒーローになる」ということを(スーパー戦隊のドラマ出演で)叶えられたのですが、人生においてはまだまだやりたいことがあるので、今は1番近しいものを一生懸命追いかけることも大切にしています。

― ありがとうございました!

(modelpress編集部)

◆駒木根葵汰(こまぎね・きいた)プロフィール

2000年1月30日生まれ、茨城県出身。主な出演作は「機界戦隊ゼンカイジャー 」「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」、ドラマ「星降る夜に」、「天狗の台所」、「今日からヒットマン」など。

◆新原泰佑(にいはら・たいすけ)プロフィール

2000年10月7日生まれ。埼玉県出身。主な出演作は、ドラマ「なれの果ての僕ら」 「アオハライド Season1」 、舞台「インヘリタンス-継承-」(2024年)など。

【Not Sponsored 記事】

《モデルプレス》

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