日向坂46河田陽菜、選抜制度導入への本音「最初はポジティブになりきれない部分も」“大きすぎる存在”齊藤京子の卒業受け語った決意とは【「君はハニーデュー」インタビュー】
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◆河田陽菜、選抜制度導入で「切磋琢磨し合うことができている」
― まず「君はハニーデュー」を初めて聴いたときはいかがでしたか？
河田：爽やかで爽快感を感じました。今回は4期生も表題曲に参加しましたが、その4期生のイメージともすごくぴったりな爽やかさだと思っています。みなさんにたくさん聞いていただきたいです。
― 日向坂46としては初めて選抜制度が導入されたことも話題ですよね。
河田：4期生が加入して人数が多くなったので、心の中ではいつか選抜制度になるんじゃないかと思っていました。ただ実際に発表されると「ここで来るか」とびっくりしましたし、日向坂のためというのはわかっていても、最初はポジティブな気持ちになりきれない部分もあって。でもこうして活動していくうちに、お互いに切磋琢磨し合うことができていると感じられているので、いい選択だったと思っています。
― 選抜ではないメンバーには、ひなた坂46と新たに名称が決定しました。
河田：発表されたときはいろいろな気持ちがあったんですが、2つのチームといっても別々ではなく一緒に活動している仲間で、みんな見ている方向は同じですし、名前が変わってもそこは変わらない部分だと思います。
◆河田陽菜「4期生の存在はすごく大きい」
― お隣にいらっしゃる山下葉留花さんはじめ、4期生メンバーと一緒に活動していくなかで成長を感じる部分はありますか？
河田：あります。オリジナルのメンバーでやっていたツアーの途中から4期生が合流するというときに、山下がセンターで踊っていた映像を観て「はるはるっていつもおてんばなイメージがあるけどこういう表情もするんだ」と衝撃を受けたんです。佐々木美玲さんもはるはるを観て「色気がある」と言っていて「確かに！」と思ったんです。（山下：初めて聞きました！）
― 山下さんは加入前から河田さんが推しメンだとお話しされていますよね。
河田：嬉しいです。最初に会う前から「私のことを好きな子がいる」とは聞いていたんですが、「ちょっと怪しいな」と思っていたんですよ（笑）。でも初めて会ったときに泣いてくれて…「本当だったのか」とすごく嬉しかった記憶があります。今まで泣いてくれた子はいなかったので、すごく嬉しかったんです。ただ最近は言われすぎて怪しい…（笑）。でも毎日のように褒めてくれるので嬉しいです。
― 一緒に活動することも新鮮なことが多いのでしょうか？
河田：私たち自身にとって4期生の存在はすごく大きいんです。「新参者」（坂道グループの新メンバーによるライブ）を観に行ったときも、新しく入ってきてくれた子のフレッシュさや一生懸命さに感動して、この子たちが日向坂に入ってきてくれたことに良かったな、と思えました。一緒に今回のシングルの活動をしていても、4期生の存在自体が私たちを鼓舞してくれるのを感じます。新体制として、また違った日向坂を見せられるんじゃないかなと思って、これからも楽しみな気持ちでいっぱいです。
◆河田陽菜、齊藤京子の卒業で「残してくれたものを大切に」
― 4月には1期生メンバーの齊藤京子さんが卒業されましたが、グループとしての変化は感じていますか？
河田：私自身がひらがなけやきの1期生のみなさんに憧れて入ったこともあり、当たり前に先輩としていらっしゃった存在だったので、その先輩が卒業するのは「本当に？」と中々実感が沸かなかったです。
京子さんは本当にいろいろな方面で活躍されていて、何年も京子さんの背中を見て過ごしてきたので、そういった存在の方が急にいらっしゃらなくなるのは、本当に寂しくて心にぽっかり穴が開いたような感じです。でも、京子さんはたくさん道を切り開いてくださって、みんなもそれを見て「頑張ろう」と思えていた存在でもあったので、残してくれたものを大切にこれからも頑張っていきたいです。本当に大きすぎる存在でした。
― あらゆる場面での変化を迎えている時期かと思いますが、これからグループとして力を入れていきたいことを教えてください。
河田：9月に宮崎県で「ひなたフェス2024」をやらせていただくのですが、いろいろなコンテンツがあっておひさまのみなさんにも楽しんでもらえるかなと思いますし、遠くから宮崎まで来てくださる方もいると思うので、全国からおひさまが集まってきてくれたら楽しいですよね。まずはそれを絶対に成功させる気持ちで頑張っています。
― フェスというとライブとは違った楽しみ方ができそうですよね。
河田：私たちも単独でのフェス開催は初めてなので、ちょっとドキドキもありつつ、ご飯のメニューやグッズなど今からメンバーの間でアイディアを出し合って盛り上がっています。
◆河田陽菜が悲しみを乗り越えたエピソード
― これまで活動していくなかで様々なことを経験されてきた河田さんが「悲しみを乗り越えたエピソード」を教えてください。
河田：私は考え込むと落ちるところまで落ちてしまうタイプなので、他のことに集中することを意識しています。実際、そのことを一切考えないのは難しいんですが、現実から目を背けて、たまには自分を責めずに「楽していいんだよ」みたいな気持ちで気楽に考えるのもいいんじゃないかな、と思います。
◆河田陽菜の夢を叶える秘訣
― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて、河田さんの「夢を叶える秘訣」を教えてください。
河田：一歩踏み出すことは怖いと思うんですけど、その一歩を乗り越えれば強くなれると思うんです。「これができたから、他のこともできる」と思える強いマインドを持てるはずなので応援しています！
― ありがとうございました。
◆河田陽菜こぼれ話
＜最近お気に入りの美容法は？＞
ピラティスに通い始めました。今までは体が硬すぎてストレッチをすることすらめっちゃ嫌いだったんですが、通い始めてから体を伸ばすことがこんなに気持ち良いんだ、と気付いたんです。それに、最近は自分のためになにかを習うことをしてこなかったので、“自分のためになにかをしている”ということがいいな、おしゃれだな…と（笑）。少しそういう意地を張るために始めた部分もあります（笑）。
（modelpress編集部）
PHOTO：矢沢隆則
◆日向坂46 11thシングル「君はハニーデュー」
センターを務めるのは、4期生の正源司陽子。心躍るサウンドにのせて、好きな人を“ハニーデューメロン”に例え、“好きなものは好き”というまっすぐな思いを歌ったナンバー。
◆河田陽菜（かわた・ひな）プロフィール
生年月日：2001年7月23日／出身地：山口県／星座：しし座／身長：154cm
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