宝島社「steady.」休刊発表 創刊18年で幕「近年の社会状況の変化に伴い」 | NewsCafe

宝島社「steady.」休刊発表 創刊18年で幕「近年の社会状況の変化に伴い」

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「steady.」6月号(5月7日発売)表紙:吉岡里帆(画像提供:宝島社)
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【モデルプレス=2024/05/20】雑誌『steady.』(宝島社)が、2024年8月7日発売の9月号をもって休刊することが決定。また『mini(ミニ)』について、2024年8月9日発売の9月号より、刊行形態を隔月刊(偶数月発行)へ変更することも発表された。

【写真】吉岡里帆「steady.」で美腹筋を披露

◆「steady.」休刊

同社は日本初のストリートファッション雑誌として1989年に『CUTiE(キューティ)』を創刊。ストリートファッションブームの火付け役となり、ファッション、カルチャーにおいて新しい市場を開拓した。以後、そのマインドを受け継ぐ20代、30代に向けて『SPRiNG(スプリング)』『InRed(インレッド)』や、「大人かわいい」ブームをつくることになる『sweet(スウィート)』、「暮らし系」という市場を創出した『リンネル』などを創刊し、時代の空気をいち早く捉え、新しい女性像や価値観を提案してきた。

『steady.』は、働く女性のファッションの変化に伴い、「おしゃれ。働く。恋をする。」をキャッチコピーに、30歳前後の好感度を重視するOLをターゲットとして2006年11月に創刊。「OL賞」「走れるパンプス」などの人気企画を生み出してきたが、近年の社会状況の変化に伴い、定期雑誌という形は一度役割を終了したと判断に至った。

◆「mini」隔月刊に

『mini』は、「Tシャツ」「デニム」「スニーカー」を3種の神器とするストリートファッション誌として2000年に創刊。2021年4月からはキャッチコピーを「ジェンダーフリー宣言(ハート)」に改め、性別を超えてシェアして楽しめるストリートカルチャーのトレンドを発信している。引き続き唯一のジェンダーフリーマガジンとしてファッション、美容、カルチャーの情報を発信するとともに、今後は、ビジュアル制作力を活かした動画コンテンツの開発にも注力していく予定。

同社はファッション雑誌販売部数トップシェア(※日本ABC協会雑誌発行社レポート2023年下半期7~12月より)企業として、従来の誌面制作はもちろん、今後も各雑誌の編集力を活かしたブランドのプロデュース事業や、雑誌の世界観を活かしたリアルイベントなど多角的なコンテンツ展開を行い、企業理念である「人と社会を楽しく元気に」のもと、企業活動を行っていくとしている。(modelpress編集部)

【Not Sponsored 記事】

《モデルプレス》

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