「ブラックペアン2」出演決定のキム・ムジュン、二宮和也と交わした約束とは【インタビュー後編】
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【写真】「わかっていても」出演の韓国俳優キム・ムジュンって?
◆二宮和也主演「ブラックペアン シーズン2」
本作は2018年4月期に二宮和也主演で放送された同枠「ブラックペアン」の続編で、6年ぶりに日曜劇場に帰還。シーズン1から6年後の物語となる今作で二宮が演じるのは、シーズン1で演じた渡海征司郎ではなく、人も金を弄ぶ悪魔な世界的天才外科医・天城雪彦だ。
原作は、海堂尊の小説「ブレイズメス1990」「スリジエセンター1991」(講談社文庫)。 “バブル3部作”と呼ばれる「ブラックペアン」シリーズ「ブラックペアン1988」「ブレイズメス1990」「スリジエセンター1991」はファンから熱烈な支持を受けている。
ムジュンは、韓国人研修医のパク・ミンジェを演じる。
◆キム・ムジュン、二宮和也との“約束”
― 日本ドラマ初出演にあたり準備していることはありますか?
ムジュン:日本の作品に出演するのも、日本語のセリフも初めてなので、日本語に一番時間をかけながら、発音やトーン、日本の文化や礼儀の勉強をしました。例えば「ありがとうございます」を普通のトーンで「ありがとうございます」と言うのか、「ありがとうございます(️)」とトーンを上げて言うのか、など細かい部分も表現できるように、2週間から1ヶ月ぐらいの期間で準備しました。
― 主演・二宮和也さんの印象を教えてください。
ムジュン:まだ二宮さんと3回ぐらいしかご一緒していないので、お話できる機会が少ないのですが、撮影の合間にやったゲームで、僕が勝ったら二宮さんに東京でご飯を奢ってもらう、僕が負けたら二宮さんが必要なものを韓国から買っていくという賭けをしました。その結果、僕が勝ったので日本で美味しいものを奢っていただくことになっています(拍手とピースで歓喜)。
― それは楽しみですね。日本で食べたいものはありますか?
ムジュン:(日本語で)すき焼き!寿司!海産物!
◆キム・ムジュン、“ヒョン”竹内涼真に救われていること
― 竹内涼真さんの印象はいかがですか?
ムジュン:台本リーディング(読み合わせ)で初めてお会いしたのですが、身長が高くてフィジカルも良くて、そんな方が自ら僕のところに来て「よろしく」と声を掛けてくださってとてもかっこいいなという印象でした。竹内さんはいたずらが好きで現場でもよく冗談を言って笑わせてくれますが、僕もいたずらが好きなので、そういうところは似ているなと思いながら、いたずらしたり冗談を言い合ったりしながらコミュニケーションを取っています。
また年上の方なので、韓国語で「お兄さん」の意味を持つ「ヒョン」という呼び方で仲良くさせていただいています。演技面では、例えば「韓国語で表現するとこういうニュアンスなのですが、どんな日本語が当てはまりますか?」と相談すると、竹内さんが「これはどう?」「あれはどうかな?」とたくさんアイデアを出してくださって助けられています。あと、たくさん褒めてくださって、僕もその言葉で自信がつくのでとても感謝しています。
― ありがとうございました。ドラマも楽しみにしています。
◆こぼれ話
リモート形式で行われた今回の取材。パソコン越しでもよく伝わる大きな相槌と明るい笑顔で、一つひとつの質問に丁寧に答えてくれた。二宮との“食事の約束”の話題では「もしご飯を食べた後にまたインタビューなどの機会がありましたら、そのときはちゃんと『行ってきました』の報告をします!」と楽しそうに話していたムジュン。ドラマはもちろん、緊張感の走るストーリーとは打って変わったキャスト同士の微笑ましい裏話や関係性も注目していきたい。(modelpress編集部)
◆キム・ムジュン プロフィール
1998年5月24日生まれ、韓国出身。2020年に放送されたWEBドラマ「New Learn」でデビュー。これまでの主な出演作は、ドラマ「ちょっと敏感でも大丈夫2020」(2020)、「わかっていても」(2021)、「時速493キロの恋」(2022)、「恋人」(2023)など。MBCドラマを対象とした「2023 MBC演技大賞」で新人賞を獲得し、韓国でも期待されている俳優の一人だ。
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《モデルプレス》