「ブラックペアン2」抜擢のキム・ムジュンって何者?「わかっていても」出演俳優が日本ドラマ進出―支えられたチェ・ジョンヒョプからの言葉【インタビュー前編】
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【写真】「わかっていても」出演の韓国俳優キム・ムジュンって?
◆二宮和也主演「ブラックペアン シーズン2」
本作は2018年4月期に二宮和也主演で放送された同枠「ブラックペアン」の続編で、6年ぶりに日曜劇場に帰還。シーズン1から6年後の物語となる今作で二宮が演じるのは、シーズン1で演じた渡海征司郎ではなく、人も金を弄ぶ悪魔な世界的天才外科医・天城雪彦だ。
原作は、海堂尊の小説「ブレイズメス1990」「スリジエセンター1991」(講談社文庫)。 “バブル3部作”と呼ばれる「ブラックペアン」シリーズ「ブラックペアン1988」「ブレイズメス1990」「スリジエセンター1991」はファンから熱烈な支持を受けている。
◆「わかっていても」日本知名度拡大・キム・ムジュンとは?
ムジュンは、1998年5月24日生まれ。2020年に放送されたWEBドラマ「New Learn」でデビューを果たした。これまでの主な出演作は、ドラマ「ちょっと敏感でも大丈夫2020」「時速493キロの恋」「恋人」など。日本でもブームを巻き起こしたドラマ「わかっていても」では、ムードメーカー的存在の彫刻科学生・ユセフンを好演。メガネスタイルが印象的で“原作とのシンクロ率200%”と言われるほどの高い評価を得た。また、MBCドラマを対象とした「2023 MBC演技大賞」で新人賞を獲得し、韓国でも期待されている俳優の一人だ。
ネクストブレイクとして国内外で注目を集める彼が「ブラックペアン シーズン2」に抜擢され、日本ドラマに初挑戦。同作では、韓国人研修医のパク・ミンジェを演じる。
◆キム・ムジュン、日本ドラマ初出演の心境
― 日本ドラマ初出演の心境を教えてください。
ムジュン:まずは純粋に嬉しかったです。普段から日本のアニメーションや映画に関心があったので、実際に出演することが決まってからも「本当に僕がこの作品をやるんですか!?」となかなか信じられませんでした。初日の撮影を行ってようやく「本当にこの作品で日本のドラマに出るんだな」と実感しました。
― 日本のアニメや映画は、具体的にどんな作品をチェックされていましたか?
ムジュン:「鬼滅の刃」「金魚妻」「怪物」「今夜、世界からこの恋が消えても」など有名な作品を観ました。実は「ブラックペアン」も出演が決まる前から観ていました。まだ日本の作品を多くは観ていませんが、今まで観た作品の中で一番良かったなと思える作品の一つです。
― 本作で演じられる役柄について教えてください。
ムジュン:今回僕が演じるパク・ミンジェは、明るくていたずら好きな韓国人の研修医です。表現が合っているかどうか分からないのですが、まるで弾むような、どこに飛ぶか分からないようなキャラクターです。
― ご自身の性格と近いですか?
ムジュン:そうですね。台本を拝見させていただいたとき、このキャラクターをどうやって演じたらいいのかという迷いはなかったように感じます。僕の心が動く通り、この役を演じればいいんだなと思いました。
◆“日本ドラマ初出演”キム・ムジュン、チェ・ジョンヒョプからアドバイス
― 1月期に放送された同局系ドラマ「Eye Love You」では、「わかっていても」「時速493キロの恋」で共演のあるチェ・ジョンヒョプさんが日本ドラマに初出演し話題を集めていましたが、相談したことはありますか?
ムジュン:チェ・ジョンヒョプさんとは共演をきっかけに仲良くなりました。演技面も含め日本のドラマ撮影で気をつけていたことをアドバイスしてもらい「もし君が1人で日本に行ったら心も寂しくなると思うし、大変だろうと思うけど頑張ってね」と応援をいただきました。
実際に1人で日本に行った僕のために「大変なときはいつでもいいから電話していいよ」と言ってくださったので、たまに電話もしていて「頑張ってね」「大丈夫」と応援や安心させてくれる言葉をいただきました。そういうポジティブなエネルギーをもらいながら、日本の文化やドラマのアドバイスをいただいて頑張っています。
★インタビュー後編では、主演の二宮和也や共演の竹内涼真とのエピソードを語ってもらった。(modelpress編集部)
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