テレビ朝日映像“初長編オリジナル映画”決定 出演に前原滉&小西桜子【ありきたりな言葉じゃなくて】
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モデルプレス/ent/movie
【写真】小西桜子のプールで泳ぐ姿
◆テレビ朝日映像初長編オリジナル映画「ありきたりな言葉じゃなくて」
テレビ朝日のグループ会社として、報道情報番組やバラエティ番組など数多くの番組制作を手掛けてきた「テレビ朝日映像」。【映画プロジェクト】を発足させ65年の歴史の中で初めて長編オリジナル映画の制作に挑戦した。
2021年より始動した【映画プロジェクト】は、代表取締役社長兼エグゼクティブプロデューサー・若林邦彦氏の「テレビ朝日映像社員をオスカー監督に」という言葉をきっかけに、リスクをとってでも挑戦するという決意のもとに生まれたプロジェクト。「この会社を使ってみんなの夢を叶えてほしい」という呼びかけに対し、これまで見たことのない、海外でも楽しめる作品作りを目指し、45の企画が集まり、その中から本作となる“映像業界で起きた実際の出来事”を基にした企画が選ばれ、映画が誕生した。
◆前原滉&小西桜子「ありきたりな言葉じゃなくて」出演
脚本家デビューが決まった構成作家の主人公・藤田拓也役は前原。拓也が出会った“彼女”鈴木りえ役を小西が演じる。そして、監督・脚本を務めるのは、渡邉崇氏。本作で満を持してオリジナル映画のメガホンを取った。
今回、解禁となるティザービジュアルは木漏れ日が差し込む幸せそうな空気の中、主人公の新人脚本家・拓也と、“彼女”こと、りえが、仲良く微笑みあう様子が写し出されている。どこにでもいる男女が談笑している姿の中に、キャッチコピーの「新人脚本家が“彼女”に出会った」という一見喜ばしい言葉、しかし、「彼女」が赤字で強調されることによりただならぬ作品であることを予感させる。
特報映像では、脚本家としてのデビューが決まった拓也がキャバクラらしきところで隣の女性に「脚本家です!」と満面の笑みでアピールしてしまう浮かれた様子のシーンから始まる。そんな幸せ絶頂の拓也と“彼女”の楽しそうなデートシーンの連続と彼女のかわいさが引き立つ中、嬉しそうに手を振る拓也にどこか虚ろな表情を浮かべ、去っていってしまう“彼女”。さらに「考えて、考えて、脳みそねじきれるくらい」という拓也の台詞と「つまずきやすい場所にいる 私たちの物語」のテロップに隠された本当の意味とは。そして“彼女”は何者なのか。(modelpress編集部)
◆若林邦彦氏(テレビ朝日映像 代表取締役社長兼エグゼクティブプロデューサー)コメント
3年前の4月の終わり、私は日比谷の映画館で『ノマドランド』を見ていました。数日前にアカデミー賞作品賞、監督賞、主演女優賞をとった映画でした。いい映画でした。そしてその時私は同時に「そうか、私たちも映画を作ろう」と思いつきました。『ノマドランド』のように、半ドキュメンタリー的なタッチはテレビ朝日映像のディレクターたちが最も得意とするところだと思ったからです。だとするならテレビ朝日映像の社員がオスカーをもらったっていいじゃないか、と妄想しました。自前の企画で、自前の脚本で、自前の監督で、そしてなにより自前の製作費でこの映画はスタートしました。あれから3年半。『ノマドランド』とは似ても似つかない自前の映画がようやく出来上がりました。「テレビ朝日映像社員からオスカー監督を!」それが私たちの合言葉でした。そんな前代未聞の試みのささやかな第一歩が私たちのこの映画『ありきたりな言葉じゃなくて』です。
◆渡邉崇氏(テレビ朝日映像社員 脚本・監督)コメント
高校生のころ、映画監督になりたいという夢を持ち、それから27年も経って、やっとオリジナルの映画を監督する機会が巡ってきた。まさか、自社出資によるプロジェクトで夢が叶うとは…!手探り状態からスタートした映画作り。「ないものねだり」ではなく、「あるもの探し」をテーマに、チームで脚本に取り組みました。演出部も新人だらけ…。でも、出演者のみなさんにも助けられて、この映画は完成を迎えました。何度か、脳みそねじ切れるんじゃないかというぐらい、考えて悩んだこともありました。でもそういう状態が好きです。きっと主人公の拓也も。人の気持ちを捉えて、ありきたりじゃない言葉で表現しようともがく拓也とりえ。2人の姿から、他人を分かろうとするのを諦めない気持ちを、観客のみなさんに受け取ってほしいです。
◆「ありきたりな言葉じゃなくて」ストーリー
青春から遠くも近くもない32歳の藤田拓也は、町中華を営む頑固な父と愛想のいい母と実家暮らし。ワイドショーの構成作家として毎日徹夜でナレーション原稿を書き散らす日々が続いている。そんなとき、先輩の売れっ子脚本家の推薦によって、ようやく念願の脚本家デビューが決まった。「脚本家」の肩書を手に入れ浮かれた気持ちでいる拓也の前に現れたのが、鈴木りえだった…。脚本家の青年と、どこにでもいる普通の“彼女”が出会いー。
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《モデルプレス》