大鶴義丹、舞台「リア王2024」難役へ挑戦「一生懸命やりたい」
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◆大鶴義丹「リア王2024」出演への意気込み
大鶴が演じるオールバニ公爵は、横内演じるリア王の長女・ゴネリルの夫。今作への参加は「喜んで引き受けた」といい、横内への印象について「20年ほど前に作品でご一緒し、その時のご縁で呼んでいただきました」と挨拶した。どの役を演じるか事前に聞いていなかったというが、オールバニ公爵のキャラクターの印象については「恐怖の長女の夫で、かわいそうな役という印象。非常に驚くと同時に嬉しかった。心を決めて参加しようと思う」と決意を明かした。
さらに、演じるオールバニ公爵と徳川家康は同じ時に死去したと伝えられていることに触れ、驚いたと同時に現代にも通じる心情も持っていると役だとも分析。「役者として演じることが、難しいのは当然だが、この夏は自分なりに演じきるのが自分に対する誓い。一生懸命やりたい」と力強く意気込んだ。
◆大鶴義丹、舞台中心の生活に挑戦
今年、7本の舞台に出演していることについて問われると、5月に死去した父親の言葉として「三度の飯のように芝居をしていきたい」という言葉を胸に刻んでいるとコメント。「日常生活よりも芝居がほとんどの人生はどんなものかと探りながら続けている」と答えた。演出の横内も、稽古から本番とここから長丁場になるが、カンパニーの健康第一を優先に「最後まで走りきりたい」と挨拶した。
同会見には、横内、大鶴のほか俳優の一色采子、大沢逸美、浜崎香帆ら14人が出席した。
◆舞台「リア王2024」
本公演は、英国の劇作家・詩人であるウィリアムシェイクスピアの作品「リア王」を、横内が上演台本・演出する舞台。台本訳は文化功労者であり英文学者・演劇評論家の小田島雄志氏(東京大学名誉教授・東京芸術劇場名誉館⻑・日本演劇協会理事)の翻訳作品(白水社刊)を使用している。2016年の「『リア王』〜横内正 75歳からの挑戦〜」の初演から2019年まで毎年三越劇場にて上演していたが、コロナ禍により三越劇場が休館に。以来、三越劇場での公演は5年ぶり、同作の公演自体も3年ぶりとなる。
俳優の三浦浩一がケント伯役、松村がコーンウォール公爵役などと、豪華な出演者が顔を揃えるほか、元フジテレビアナウンサー笠井信輔が医師役として本格的な演劇に初挑戦する。(modelpress編集部)
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