YOSHIKI、3度目の首の手術発表 今後2ヶ月のスケジュールは一部除き大幅キャンセルへ【本人コメント】
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モデルプレス/ent/wide/show
【写真】YOSHIKI、作業中に倒れる姿
◆YOSHIKI、3度目の手術を発表
カリフォルニア州ビバリーヒルズのシダーズ・シナイ・メディカルセンター(Cedars-Sinai Medical Center)で手術を受けることを発表したYOSHIKI。現在YOSHIKIは首の慢性的な痛みを抱えているほか、左手指の灼熱感により、演奏だけでなく日常生活にも支障をきたしている。アメリカの医師たちは頸椎C6-C7の手術によりYOSHIKIのこれらの症状が回復すると予測しており、スケジュールを調整し、できる限り早く手術を受けるよう勧告してきた。
YOSHIKIは、「今回で3度目の首の手術になります。昨年から痛みを感じるようになり、この数ヶ月で痛みが急激に増しました。現在左手は感覚がなく、特に左指が焼けるように痛みます。幸いなことに、運動ニューロンはまだ大丈夫ですが、感覚神経が損傷しています。ピアノの鍵盤をはじめ、触れるものすべてが氷に触れているようで、耐えられません。手術はすぐにでも受けた方がいいのはわかっていますが、ファンや友人との約束を果たさないといけません。今後2ヶ月間、スケジュールの大部分をキャンセルしなければいけませんが、まだ幾つかのイベントは予定通り実施出来ます。ショーでピアノを弾く際には、痛みのために、右手を左手よりも多く使うことになると思います。そして、10月にはほとんど全てのスケジュールをキャンセルしなければなりません。このことが多くの人々に影響を与えることは理解しており、本当に申し訳なく思っています。手術後、年内には元の生活およびステージに戻れることを願っています。皆様にご迷惑をお掛けする事になり本当に申し訳ありませんが、ファンの皆さんの応援に心から感謝申し上げます」と語った。
◆YOSHIKIの現状について医師らが語る
手術を執刀する脊椎神経外科医のトッド・ランマン医師は、「YOSHIKIは過去に、C5-C6への人工椎間板置換術を受けています。MRI、CTスキャン、X線で診断をした結果、右側のC5に神経隆起(nerve ridge)に影響する突起があり、C6-C7の椎間板が突出しています。さらに、C5-C6が融合し動いていないためC6-C7に大きな圧力をかけており、激しい痛みを引き起こす原因となっています。手術ではまず、形成外科医がYOSHIKIの首の前面から皮膚を切開した後、私が脊椎の手術を執刀します。手術後は再び形成外科医がすぐに傷を閉じるので傷跡が目立たないようにします」と、手術についての説明を行った。
また、アメリカでYOSHIKIの健康管理を担当するトミー・トミザワ医師は、「これから手術が行われるまでの2ヶ月間、YOSHIKIは激しい痛みに苦しむことになりますが、薬物療法と治療を通じてできるだけ痛みを緩和していきます。彼のパフォーマーとしての姿勢は他に類を見ませんが、残念ながらその一途な姿勢こそが彼の身体に大きなダメージを与えてきました。今すぐ我々医師が介入しなければ、痛みが悪化することは明らかです」と述べた。
医師たちの予測では、YOSHIKIが身体的な活動を再開するには少なくとも数ヶ月必要で、手術後も綿密な医療監視下に置かれるとのこと。YOSHIKIのライブパフォーマンスの再開時期については医師と相談の元、決められる予定となっている。なお、YOSHIKIは現時点で8月から9月にかけてヨーロッパ、アジア、中東、北米で計13公演を行い、イベントへ参加することも決定している。
YOSHIKIの手術後の仕事に関してはエージェント、プロモーター、マネジメント間での話し合いを通じ中止、延期、続行の決定がなされる予定。現在YOSHIKIはアメリカのエージェントWMEと密接に連絡を取りながら今後のツアーの日程を調整している。
◆YOSHIKI、2度の手術を経験
YOSHIKIはロックドラマーおよびクラシカルピアニストとして、激しいパフォーマンススタイルで知られており、これまで身体を酷使してきた。
2009年には頸椎椎間孔狭窄症と診断され、頸椎椎弓切除手術および頸椎椎間孔切除手術を受けている。その後、2017年には椎間板ヘルニアおよび左手と腕の麻痺と極度のしびれのため2度目の手術を受け、頸椎に人工椎間板が挿入された。(modelpress編集部)
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