【Netflix「ボーイフレンド」インタビュー/イクオ編】ダイへ想いを伝えることを決意した瞬間 “波乱のピクニック”裏話も「配信されて初めて…」
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【写真】“日本初”男性同士の恋リア、イケメン出演者たち
◆“日本初”男性同士の恋リア「ボーイフレンド」
海の近くに佇むビーチハウス“Green Room”とペパーミントのコーヒートラックに集まったのは男性が恋愛対象の9人のBoys。ルールは「約1ヶ月のあいだ共同生活をすること」「コーヒートラックを皆で運営すること」のみ。恋愛リアリティショーでありつつも、恋愛成就のみならず、一生モノの友情を育むことや、ただ宝物のような1ヶ月を過ごすことも祝福すべきゴールとなっている。
飲食店勤務のイクオは、ユーサク(USAK/36)がハウスを卒業した後に新メンバーとして入居。すでにBoysが関係性を深めている状態での合流となったが、持ち前の高いコミュニケーション能力ですぐにGreen Roomに馴染んでいった。
また和食料理人のカズト(KAZUTO/27)と同い年で大学生のダイ(DAI/23)の間で気持ちが揺れ、ダイへの想いの方が強いことに気付いてからは一直線にアピール。ダイがアーティストのシュン(SHUN/23)に好意を寄せていることを知りながらも、手紙で想いを明かす場面が話題となった。
◆イクオ、スカウトきっかけで「ボーイフレンド」出演
― まずは改めてこの番組に出演したきっかけ・理由を教えてください。
イクオ:スカウトされ出演しました。もともとメディアには興味があり今は同性愛者として、誰もが憧れる俳優やモデルを目指しています。日本でもようやく自分らしく生きることができるようになってきて、僕を通し性的マイノリティということで悩んでいる方が少しでも勇気を持てるよう発信していきたいと思いました。
― 全世界に配信され、海外のファンもたくさん観ています。配信前は自分のプライベートな部分を見せる怖さもあったかと思いますが、実際の反響を受けて現在のお気持ちはいかがですか?
イクオ:多くの方がこの「ボーイフレンド」を見て少しでも考え方や価値観が変わってもらえれば嬉しいです。9人での共同生活でほとんどの時間を共にし大変なことも楽しいこともある中で僕たちも1人の人間ですし、もっとLGBTQという呼ばれる方々が住みやすい世の中になればいいなと思ってます。
◆イクオ、“波乱のピクニック”は「配信されて初めてみんなの心情を知りました」
― 共同生活を振り返って、最も記憶に残っている思い出は?
イクオ:みんなでのピクニックです。配信されて初めてみんなの心情を知りました。「楽しいのはイクオだけ」という言葉そのままだったなと思います(笑)。僕は何も知らない中みんなとピクニックに行きはしゃいで終始ワクワクが止まらなかったのを覚えています。
― 共同生活中にメンバーから言われて印象的だった言葉を教えてください。
イクオ:アランくんからもらった言葉で「自分が幸せだと思う方へと向かって生きている」と言われ衝撃を受けました。今までの生き方を考えると自然とそう生きていたはずなのに何か納得いかなかったりすることが多かったなと思います。その言葉をもらいGreen Roomを出てからは幸せだと思う方へ動こうと考えながら日々生きています。アランくんありがとう。
◆イクオ、ダイへ想いを伝えることを決意した理由
― イクオさんが新メンバーとして入居したことで、大きくハウスの雰囲気が変化したと思います。初日から馴染んでいる姿が印象的でしたが、途中から入居する不安はありましたか?またハウスメンバーと距離を縮めるきっかけになった出来事を教えてください。
イクオ:不安とワクワクが入り混じり変な気持ちでした。前日寝れなかったり、どう思われるんだろうとかいろんなことが頭をよぎりました。僕は結構誰とでも仲良くなれるのでこれといったきっかけはないのですが、みんなが温かく僕を迎え入れてくれたからだと思ってます。
― ダイさんとシュンさんの関係性を知っていながら、堂々と手紙で気持ちを伝える姿が印象的でした。その日のシフトが自分になることも当日発表されましたが、どのタイミングでダイさんに想いを話すことを決めていたのでしょうか?またはっきり想いを伝えると決断した理由を教えてください。
イクオ:この共同生活の中で決めていたことがあります。結果がどうであれ後悔はしたくないと思ってました。ドキドキする気持ちで行動しカズトくんへの気持ちを伝えていました。最初は仲良く接してくれ自分の素を出すことができるダイが居心地いいなぁと思っていたのですが、最後のデートの時から想いを伝えることを決めていました。僕の気持ちももちろんありますが、ダイから笑顔が消えたり、喧嘩をして苦しむ姿を見たくない一心で想いを伝えようと決心しました。
◆イクオ、共同生活後にリョウタのカフェへ テホンともおでかけ
― 「ボーイフレンド」への出演を通して自分自身が成長したと感じること、学んだことを教えてください。
イクオ:お兄ちゃんたちが多くいる中、色んな意見を持っていていつでも冷静でみんな1人1人尊敬しています。後は、当たり前の毎日ですかね。生きていること、関わっている全ての人がずっといるわけではないことをありがたく思いながら生活しようと思いました。いつもありがとうと伝えたいです。照れくさいですけど…(笑)。
― 映像内ではアランさんが「社会復帰」と表現されていましたが、撮影期間が終わってこれまでの生活に戻ったときに感じた気持ちを教えてください。また自分自身の変化はありましたか?
イクオ:自分の幸せに向かって行動するように考えました。仕事や関わる人も含め、行動するようになりました。公には言ってないですが、みんなの影響でジムに行くようにもなりました!
― 共同生活を終えて、皆さんで集まったり、どなたかと会ったりなどの交流はありますか?
イクオ:終えてからすぐに、リョウタくんのお店に行きました!おしゃれなカフェで少し話したり、コーヒートラックでは一緒に働けなかったのでリョウタくんの仕事してるかっこいい姿も見れました!あとは、テホンさん!テホンさんとはカフェ行って話したり街中ぶらぶらしたりしました。
◆イクオの夢を叶える秘訣
― モデルプレス読者には今、夢を追いかけている方がたくさんいます。そんな方々に向けて、最後に“夢を叶える秘訣”を教えてください。
イクオ:僕はまだ夢を叶えたと言えるほどカッコよくはないですが、「何事も行動、チャレンジすること。ありたい自分になるのに、遅すぎることはない」と思ってます。「自分がしたいと思ったこと、やらないで後悔するよりやって後悔しよう」とここ最近思い始めてます。誰かから「これどう?やってみたら?」と言われたら結果がどうであれやってみる。そこで違う世界が見えることもあると思いました。例えそれが自分の思う結果でなくても最終的にその結果に近づいているのであればすごく素敵なことだと思いますし、必ず近づいてます。僕も憧れは中島健人さんですが、同じグループで一緒に活動していたメンバーのマリウス葉くんに(番組を)観てもらえたりと嬉しいこともありました。
◆取材こぼれ話
スチール撮影では、憧れの中島健人の写真の中から、自身お気に入りの1枚と同じポーズをしたいとリクエストをくれたイクオ。その後もスタッフが盛り上げる中でクールなポージングを次々と披露し、現場は一層明るい雰囲気に包まれた。そんなイクオの立ち振る舞いから、新メンバーとして最後にGreen Roomに入居してもすぐに馴染んだ理由が改めてよくわかった。(modelpress編集部)
◆「ボーイフレンド」出演者9人
ダイ(DAI/23)大学生
テホン(TAEHEON/34)韓国出身・デザイナー
リョウタ(RYOTA/28)モデル・カフェ店長
ゲンセイ(GENSEI/34)台湾出身・ヘアメイク
シュン(SHUN/23)アーティスト
カズト(KAZUTO/27)和食料理人
ユーサク(USAK/36)GOGOダンサー
アラン(ALAN/29)ブラジル出身・IT企業勤務
イクオ(IKUO/22)飲食店勤務
【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》