「虎に翼」よね役・土居志央梨、“大学同期”との共演秘話「人生でこんなことあるんだね」【インタビューVol.3】
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◆伊藤沙莉主演「虎に翼」
第110作目の連続テレビ小説となる本作は、日本初の女性弁護士である三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんをモデルに描くリーガルエンターテインメント。主人公の佐田寅子(さだ・ともこ/通称・トラコ)を、伊藤が演じる。
よねは寅子の明律大学女子部からの同期。戦後に再会した同期の轟太一(戸塚)とともに法律事務所を始め、第20週でついに弁護士資格を取得。弁護士として歩み始める。
◆土居志央梨、戸塚純貴の行動で「思わず笑顔に」
― 土居さんも含め同世代のキャストが多く撮影現場もすごく楽しい雰囲気だとお伺いしました。現場で印象的だったエピソードはありますか?
土居:もう本当に学校にいる気分というか(笑)。特に学生時代の撮影をしていたときは本当に学校の仲間みたいな感じで、皆すごく心を許せる相手です。この年になってお仕事でこういう現場に出会えたのは本当にラッキーなことだなと思いながらやっていました。印象的なエピソードは…もうありすぎて覚えてないです(笑)。毎日毎日色々なことで笑いすぎて覚えてないんですけど、でもお芝居のこともすごく真剣に話し合えるし、本当にどうでもいいようなくだらない話もできる。特に純貴くんは同い年ですし、自分にとってとても刺激になるので本当にありがたいです。
― 皆さんとは現場入ってすぐに距離を縮められましたか?
土居:はい、最初から仲良かったと思います。沙莉ちゃんとは前に共演した経験もあってまたぜひ共演したいなと思っていたので最初からすごく信頼していましたし、明るい人がとにかく多い現場です。
― 土居さんがゲラで、戸塚さんを見ていつも笑われているとお伺いしました(笑)。戸塚さんのどのような行動に笑ってしまうのでしょうか?
土居:純貴くんは本当にすごくて、リハーサルのときから100%で様子見とかせずにとりあえずガンとやるんですよね(笑)。その様子が面白いというよりすごいなと思って。その思い切りの良さに思わず笑顔になるというか「すごい!」みたいな感じで笑っちゃいます。
と言いつつ、肝心なすごくかっこいいシーンで食べていた米粒を飛ばしてきたりとか、ちょこちょこ抜けているところもあって(笑)。そういうところにすごくホッとして笑顔をもらえますし、いつも和ませてくれます。
◆土居志央梨、“大学同期”上川周作と共演「なんだか変な気持ち」
― 大学の同期で今作では直道役を演じられている上川周作さんとは、どのタイミングで共演についてお話されたのでしょうか?
土居:確か衣装合わせのちょっと前ぐらいに、私がキャスト表に「上川周作」と載っているのを見て、「これって本当にあの上川周作かな…?」と思って本人に連絡をしたんです。そうしたら「決まったよ~」と言われました(笑)。その時点でひとしきり感慨に浸ったというか、「人生でこんなことあるんだね」みたいな感じで話しました。
― 現場で初めてお会いしたときはどのような気持ちでしたか?
土居:なんだか変な気持ちすぎて、あまりちゃんと話せなかったです(笑)。大学生のときは2人でいてもふざけてしかなかったので、状況があまりにも違いすぎて…(笑)。終わってから色々話しました。
― 他の作品ではまだ共演されたことはなかったんですか?
土居:大学が主体になって作っている作品ではあったんですけど、それは大学の仲間たちが周りにたくさんいたので、私の中ではお仕事としてちゃんと共演するのは今回が初めての感覚でした。
★Vol.4に続く!
(modelpress編集部)
◆土居志央梨(どい・しおり)プロフィール
1992年7月23日生まれ、福岡県出身。京都造形芸術大学在学中に受けたオーディションで、2013年に林海象監督の「彌勒」で映画デビュー。近年の主な出演作にNHK連続テレビ小説「おちょやん」(2020)、ドラマ「姪のメイ」(テレビ東京/2023)、映画「世の中にたえて桜のなかりせば」(2022)「ファンファーレ」(2023)など。
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