櫻井海音、実写【推しの子】オファー時の心境&アクア役演じる覚悟明かす「この役は僕以外にやらせたくない」
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モデルプレス/ent/movie
【写真】櫻井海音【推しの子】実写版ビジュアル
◆櫻井海音、原作への想い明かす「アクア役をやりたいと思っていた」
「僕にとって演じることは、復讐だ」。母であるアイ(齋藤飛鳥)の死の真相を巡り、復讐心を燃やして“芸能界”へと潜り込むアクア役に体当たりで挑んだ櫻井。近年は「VIVANT」(2023/TBS)や「アオハライド Season1」(2023/WOWOW)など話題作への出演が続き、俳優として着実にキャリアを重ねている。櫻井は、本作への挑戦には「大きなプレッシャーを感じた」と話し「元々、お話をいただく前から原作を読ませていただいていて、すごく好きな作品でした。『もし実写化するならアクア役をやりたい』と思っていたら、本当にお話をいただけて。大好きな作品だし、ファンも沢山いる作品なので、めちゃくちゃプレッシャーはありました」と胸中を明かした。
世界中で人気を博す原作の実写化に期待と不安を抱えつつ、出演を決意した櫻井。「プレッシャーはありましたが、でもそれ以上にアクア役をやりたい気持ちが強すぎて、最初に監督やプロデューサーと話した際、『この役は正直僕以外にやらせたくないです』と、正直な気持ちを伝えさせていただきました」と、オファー当時の心境を語る櫻井の言葉には、並々ならぬ覚悟と溢れる原作への敬意が込められている。
そんな櫻井は、2023年11月から2024年3月まで、4ヶ月以上の長期で行われた本作の撮影期間中、改めて原作を読み込み徹底的にアクアというキャラクターを自身に落とし込んだという。
「第一はやっぱり原作への気持ちというか。赤坂アカ先生・横槍メンゴ先生がこの世に生み出してくださったものを、いかに自分に投影させて演じることができるかという気持ちがありました。絶対に原作の持つアクアのイメージを崩したくなかったので、毎シーン毎シーン撮る前に、原作にある同じシーンを見てアクアがどういう表情しているか、どういう動きをしているか、座っているか立っているか、ポケットに手を入れているか、入れていないか、など細かいところまでできる限りやりたいと思って臨みました」と、その覚悟を体現するかのごとく、自身の出番がない日でも現場に頻繁に顔を見せスタッフと密にコミュニケーションをはかり、そして他の演者たちの演技を見て学び、自身の演技に落とし込もうとする真摯な姿が目撃されていた。
◆櫻井海音、アクア役は「俳優としてものすごく貴重な経験」
撮影現場には、原作者の赤坂アカ氏、横槍メンゴ氏も何度か訪れたそうで、「初めてお会いした際は緊張しすぎて、棒立ちでした。後から聞いたのですが、赤坂先生・横槍先生から見ても『めちゃくちゃ緊張してたよ』みたいな感じだったらしく…(笑)。それくらい好きで、リスペクトしている作品の先生に会うというのはものすごく緊張することでした。でも、2回目にお会いしたときは、お二人がフランクに接してくださったおかげで、緊張せずに色々と会話をさせていただけました」と、当時の様子を語った。
大きなプレッシャーを抱えながらも、充実した撮影を走り切った櫻井は、「自分の大好きな作品で、ずっとやりたいと思っていた役を色々な人に支えていただきながら、アクアを演じられたのは、俳優としてものすごく貴重な経験。皆で作り上げた実写【推しの子】を、一人でも多くの方に見ていただきたいです」と、座長としての確かな手応えを明かした。
あわせて解禁となったスチールでは、光と影に包まれた“芸能界”を舞台に、復讐を果たすため手段を厭わず欲望と嘘を利用する、アクア役に挑む櫻井の真剣な眼差しが映し出されている。なぜ、アイは殺されたのか。復讐に囚われるアクアに待ち受ける、壮絶な真実の行方とは。(modelpress編集部)
◆【推しの子】コミック売上は累計1800万部
【推しの子】は、2020年に週刊ヤングジャンプにて赤坂アカと横槍メンゴのタッグで連載スタート。伝説的アイドル・アイの子どもとして転生するファンタジックな設定とショッキングな描写もいとわないサスペンス要素、“芸能界”という複雑な世界に躊躇なく切り込む他に類を見ない斬新なストーリーに衝撃が走り、幅広い世代に話題沸騰。コミックは累計1800万部を売り上げ(※2024年7月現在)、アニメ第2期も放送されている。先日、本作の特報映像とティザービジュアルが解禁されると、映像のクオリティの高さに期待の声が続々と広がった。
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《モデルプレス》