上白石萌音、自身初“悪役”で「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」出演決定 青色おかっぱ頭の人気キャラで新境地
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モデルプレス/ent/movie
【写真】上白石萌音、青髪ビジュアルで雰囲気ガラリ
◆上白石萌音、自身初の“悪役”で「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」出演
8月に入り、続々とキャスト情報が公開となる本作。新米教師役・等々力小太郎役の大橋和也(なにわ男子)に続き、小太郎の大学時代の後輩で、ファッション雑誌の編集者・相田陽子役に伊原六花の出演が決定。原作にはいないオリジナルキャラクターの登場が大きな話題となった。そして今回、物語にダークなスパイスを添える、新たなキャスト第4弾として、謎の駄菓子屋「たたりめ堂」店主・よどみ役に上白石が決定した。
上白石は、2011年、第7回「東宝シンデレラ」オーディションで審査員特別賞を受賞し、同年に女優デビュー。2014年公開の初主演映画『舞妓はレディ』で第38回日本アカデミー新人賞受賞を皮切りに、2016年公開の長編アニメ映画『君の名は。』は、日本のみならず世界的ヒットを記録。『溺れるナイフ』『ちはやふる』シリーズなど人気作品に次々と出演し続ける中、2020年、TBSドラマ『恋はつづくよどこまでも』でヒロインを好演し社会現象を巻き起こす。その後も、2021年NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』では、オーディションでヒロインの一人に初抜擢され、さらに、2023年に挑んだ舞台『千と千尋の神隠し』では第30回読売演劇大賞・最優秀女優賞を受賞。映画、ドラマ、舞台、ラジオ、ナレーターなど女優として幅広い分野で華々しい活躍を重ねる一方で、2016年に歌手デビューを果たし、2023年には武道館ライブも実現。その類稀なる才能で日本のエンターテイメント界に欠かせない存在として飛躍し続けている。
デビュー以降、様々な役を演じてきた上白石は、今作で自身初となる“悪役”に挑戦。原作でも人気の高いキャラクターで、天海祐希演じる銭天堂の店主・紅子をライバル視する<謎の駄菓子屋「たたりめ堂」店主・よどみ>を演じる。よどみは、相手の心の隙につけこみ、良からぬことを企んで人々を惑わせるダークな役どころ。「人々の悪意」を集めて作った駄菓子を、自身の店「たたりめ堂」で売り、客から悪意を吸い取りエネルギーにしている少女で、真っ赤な彼岸花が描かれた黒い着物に、濃い青色のおかっぱ頭という奇抜なビジュアルのキャラクターを上白石が怪演する。
見た目が少女である一方、中身は大人びている邪悪な存在のよどみ役を演じるにあたり、上白石は「お話をいただいた時はまさかと驚きましたが、原作とよどみへの愛がどんどん膨らみ、とてもわくわくしました。こだわり抜かれたヘアメイクとお衣裳に本当に力をもらいました。おかげさまで演じるのが楽しかったです!どんな世代の方にも楽しんでいただける作品です!たたりめ堂でお待ちしています」とコメントを寄せ、新たなチャレンジへの意気込みを見せた。また、キャスティングをした今安プロデューサーは「これまで見たことのない上白石萌音さんを見たい、そして天海さんが演じる紅子との掛け合いを是非見たい、そんな想いからオファーさせていただきました。上白石さんのイメージとはかけ離れた役どころでしたが、本読みの第一声から声色も仕草もダークなよどみそのもので引き込まれました。上白石さんの持ち前の可憐さと純真さが相まって愛すべきキャラクターとしてスクリーンに存在してくれています」と絶賛。“悪役”という自身の新境地を開いた上白石が、どんなよどみを演じるのか。
◆上白石萌音、ダークビジュアル解禁
さらに、今まで解禁されたビジュアルとは一味違う、よどみワールド全開なダークなビジュアルが到着。揺らめく悪意に包まれた「たたりめ堂」の暖簾の前で、怪しげな駄菓子を差し出すよどみ。客の悪意を物欲しそうな、邪気に満ちた表情でこちらを見つめる。よどみの“良からぬ企み”が、訪れる客を不幸の道へと誘うかのような、ゾクッとダークなキャラクタービジュアルに仕上がった。
また、よどみの場面写真も初公開。よどみが商う「たたりめ堂」は、「人々の悪意」を材料に作った駄菓子を扱う謎の駄菓子屋。「銭天堂」とは正反対な、薄暗く憂いのある店内で、紅子とよどみが睨みを利かせ合う貴重なシーンが解禁に。よどみの手には、何やら禍禍しい黒い玉が…。紅子はなぜ、「たたりめ堂」に出向いたのか。
そして「たたりめ堂」に訪れるのは紅子だけではない。坊主頭の小学生のお客様がひとり、来店。思いつめた表情の少年とは相反し、不敵な笑みを浮かべるよどみは、どうやら駄菓子を勧めている様子。不穏な展開を感じる写真が解禁された。少年が「たたりめ堂」を訪ねた理由とは?そして、どんな運命が待っているのか?
◆「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」
「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズは、廣嶋玲子・作、jyajya・絵(偕成社刊)による児童小説。老若男女、幸運な人だけが辿り着ける、不思議な駄菓子屋「銭天堂」を舞台に、願いが叶う「ふしぎ駄菓子」を買った人々の顛末が描かれる。
「銭天堂」で店主を務めるのは、色とりどりのガラス玉のかんざしで結いあげた真っ白い髪に、真っ赤な口紅と古銭柄の赤紫色の着物を着た、紅子(べにこ)。彼女は、福引用の抽選器をまわして出た硬貨1枚と引き換えに、悩みを持つお客様が望む菓子を売っている、年齢不詳の怪しい女店主。そんな駄菓子屋の店主・紅子を演じるのは、数々のドラマ・映画・舞台に出演し、日本のエンターテインメント業界の第一線で活躍し続ける天海。そしてメガホンをとるのは、『リング』(98)や『スマホを落としただけなのに』(18、20、24)シリーズをヒットに導いた日本映画の鬼才・中田秀夫監督。脚本を務めるのは、『映画 聲の形』(16)や『映画すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』(21)など幅広いジャンルで活躍する吉田玲子。2人のタッグがどのような化学反応を起こすのか。(modelpress編集部)
◆上白石萌音コメント
たたりめ堂の店主、よどみを演じさせていただきます。
お話をいただいた時はまさかと驚きましたが、原作とよどみへの愛がどんどん膨らみ、とてもわくわくしました。
監督はじめスタッフ・キャストの皆さんにたくさんヒントをいただき、また、こだわり抜かれたヘアメイクとお衣裳に本当に力をもらいました。おかげさまで演じるのが楽しかったです!
そして天海さんとご一緒することを密かにずっと目標にしていたので、とても嬉しかったです。
困っているとそっと手を差し伸べてくださる、その視野の広さと思慮深さに感動してばかりで、ますます憧れが深まりました。
どんな世代の方にも楽しんでいただける作品です!たたりめ堂でお待ちしています。
◆今安玲子プロデューサーコメント
よどみは人の悪意が大好きで紅子と敵対する役どころです。
これまで見たことのない上白石萌音さんを見たい、そして天海さんが演じる紅子との掛け合いを是非見たい、そんな想いからオファーさせていただきました。
上白石さんのイメージとはかけ離れた役どころでしたが、本読みの第一声から声色も仕草もダークなよどみそのもので引き込まれました。
上白石さんの持ち前の可憐さと純真さが相まって愛すべきキャラクターとしてスクリーンに存在してくれています。
青髪を揺らし草履をひっかけてぺたぺたと子供のように歩く姿、人の悪意が膨らむのを見て高笑いする姿、どれも見たことの無い上白石さんに魅了されること間違い無しです!
【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》