日向坂46四期生、日本武道館3DAYS完走 ひらがな時代の“伝説”の地で決意&6年前のオマージュ演出も【セットリスト】 | NewsCafe

日向坂46四期生、日本武道館3DAYS完走 ひらがな時代の“伝説”の地で決意&6年前のオマージュ演出も【セットリスト】

芸能 モデルプレス/ent/music
「日向坂46四期生ライブ」撮影:上山陽介
「日向坂46四期生ライブ」撮影:上山陽介 全 1 枚 拡大写真
【モデルプレス=2024/08/30】日向坂46の四期生が27日~29日の3日間、東京・日本武道館にて「日向坂46四期生ライブ」を開催。メンバー11人で圧巻のパフォーマンスを繰り広げた。ここでは、最終日となったDAY3の様子をレポートする。

【写真】日向坂46、制服衣装から美脚チラリ

◆日向坂46四期生、日本武道館3DAYS開催

日向坂46は、前身グループであるけやき坂46(ひらがなけやき)時代の2018年に「ひらがな武道館」3DAYSを開催。これは、当時欅坂46とけやき坂46が合同で日本武道館3DAYS公演を行う予定だったが欅坂46がライブ中止を発表し、急遽けやき坂46が3DAYSすべてを任されることになったというもの。当時けやき坂46はこの大役を見事に果たし、その後のグループの飛躍につながったといういわくがある。

今回四期生は、グループ加入2年にして、“伝説”とも言える武道館3DAYS公演を開催。最終日の3日目は先輩のユニット楽曲、アンコール・Wアンコールを含む計21曲を披露し、会場を大きく盛り上げた。

◆日向坂46四期生、9ヶ月ぶりの期別公演で成長見せる

四期生11人で挑む公演としては、2023年11〜12月に実施された『新参者 in TOKYU KABUKICHO TOWER』以来約9ヶ月ぶり。初日、2日目と着実に熱量を高めてきた彼女たちは、最終日公演でも過去2日をはるかに上回る圧巻のパフォーマンスでおひさま(※日向坂46ファンの愛称)を魅了した。

正源司陽子&藤嶌果歩による影アナに続いて、空色のペンライトで埋め尽くされた武道館に『Overture』が鳴り響くと、会場のボルテージは一気に加速。これに続いて、石塚瑶季を筆頭にメンバーが1つずつ登場し、各々の個性を活かしたソロダンスを披露。このパートだけでも、四期生がこの約2年で大きな成長を遂げたことが十分に伝わる。

1人ひとり色合いの異なる青基調の『青春の馬』衣装を身にまとった11人が勢揃いすると、「どうして雨だと言ったんだろう?」からライブは本格的にスタート。ステージの随所に散りばめられたLEDスクリーンと照明が激しい光を放つ中、正源司を中心に据えた編成で情熱的なパフォーマンスを繰り広げる。続く『月と星が踊るMidnight』では小西夏菜実がセンターに立ち、ドラマチックさが際立つダンスとミラーボールの光が相まって会場を幻想的な世界へと誘った。

その後、清水理央がセンターを務める『⻘春の馬』で会場の空気がガラリと変わり、研修生時代から踊り続けてきたこの曲をクライマックスと言わんばかりの熱量で表現。曲中には長尺のダンスパートが追加されたことでこの楽曲が持つエモーショナルさが強調され、かつ個々の技術や表現力が今も成長し続けていることも随所から確認することができた。

◆日向坂46四期生、2018年「ひらがな武道館」オマージュも

カラフルなワンピース衣装に着替えたメンバーが姿を現すと『ロッククライミング』へ突入。センターの平尾帆夏を先頭にステージセットを上り詰めていく様は、楽曲タイトル同様に険しい道を進んでいく姿と重なる。エンディングのシンガロングパートで会場中がひとつになったあとは、ステージ上がサーカスを思わせる雰囲気へと一変し、竹内希来里と渡辺莉奈演じるピエロによる人形劇が始まった。

微笑ましいやり取りを経て『君しか勝たん』へと移ると、センターの竹内を中心に華やかなステージが繰り広げられ、メンバーは随所でバトンやリボン、フラフープ、一輪車などを使ってサーカスさながらのパフォーマンスを見せていく。これは2018年のけやき坂46武道館公演のオマージュといえる演出であり、先輩たちが築いてきた歴史を後輩たちが大切に守りながら未来へとつないでいく、そんな意志を感じることができた。さらに『真夜中の懺悔大会』ではセンター石塚が藤嶌へ懺悔する場面もあり、フレッシュさの強い歌とダンスとともに観客を大いに楽しませた。

◆渡辺莉奈センターの新曲「夕陽Dance」も披露

また、正源司&藤嶌、竹内&渡辺、平尾&山下のペアで踊りつつ背後のスクリーンに映るメンバーとシンクロしたダンスを披露する『夢は何歳まで?』、小西&清水を中心に石塚、平岡、宮地が激しさとクールさを織り交ぜたパフィーマンスを見せる『You're in my way』と、ユニットパートも用意。11人が再集結すると、渡辺をセンターに迎えた『アディショナルタイム』へ。四期生最年少の渡辺だが、その大人びた佇まいやダイナミックなダンス、まっすぐ響く歌声、曲中に用意されたソロダンスなどを通じて存在感の強さを遺憾なく発揮した。

ライブがクライマックスを迎える中、ステージが深夜の学校を思わせるシチュエーションに変わり、『夕陽Dance』MV衣装を着て懐中電灯を手にした渡辺が校内を探索し始める。危機的な状況に陥りながらも、最後には心強い仲間たちが一堂に会し、9月18日発売の12thシングル『絶対的第六感』収録の新たな四期生楽曲『夕陽Dance』を披露。渡辺をセンターに迎えたこの曲では、軽やかなディスコビートに乗せてメンバーがハッピーな空気を届けていく。

27日の初日公演でライブ初披露されたばかりだが、おひさまの盛り上がりもクライマックスに。同楽曲を終えると、石塚から1人ずつ感謝の気持ちやおひさまへの愛を伝えていき、最後に渡辺が「これからも日向坂と一緒にたくさん思い出を作っていきましょう!」とメッセージを送り、ライブ本編を終えた。

◆日向坂46四期生、新メンバーへの思い語る

アンコールでは、Tシャツに着替えたメンバーが『アザトカワイイ』『NO WAR in the future 2020』を連発。ライブ本編で全力ぶりを発揮した四期生だったが、疲れをまったく感じさせないエネルギッシュな歌とダンスを客席に届け続けた。

その後のMCでは平岡が「皆さんの愛が会場の隅から全部私たちに伝わってきて、何をしても楽しかったです」と口に。山下は2年前のオーディション最終審査を振り返り「最終オーディション前日に眠れなくて、お父さんとお母さんと一緒にこの武道館の前まで散歩して『いつかここでライブができますように』とお願いしたら、2年越しで夢が叶いました!」と告白し、「後輩がもうすぐできるということで、これまでの活動の中で先輩方からいただいた優しさや愛ある行動や言葉を後輩にも届けられるように、一人前のアイドルになりたいなと思いました」と今後の意気込みを語った。

続けて、正源司も「けやき坂46時代から日向坂46まで引っ張ってくださった先輩方がたくさん卒業していって、今度は新しいメンバーが私たちのことに……烏滸がましいんですけど憧れてくだっさったりして、アイドルって素敵だなって思っていて。私たちも憧れて入らせていただいた身なので、夢を諦めずに一生懸命走り続けることはもちろん大変だけど、そのぶん絶対にいいことがあると信じて走り続けることはすごく大変なことなので、それがこの武道館公演を通じて皆様に伝わったらいいなと思います」と今の思いを伝えた。

最後の曲に入る前、平岡の「ちょっとでも長く一緒にいたいので、四期生の円陣をしましょう」という言葉に続いて、ステージ上で円陣をしてさらなる一体感を高めることに。そして、四期生のデビュー曲でもある『ブルーベリー&ラズベリー』を元気いっぱいにパフォーマンスして、最高の笑顔でこの日のライブを完遂した。

◆平岡海月「日向坂46も四期生もまだまだこんなもんじゃありません」

本来ならここで終了するはずだったが、客席からの「日向坂四期生」コールが鳴り止むことがなく、この声に応えるようにメンバーが再登場。平岡が「まだまだ足りないんですか?まだまだ私たちと一緒にいたいですか?」と煽ると、『誰よりも高く跳べ!2020』に突入。ブレイクパートでは平岡が「武道館、跳べ!」と叫び最高潮を迎えるなど終始熱量の高いパフォーマンスを見せつけた。

最後には平岡が「日向坂46も四期生もまだまだこんなもんじゃありません。これからももっともっと、素晴らしいグループになっていけるよう精一杯頑張っていきます!」と決意。武道館3DAYS公演を完全燃焼のうちに締め括った。(modelpress編集部)

◆「日向坂46 四期生ライブ」DAY3セットリスト

影アナ:正源司陽子、藤嶌果歩

Overture
M1.どうして雨だと言ったんだろう?
M2.月と星が踊るMidnight
M3.青春の馬
<MC>
M4.ロッククライミング
M5.君しか勝たん
M6.真夜中の懺悔大会
<MC>
M7.川は流れる
M8.シーラカンス
M9.ガラス窓が汚れてる
M10.夢は何歳まで?
M11.You’re in my way
M12.アディショナルタイム
<MC>
M13.キツネ
M14.雨が降ったって
M15.君はハニーデュー
M16.見たことない魔物
M17.夕陽Dance

EN1.アザトカワイイ
EN2.NO WAR in the future 2020
<MC>
EN3.ブルーベリー&ラズベリー
WEN.誰よりも高く跳べ!2020

◆「日向坂46 四期生ライブ」出演メンバー

石塚瑶季、小西夏菜実、清水理央、正源司陽子、竹内希来里、平尾帆夏、平岡海月、藤嶌果歩、宮地すみれ、山下葉留花、渡辺莉奈

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《モデルプレス》

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