【WEST.東京ドーム公演囲み取材レポ】重岡大毅、7人での10周年は「素敵な腐れ縁」新演出のこだわりも語る
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モデルプレス/ent/music
【写真】WEST.10周年ドーム公演でド派手演出
◆WEST.、デビュー10周年
今回のライブは4月23日にCDデビュー10周年を迎えたWEST.のツアーラストを飾るドーム公演で、音楽が大好きな7人が、10年で培った会場を巻き込む圧倒的なパフォーマンスで10年間の感謝を伝えるエンターテイメント。ドームツアーの開催は2022年ぶり、みずほPayPayドーム福岡での公演は初で、3都市8公演、38万人(東京ドーム公演では3公演16万5000人)を動員した。
開演直前の囲み取材では、ブラックを基調にキラキラとした輝きで埋め尽くされた衣装で登場。圧巻のオーラを振りまいて報道陣を沸かせたかと思えば、記者の録音機器が落ちないよう全員で手伝うなど優しい気遣いも。公演直前にも関わらず、終始7人の温かなやり取りが響き渡る会見となっていた。
◆「WEST.方式」「重岡方式」…新演出続々
今回の演出は藤井流星が手掛けているが、開演前の定番として、ファンが「ええじゃないか」と合唱するといったことについて触れつつ「カラオケ方式にしたんです」とエリアごとに分けて同曲の合唱を促すような演出にしたとこだわりを説明。重岡大毅は「僕らが初めてやったからWEST.方式!…と藤井が言っています」と自信たっぷりに明かした。
さらに「ONI-CHAN」「乗り越しラブストーリー」「GOD DAMN」「Terrible」「Lovely Xmas」といったユニットコーナーも充実しているが「振り返ってくれることが嬉しいと思うので」と藤井がセットリストに含めた背景を説明。重岡の発案により楽曲の合間にミニコントも入れており、重岡は「当時の曲を知らないで観に来てくれる知らない人でも楽しめるように」と明かすとともに「発案って言いましたけど、重岡方式で!」と再び名前を提案。ステージ上に噴水が出現する演出もあるが、藤井が重岡に便乗する形で「噴水方式」とつぶやくと、小瀧望は「どこでもやってんねん」とツッコんだ。
アリーナツアーからの違いについて藤井は「ドームツアーは7人でいることを重点的に」と“7人でいること”に関するインタビュー映像をオープニングで流すなどこだわりを告白。オープニングVTRは他グループの平均よりも長いそうだが、重岡はこれを「WEST.方式」と再びネーミング。中間淳太が「初日は小瀧とか神山が『泣きそうや』って(言ってた)」と明かすと、小瀧は「自分たちの映像を見てるんですけど、ぐっときてしまうという。僕たちもなんか10年経ったし、いろんなことあったな…」としみじみ明かし、神山も「ここで喋ってるからこそ聞ける言葉を聞けて思い出すことがあります」と振り返っていた。
◆重岡大毅、WEST.7人は「素敵な腐れ縁」
10周年を7人で迎えられたことへの思いについても質問が。重岡は「こんだけ年齢もバラバラで、歩み方も違う7人が集まって、こうしてまた東京ドームっていう場所をやれるっていうのは普通じゃない」と真剣な面持ちで語り、小瀧はそんな7人の良さを感じたエピソードとして、日替わりコーナーのセリフ担当をじゃんけんで決めた際のことを思い返し「めちゃくちゃ盛り上がっていいグループだなって思いました」と照れくさそうに明かす。重岡も「もう戦友というか仲間というか。どんなことがあっても素敵な腐れ縁ですので」と決意を語った。
最後に7人の夢を問われると、それまで比較的メンバーの話を聞いていた濱田崇裕(※「濱」は正式には異体字)に話が振られ「え?」ととぼけつつ「夢は変わらずでっかいブラックバス!」と宣言。桐山照史は「頼むから釣ってくれよ!いつまで釣れへんねん(笑)」ツッコみ、重岡が「それぞれの夢がWEST.の夢なので応援してます」と伝えると、濱田も深々とお辞儀した。そして、重岡がファンへのメッセージを求められると「ライブに来てくれるって当たり前じゃないですから」と台風の接近などにも触れつつ「僕たちもプロなのでしっかり楽しんでもらえるようにとんでもないWEST.なりの楽しい熱い空間を作りますので頑張ります」と熱い言葉を送っていた。(modelpress編集部)
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