Lil かんさい嶋崎斗亜、市川團十郎と共演 安倍晴明の世界描く新エンターテイメント舞台出演決定【JAPAN THEATER「SEIMEI」】
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【写真】嶋崎斗亜、覚悟の坊主姿
◆「JAPAN THEATER『SEIMEI』」
本作は、世界に誇る日本のクリエイターが集結し、陰陽師・安倍晴明の世界を新しいエンターテイメントとして舞台化する邦楽劇。安倍晴明役には、数々の舞台に出演しながら、映像でもその存在感を示す團十郎。そして朱雀役には、Lil かんさいとして活躍し、ドラマ「ジモトに帰れないワケあり男子の14の事情」や映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」で好演を博した嶋崎が出演。
脚本には、「染模様恩愛御書」や「NINAGAWA十二夜」、「源氏物語」など、数々の歌舞伎の脚本、補綴を務め、「あらしのよるに」では第44回平成27年度大谷竹次郎賞を受賞した今井豊茂。演出には、ゲーム「天外魔境」や「サクラ大戦」シリーズなど、多くのゲームを手がけ、現在は吉本興業がプロデュースする「少女歌劇団ミモザーヌ」の総合演出も務める、広井王子。
楽曲を務めるのはLUNA SEA、X JAPAN及びTHE LAST ROCKSTARSなどでも活躍する世界的ミュージシャンのSUGIZO。神楽振付には、マドンナやクリス・ブラウン、アッシャーなど世界のトップアーティストの専属ダンサーを務め、マイケル・ジャクソンにもその実力を認められ、日本では伊勢神宮の式年遷宮での奉納を任されるなどワールドワイドに活躍を続けるケント・モリ。会見には今井、広井、ケント、そして歌舞伎音楽担当の田中傳次郎も出席した。
会見冒頭、團十郎に見守られながら、嶋崎は緊張した面持ちで「僕が出演する意味や、若いエッセンスを活かせられたらなと思います」と挨拶。伝統芸能の舞台に出演するのは2度目となるが「前回何もわからない僕に、今井さんや傳次郎さんがアドバイスをくださいました。今回は團十郎さんもご一緒するということでプレッシャーを感じていますが、負けないようにと言いますか、僕の魅力も精一杯伝えられるように稽古を重ねていけたらなと思います」と意気込み。
また、安倍晴明役を演じる團十郎は「様々な方が安倍晴明をなさっていますから、イメージがあると思うのですが、そのイメージにはいかないように努力しようと思っております。安倍晴明を新しく起こす、立ち上げるというイメージでやっていきたい。市川團十郎家ですから、少し荒ぶるものも出てくるような、今までにない晴明もできたら」と新たな安倍晴明像に期待を呼びかけ。今井が脚本について「既存のイメージとは違うものを当初から考えている。市川家、團十郎さんという魅力を出せたら」とコメントすると、團十郎は解釈の一致に「よかった、よかった」と頷き、それぞれの挨拶を聞いてイメージが出来上がった様子で「一週間後に本番でも大丈夫です」と自信を見せた。
また嶋崎の印象を聞かれた團十郎は、緊張で汗を拭う嶋崎を見て「汗かいてる」と感想をつぶやきながら、「昨日まで大阪で舞台をやっていたということで、来れてよかった」とひとまず安堵。印象について「今どきの青年はこういうのがモテるんだろうなと。僕も彼に寄せて、数カ月間修行したいと思います」と語った。一方の嶋崎は「小さい時からテレビで観ていて、親戚のおばさまが團十郎さんを舞台で観たいと言っていたのですが、舞台に行ける機会がないまま亡くなってしまった。そんな團十郎さんと同じステージに立てる日が来るなんて」と明かすと、團十郎は「じゃあ、おばさまのために頑張ろう!」と背中を押した。
記者からどのように打ち解けるのかと聞かれると、「最近の若者はどうやって仲良くなるの?」と團十郎。嶋崎は「イェイ!って言ってたら仲良くなれます」とピースをしながら團十郎に近づき、團十郎は笑顔で「オンラインゲームとかやったら打ち解けられるかも」と返すと、嶋崎は「頑張ります!」とにっこり。その後のフォトセッション時には、早速ピースやガッツポーズ、嶋崎の提案でギャルピースや指ハートなどを繰り広げて盛り上げ、距離を縮めていた2人だった。(modelpress編集部)
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