自分で作る料理は味が定番化しがちだから、ときどき刺激が欲しくなりますよね。かといって面倒なのはイヤ。なるべく簡単でヘルシーなものがいい…と願望は尽きません。そんなときは“かけるだけ”の調味料が便利！
料理と言えないぐらい簡単なのに、いつもの味がレストラン並みに格上げされる、6つのおすすめ調味料を紹介します。
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韓国グルメが家で再現できる！プリンクルパウダー
2024年9月1日に発売したばかりのトッピング調味料を見つけました！ユウキ食品の「プリンクルパウダー」です。韓国語で“振りかける”の意味の「プリダ」と、英語で“輝く”の「Twinkle（トゥウィンクル）」を掛け合わせた造語なのだとか。
チーズ、ガーリック、オニオン風味のシーズニングパウダーで、味見してみたらパンチが効いている！韓国旅行で食べた屋台グルメのようなテイストで、パッケージに「やみつき注意！！」と書いてある通り、食べる手が止まらなくなりそうです。
やみつき野菜スティック
唐揚げやフライドポテトとの相性が良さそうですが、カロリーが気になるので、今回は野菜スティックにしてみました。マヨネーズにディップするより、このパウダーの方がカロリーも抑えられるのがまず利点。
いろいろな野菜を試してみて一番マッチしたのが、輪切りにしてホクホクに焼いた長芋。淡白な長芋にチーズやガーリックの風味が加わって飽きのこない味に！
キュウリやニンジンなど、そのほかの野菜もスナック感覚でポリポリと食べられました。ダイエット中だから野菜メインの食事にしたい、でも口寂しい…というときにぜひ試してみてください。
- 商品名：プリンクルパウダー
- 販売元：ユウキ食品
- 価格：162円（税込）
スパイス香るメキシカントマトサラダ
続いては、こちらもシーズニングパウダーの「メキシカントマトサラダ」。紀伊國屋、大型スーパーで取り扱いがありました。オリーブオイルとトマトと和えれば、たちまちメキシコ風になるそうです。
スパイシー豆腐サラダ
トマトだけでは寂しいので、アボカド、木綿豆腐、レッドオニオンにパウダーを振りかけて和えてみました。ヘルシーな材料ばかりなのにボリュームが出て、食べごたえたっぷりのサラダに！
ポイントは、木綿豆腐を焼くところ。水気をよく切った木綿豆腐を一口大にして表面に焼き色をつけます。レッドオニオンは普通の玉ねぎにしてもOK。お好みでディルなどのハーブや、刻んだネギを散らしましょう。
- 商品名：サラダシーズニング メキシカントマトサラダ
- 販売元：マスコット
- 価格：248円（税込）
食感が楽しい！ザクザクドレッシング うま塩味
普段の料理を味変させたいなら、“食べる調味料”を買い置きしておくと重宝します。こちらは成城石井で見つけた「ザクザクドレッシング うま塩味」。
燻製とえび、粒あられが塩味でブレンドされていて、ザクザクの秘密は3種類のコーンフレーク！ドレッシングと呼ぶにはユニークすぎる食感です。
フレークがアクセントになった豚しゃぶ
手抜きしたいときの晩ごはんといえば、豚しゃぶですよね。いつもポン酢か胡麻ダレでは飽き飽きしませんか？
豚肉を熱湯で茹でたら、流水にくぐらせて水気を切ります。そして「ザクザクドレッシング」と、冷蔵庫にあれば大葉やミョウガなどの薬味も刻んで乗せましょう。ドレッシングにしっかり塩が効いているから、これだけでもう満足できる一品に。あっけないほど簡単なのにおいしいからリピート確定です。
- 商品名：ザクザクドレッシング うま塩味
- 販売元：やすもと醤油
- 価格：540円（税込）
珍しいスパイスがミックスされたデュカ
耳慣れない響きの「デュカ」というスパイスミックスをDEAN & DELUCA（ディーンアンドデルーカ）で発見。エジプト発祥のスパイスで、カシューナッツ・胡麻・コリアンダーなどがブレンドされています。
「デュカ」で調べると、カルディでも取り扱いがあり、朝岡スパイスのシリーズとしても販売されていました。オリーブオイルに混ぜてパンに付けたり、ドレッシングに加えたり、意外と応用の幅が広そうです。
ワンランク上のローストビーフ
中東料理では欠かせないスパイスらしいのですが、自宅で作るにはハードルが高すぎます。そこで、何か手抜き料理で使えないかな？と考え、スーパーで買ってきたローストビーフに使ってみることに。
ローストビーフに付いていたタレに「デュカ」を混ぜてかけてみたところ、これが大正解！ 買ってきて10分もかからず用意できるのに、レストランのような味になりました。これならホームパーティーでも鼻高々に出せそうです。
- 商品名：デュカ
- 販売元：DEAN & DELUCA
- 価格：810円（税込）
何でもエスニックに早変わりするライム塩胡椒
料理の仕上がりを左右する塩。スパイスがミックスされたものを常備しておくと、手料理の幅が広がります。おすすめは、カルディで見つけた「ライム胡椒塩」。
生のライムってスーパーで買うとまあまあ高いし、わざわざ普段の食事に使うのは…とためらいますよね。でも、こうしてドライ状のものが塩とブレンドされているなら、長期保存が効いて、好きなときに使えるのでかなり便利。
ライムが爽やかさを演出する春雨サラダ
さっぱりとした料理に合いそうだったので、春雨サラダを作ってみました。春雨を茹でて湯切りして、キュウリなどの千切り野菜と「ライム胡椒塩」とで和えます。ちょうど冷蔵庫にコンビニで買ったサラダチキンがあったので、これも入れてみましょう。
爽やかな香りが口に広がり、まるでベトナムのサンドイッチ・バインミーの中だけを食べているみたい。手間をかけなくても“なんちゃってエスニック料理”が作れるなんて理想的！サラダに限らず、臭みを消したい肉料理や魚料理でも活躍してくれそうです。
- 商品名：ライム胡椒塩
- 販売元：カルディ
- 価格：138円（税込）
主役の味を引き立てる抹茶塩
塩つながりでこちらもセレクトしてみました。高級な天ぷら屋で添えられてくる「抹茶塩」が商品化されているなんて、意外と知られていないかも？スーパーの調味料コーナーで発見しましたよ。
味見してみると抹茶の風味がかなり強く、料理に使うとどうなるのかちょっと心配…。この段階ではまだ想像できません。
風味豊かなサーモンソテー
糖質制限の食事では外せない、低糖質でタンパク質の豊富なサーモン。ソテーして食べるのが王道ですが、ノーマルな塩胡椒だけでは物足りないですよね。そこで、仕上げに「抹茶塩」を振りかけてみました。
調理前の味見ではあんなに主張の強かった抹茶がここでは控えめに。むしろほのかな苦味が魚の旨味を引き立ててくれていました。焼き上がりにサッと振りかけるだけと簡単だから、もっと早く買っておけばよかったと思わされる調味料です。
- 商品名：抹茶塩
- 販売元：エスビー食品
- 価格：135円（税込）
ただでさえ疲れているのに凝った料理なんて無理！手軽さもヘルシーさも諦めきれない大人の食事情で、頼りになるのは、おいしさにひと工夫できる調味料です。いくつあっても楽しいですね。意外な食材との組み合わせで新しいドアが開かれるので、閃きのままに、あれこれと試して味わってみてください。
文・撮影/藤島 由希
