菊地凛子、“大先輩”香港スター俳優は「すごく気さくな方」交流明かす【第37回東京国際映画祭】
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モデルプレス/ent/movie
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◆菊地凛子、香港スター俳優との交流に言及
これまでの映画人との交流について、菊地は「いろんな監督にお会いしたり、俳優さんにお会いしたり」「直接話したりっていうのが、なんともすごく良い思い出で」としたうえで、本年度のコンペティション部門で審査委員長を務める香港のスター俳優トニー・レオンとの交流に言及。「自分にとっては大先輩ですし、目の前を歩く素晴らしい俳優さんですので。そういったところで、映画という会話をもってお話しできるっていうのは、何よりも代えがたいというか。宝物の瞬間なので。そういう意味では、こうして監督方にお会いすること、俳優さんたちとお会いして、映画について語ることっていう意味では、すごく映画祭は大事だと思っております」と語った。
世界的に知られるトニーの印象を問われると「すごく気さくな方で。私がご挨拶したときも、気さくに『久しぶり。元気だった?』みたいな」「そういう意味では、映画で繋がれるっていう、それだけですごいなと思うんですよね。夢の世界の人たちと、言語が違うのに『映画』という共通言語をもってして繋がれるっていうのはすごいことだなと思います」と明かした。
◆菊地凛子、映画は「何よりも大切な大切な宝物」
その後、自身にとって映画とはどんな存在か質問を受けた菊地は「映画を見て育ってきて、映画の中でいろんなことを学び、そういった意味では主人公と同じく傷ついたりして。でも、映画を見終わって映画館を出るころには、なんとも言えない、『やっぱり明日も頑張ろう!』っていうような(気持ちになる)」と返答。「目の前にある1つ1つのことを、その映画を見てその世界で旅することによって、自分も一緒に旅をして、同じ喜びとか痛みを味わって、その人の人生を持って帰れるような気がするというか。そういう意味では、自分は映画にいろんなことを学び、そして自分が映画に出演することで、またこれを『返せていけている』ような気がするというか。そういう意味では、自分にとっては何よりも大切な大切な宝物だと思っております」と話していた。
この日は「コンペティション」部門ほか全上映作品が発表され、大九明子監督「コンペティション」部門 『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』)、吉田大八監督「コンペティション」部門 『敵』、片山慎三監督(コンペティション部門『雨の中の慾情』)、入江悠監督(「Nippon Cinema Now」部門特集)も出席していた。(modelpress編集部)
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