中島健人、ソロデビューで破りたい“殻”とは「キラキラアイドルだけではない素の部分を出していく」【N / bias】
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【写真】中島健人、ソロデビューで見せた新ビジュ
◆中島健人、ソロデビュー&ライブ決定
ソロデビューの発表と同時に、1月17日~19日の3日間で東京・有明アリーナにてソロコンサート 「KENTO NAKAJIMA 1st Live 2025 N / bias」 を開催することも発表された。
「N / bias」は、中島個人の体験や感情にフォーカスをあてた内容になっており、これまでの中島に対しての評価や偏見を振り払い、人間として殻をやぶっていく決意をこめた1枚となっている。
メディア用カメラは入らない取材となったが、銀髪をなびかせて颯爽と登場した中島は「本日はお忙しい中お集まりいただきありがとうございます。中島健人です」と丁寧に挨拶。「改めて“はじめまして、中島健人です”という言葉の名刺をみなさまに受け取っていただけたらいいなと思っています」と中島らしく言葉をつむぎ、質疑応答がスタートした。
◆中島健人、ソロデビュー迎える心境
― まず、ソロデビューを迎える心境はいかがですか?
中島:改めて多くの方に支えられていることを実感しました。集合体として1つの現場に立って、皆様のそのフォローを受けるというものではなく、形が変わり、今はその1人という形で現場に立って、皆様からフォローを受けるというのは、しっかりと責任を自分で背負ってる気持ちです。
― プレッシャーなどを感じることはありませんか?
中島:何事もやっぱり楽しんでいくしかないという思いが大きいです。今いろいろな仕事をやらさせていただきながら、同時並行でアルバムの制作をしているんですが、まずはこれが早く表に出てほしいという期待の方が大きいです。
― アルバムやコンサートの構想はいつ頃から浮かんでいたのでしょうか?
中島:4月に「I AM:U」というファンクラブを開設させていただいてから、多くのファンの皆様に支えられている実感があって、直ちに恩返しできる場所が欲しいと思っていました。それに付随して、しっかりと今の自分の音楽的表現を体現できる場所はやっぱりライブステージだと感じたので、4月辺りからアルバム制作に向き合って歩んできました。
◆中島健人が破りたい“殻”
― アルバムのタイトル「N / bias」に込めた意図を教えてください。
中島:考えている言葉やメロディーを形にしてみることが、このタイミングでやりたいことでした。中島健人に対する偏見や評価を一度取っ払ってみて、人間としての殻を破るという意味が含まれています。
― 「人間として殻をやぶっていく決意をこめた」とありますが、どういった殻をやぶっていきたいですか?
中島:改めて“はじめまして”なので、ソロとしての最初に自分のこの考えをしっかりと受け取ってほしい気持ちが強いです。すでにそこにあったレールを走るのではなくて、しっかりとそのレール作りからして、その上を自分が走って、チームで走っていく ような「今僕はこういう人生を生きている」「今こういう考えを持っている」ということを音楽で表現したいと思っています。そのプロセスをお客様にお伝えすることで音楽の聴かれ方も変わってくると思うので、まず一つは殻を破れているんじゃないかな。
やっぱり“Born to be idol”ではあって、もちろんアイドル属性ですし、今までの16年間も、皆様のおかげでキラキラしている人生をありがたいことに過ごさせていただいてますが、キラキラアイドルだけではない素の部分を出していくことになると思います。「N / bias」はNを大きめに表記していますが、「Nとはネオである」「Nとはナチュラルである」といった意味が込められていると同時に「NはNakajimaである」ということも示しています(笑)。
◆中島健人「まずはやっぱりこの列島に聴かれたい」
― ご自身で制作している部分も多いですか?
中島:割と、いや、結構多いです!生みの苦しみがこんなに心地いいとは…(笑)。僕がアイデアを提出してから、ソニーさんと話し合って一曲を作っていくんですが、やっぱりプロの集合体ですから、簡単には通らないんです。だからこそ、自分の信念をちゃんと貫き通すために、日々いろいろなことに対する感受性を豊かにして、吸収して…という作業を徹底しています。これまでは自分の声を録音して、それをアレンジャーさんに編曲してもらうような形式だったんですが、2年ほど前から音楽ソフトを触り始めたので、頭の中にこんな感じの音流れてるな…というものを形にした状態で聴いていただいています。
― 海外進出についてはどういった考えをお持ちですか?
中島:【推しの子】の主題歌をやらさせていただいて、外国の方に「ファタール」という曲をたくさん聴いていただいた経験をしたんです。このタイミングで主題歌をやれたことも1つの運命だと思っていますし、その1曲だけではなくて、もっと自分が関わった楽曲が国内外に聴かれたら嬉しいです。まずはやっぱりこの列島に聴かれたいですね!もちろん外国へのエンタメ的進出は自分の目標でもありますが、侍であることは忘れない…刀を置いてハンバーガー…みたいな、そういう感じにはならないです。どちらかというと、ジャパニーズソウルを持って外国のステージにも立って、かつ日本中でたくさんの方に聴いていただけるような音楽作りをしたいです。
(modelpress編集部)
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