東京都、特別支援教育推進計画（第2期）意見募集11/30まで

　東京都教育委員会は2024年10月24日から11月30日まで、「東京都特別支援教育推進計画（第2期）第3次実施計画（素案）」について、都民から広く意見を募集する。意見提出は専用Webページ、メール、郵送のいずれかで受け付ける。

　東京都教育委員会は、2017年2月に「東京都特別支援教育推進計画（第2期）」を策定。2025年度～2027年度を計画期間とする「東京都特別支援教育推進計画（第2期）第3次実施計画（素案）」では、社会状況の変化やこれまでの取組みなどを踏まえ、これからの特別支援教育推進の考え方や個別事業案を取りまとめている。

　施策の方向性は、第1次・第2次実施計画に基づく取組成果を踏まえ、「特別支援学校における特別支援教育の充実」「小・中・高校等における特別支援教育の充実」「変化・進展する社会に対応した特別支援教育の推進」「特別支援教育を推進する体制の整備・充実」の4つの柱に分類。

　個別事業案には、民間企業と連携したキャリア支援プログラムの提供、特別支援学校への図書館システム導入、異校種人事ネットワークの構築など、社会状況の変化に対応した新たな施策も盛り込んでいる。

　「第3次実施計画（素案）」は、概要版・本文版のほか、子供にもわかりやすく解説した子供版の3つを公表。子供の目線に立った施策を推進していくため、素案への意見は子供から大人まで広く募集する。募集締切は11月30日（消印有効）。インターネット（専用ページ）、電子メール、郵送にて受け付ける。