看護大学からアナウンサーへ異色の経歴・高崎春にインタビュー 大きな決断に踏み切った理由に迫る
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◆高崎春アナ、看護大学からアナウンサーへ
高崎アナは日本赤十字看護大学看護学部を卒業後、2024年に入社。現在は「めざましテレビ」にてエンタメキャスター(月曜)、フィールドキャスター(水曜)「ココ調」リポーター(隔週水曜)を担当している。大学在学中、看護師を目指しながらもアナウンススクールに通い始めたきっかけは病院での実習で感じた課題だった。
「耳が聞こえにくいお年寄りの方が多いので、私はその中で聞こえるようにただ大きい声を発して話そうとしていたのですが、がなっているように聞こえてしまうので発声からきちんと学ぼうと思いました。また、実習の中で看護師や医師が円になって話し合いをするカンファレンスの時間にとても緊張してしまって。『今日実習させていただきます〇〇です。今日の目標は〇〇で、〇〇さんのこういうところを見ていきたいと思います』と一言ずつ学生が話すとても短いものなのですが、色んな人がいる場で目標やどういうところに目をつけて観察していくのかというところを、全部見られている、審査されていると思うと、病棟の独特の雰囲気も相まって緊張して声が出ない時があって。そういった精神状態でも声を出せるようにしたいと思い、アナウンススクールに通い始めました」
◆高崎春アナ、看護大学からアナウンサーの道に進んだ大きな決断の理由
アナウンススクールに通い、徐々に人前で話すことに慣れていった高崎アナ。しかし、看護師ではなくアナウンサーの道に進むと決めた当時を振り返り「絶対親に反対されると思ったので、内定をいただくまでは言いませんでした」と話すほど、不安や怖さがあったという。それでも大きな決断を下したのには、2つの理由があった。
「看護師の資格を持っているということと、勉強してきたことは、他の分野に行っても無駄にならないと思ったからです。大学で学ぶ中でも、看護師には保健所で働く道や助産師、企業に務める看護師など、仕事の幅があるということを勉強してきましたので、いろんな選択肢がある中で、アナウンサーも1つありかなと思いました。また、私が大学に入学したのが2020年でちょうどコロナ禍だったんです。自分の職業を決めるという時もまだコロナ禍で、コロナウイルスに関する報道を毎日テレビで目にしていました。そういった報道において、私が力になれないかと思ったのも理由の1つです」
◆高崎春アナ、看護師資格を持っているからこそ伝えられること
高崎アナは就職活動でもアピールしたという「明るくて人が好き」という性格で、辛い経験もプラスに変えてきた。現在「めざましテレビ」を担当し、日々目の前の仕事に奮闘する中で「『アナウンサーとしてどのように会社や社会に貢献できるか』『私はどういう分野に行けば人の役に立つことができるか』ということを考えています」と漠然とした悩みがあると打ち明けてくれたが、それは入社半年にしてすでに自分を俯瞰で見ることができている証拠であろう。そんな高崎アナに、看護師資格を持っているからこそできることは何か尋ねたところ、笑顔でこう返してくれた。
「伝えることで医療や福祉に貢献したいと思っています。もちろん他の分野もそうですが、特に医療や福祉というのは、皆で考える課題が多いと思うんです。なので、視聴者の皆さんに『一緒に考えませんか?』という問いかけができるアナウンサーになりたいです。そして、考えてもらうためには信頼していただくことが必要だと思うので、地道に目の前の仕事に励んでいこうと思います」
なお、様々なことに挑戦し続けた学生時代や「めざましテレビ」で大変だった取材現場、夢を叶えるために必要な精神などについて語った完全版は「フジテレビ×モデルプレス」アナウンサー連載にて公開する。(modelpress編集部)
◆高崎春アナプロフィール
生年月日:2002年1月12日
出身地:茨城県
出身大学:日本赤十字看護大学看護学部
入社年:2024年
担当番組:「めざましテレビ」エンタメキャスター(月曜)、フィールドキャスター(水曜)「ココ調」リポーター(隔週水曜)
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《モデルプレス》