インフルエンザ、千葉など流行入り…沖縄は注意報レベル
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全国におけるインフルエンザの定点あたり患者報告数は、前週の0.73人から、第43週は0.87人に増加。流行開始の目安である1.0人に近づいている。
都道府県別の定点あたり患者報告数は、「沖縄県」11.11人がもっとも多く、「大分県」2.31人、「静岡県」1.56人、「長崎県」1.44人、「愛媛県」1.35人、「鹿児島県」1.35人、「熊本県」1.29人、「茨城県」1.22人、「千葉県」1.16人、「福井県」1.08人と、10県が流行開始の目安である1.0人を上回る。大分、千葉、福井の3県は、第43週で新たに流行期入りした。
このうち、沖縄県では第31週(7月29日~8月4日)に定点あたり患者報告数が11.55人となり、注意報を発令。県全体でインフルエンザ注意報の基準値である10人を超える状況が続いている。
全国の保育所・幼稚園・小学校・中学校・高校からは、第43週のインフルエンザ様疾患による休校が2件、学年閉鎖が19件、学級閉鎖が95件報告されている。
インフルエンザは例年、12月から3月に流行シーズンを迎えることが多い。おもな症状は、38度以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、のどの痛み、鼻汁、咳など。予防には、こまめな手洗い、咳エチケット、ワクチン接種、適度な湿度と換気、人混みや繁華街への外出を控えることなどが有効とされている。
《奥山直美》
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