【大学受験2026】相模女子大、短期大学部募集停止…大学の学科に改組 | NewsCafe

【大学受験2026】相模女子大、短期大学部募集停止…大学の学科に改組

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相模女子大学
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 相模女子大学は2024年10月31日、2026年度より短期大学部の学生募集停止を発表した。あわせて新たな学科「人間社会学部 地域クリエーション学科(仮称・設置構想中)」および「学芸学部 国際コミュニケーション学科(仮称・設置構想中)」を大学に設置する準備を進める。

 相模女子大学短期大学部は、1951年の開学以来、社会の変化や学生のニーズにあわせて、常に進化を続けてきた。これまでにも、いくつかの学科を大学の学科に改組し、現在は食物栄養学科の一学科体制となっている。そして今回、食物栄養学科も大学に改組することとし、短期大学部の学生募集は停止する。2025年度入学生を含むすべての在学生に対しては、責任をもって教育を行う体制を維持し、短期大学部の伝統は、相模女子大学全体として継承し、教育環境などの充実に努める、としている。

 設置構想中の新学科「人間社会学部 地域クリエーション学科」は、これまでの食物栄養学科の枠を超え、新しい視点を加えた学科として、大学に新設する。食、農、地域の食文化、そして観光や地域振興について包括的に学ぶことができ、和食や地域の食材を科学的に分析し、地域資源として活用する方策を検討するとともに、国内外に発信する力を養うという。さらに、観光業を通じた地域活性化やインバウンド需要への対応もカリキュラムに組み込み、持続可能な地域社会の実現に向けた学びを提供する。食物栄養学科で取得可能であった食品衛生管理者・監視員の資格(養成施設に登録予定)に加え、「ドローン操縦」「無線通信技術」「旅行業」に関する国家資格の取得も目指せるようになるという。

 「国際コミュニケーション学科」は、学芸学部英語文化コミュニケーション学科を、発展的に改組する。この学科では、英語に加え、近年影響力を増している韓国や台湾、ASEAN地域の言語や文化など、多極化する国際社会を反映した学びを提供する。また、AIやデジタル技術を用いた新しいコミュニケーション方法に関する知識と技術が習得できる環境を整備する。

 なお、新学科の構想に関する詳しい情報は、2024年11月下旬に大学・短期大学部のWebサイトなどで知らせる予定としている。

《中川和佳》

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